栽培・作業・情報技術の融合と高収益作物の導入による寒地大規模水田営農基盤の強化
摘要 地域インフラ等を活用したICTの有効利用による稲・麦・大豆等の田畑輪換の高度化を図るとともに転換畑にトマト、タマネギを導入した100ha規模の野菜導入型水田作体系等を組み合わせた生産体系を提示する。
k.地域条件を活かした高生産性水田・畑輪作のキーテクノロジーの開発と現地実証に基づく輪作体系の確立
摘要 地域の条件を活かした高生産性水田輪作体系を確立するため、 最適耕起・播種技術を基軸とする効率的な施肥・除草・防除技術について、 北海道地域では、1)混合貯留乾燥装置を断熱材で被覆することにより...
i.根圏域における植物-微生物相互作用と微生物等の機能の解明
摘要 1)寒地土壌における指標微生物群集等の解明に向けて、トマト褐色根腐病あるいはそうか病の発生土壌を用いて環境DNA分析による微生物群集構造解析を行い、病害発生土壌に特有の群集構造が存在することを見...
寒地ハウスにおける花き・野菜の栄養診断に基づく養液土耕栽培の確立
摘要 養液土耕は慣行栽培と比べ約25%の窒素減肥ができ、さらに跡地土壌のpH低下とEC上昇を回避できた。養液土耕では慣行栽培と比べ果実収量が増え所得が高くなることや、灌水・施肥の労力が軽減されることから経...
摘要 道内の異なる地域で採取した4菌株の間で、ジャガイモ6品種に対する根部感染性を比較した結果、3菌株の間に「男爵薯」、「農林1号」、「デジマ」に対する根部感染性に顕著な違いが認められることを解明した。...
ウイルス抵抗性組換え体トマトにおけるサテライトRNAの変異性の解明
摘要 キュウリモザイクウイルス抵抗性組換え体トマト(No.4-7系統)の作出に用いた弱毒サテライトRNA(55-1)は、導入に用いたクローニングベクター中や、組換え体ゲノミックDNA中では全く変異を起こさなかった。...
サテライトRNA遺伝子を導入したウイルス抵抗性トマトにおけるサテライトRNAの変異性の解明(282)
摘要 トマトの形質転換に用いた弱毒サテライトRNA(Sat55-1)を、病原性の異なる3種類のヘルパーCMV粒子に取り込ませた後、汁液接種によりタバコで10代継代し、継代前と継代後のSat55-1の...
遺伝子導入トマトのキュウリモザイクウイルス抵抗性の性状解明と安全性評価(293)
摘要 キュウリモザイクウイルス(CMV)に対する抵抗性トマトの作出のためサテライトRNA遺伝子を導入した■4-7系統について、隔離圃場での安全性評価を行った。遺伝子導入元の品種の秋玉と比較し、訪花昆...
サテライトRNA遺伝子を導入したウイルス抵抗性トマトにおけるサテライトRNAの変異性の解明(296)
摘要 サテライトRNA遺伝子を導入したウイルス抵抗性トマトの安全性を確保するため、サテライトRNAの変異性を検討した。遺伝子導入に用いたcDNAから転写してサテライトRNAを作出し、CMVとともにタ...
キュウリモザイクウイルス弱毒株によるトマトモザイク病の病徴軽減(299)
摘要 キュウリモザイクウイルス(CMV)に感染したトマトにCMVのサテライトRNAを接種するとモザイク症状が軽減する現象の解析のため,当場で保存しているサテライトRNAの分離株の中から有効な株の探索...
エチレン合成抑制遺伝子ETO1の導入による高日持ち性果菜の開発
摘要 植物ホルモンであるエチレンは果実の熟成を促進することが知られており、トマトの過熟、メロンの低温下での品質低下、イチゴの傷害による過熟などの果菜類の劣化を引き起こす。本研究では、エチレン合成抑制...
エチレン合成抑制遺伝子ETO1の導入による高日持ち性果菜の開発(71)
摘要 12年度は、トマトの成葉からETO1遺伝子のホモログLEO1のcDNAを単離した。LEO1は全長を通じてETO1との類似性が高かった。酵母のtwo-hybrid法を用いてETO1タンパクとトマ...
遺伝子導入トマトのキュウリモザイクウイルス抵抗性の性状解明と安全性評価(280)
摘要 キュウリモザイクウイルス抵抗性組換えトマト(■4-7系統)と、親品種『秋玉』の各系統とを一般圃場で栽培し、その形質を比較した。■4-7系統は、秋玉より草丈が低く早く開花する傾向が認められ、また秋...
キュウリモザイクウイルス弱毒株によるトマトモザイク病の病徴軽減(285)
摘要 これまで温室内で確認したキュウリモザイクウイルス(CMV)に感染したトマトにCMVのサテライトRNAを接種するとモザイク症状が軽減する現象の水田ハウスでの実証を試みた。強毒CMVのみを接種した...
摘要 トマトの根端培養にサツマイモネコブセンチュウを接種した結果、感受性品種では寄生が成立し継代培養できた。しかし、抵抗性品種では線虫は侵入を開始するが、すぐに過敏感反応が起き、寄生は成立しなかった...
キュウリモザイクウイルス(CMV)弱毒株の大量接種法の開発(284)
摘要 サテライトRNAを利用したキュウリモザイクウイルス(CMV)弱毒株によるトマト栽培でのCMVの防除を目的として、一般農家に弱毒ウイルス接種トマト苗を大量に供給する方法の確立のため、北海三共株式...
キュウリモザイクウイルス弱毒株によるトマトモザイク病の病徴軽減
摘要 トマト栽培においてキュウリモザイクウイルス(CMV)の感染によるモザイク病は大きな問題となっており、低コストで環境保全型の防除法が求められている。当研究室では、CMVの感染によって激しいモザイ...
サテライトRNA遺伝子を導入したウイルス抵抗性トマトにおけるサテライトRNAの変異性の解明
摘要 サテライトRNAを利用した組換え植物では、キュウリモザイクウイルス(CMV)の感染に伴って増殖するサテライトRNAの変異性が大きな問題として危惧されている。本課題では、組換え体の産業的利用のた...
遺伝子導入トマトのキュウリモザイクウイルス抵抗性の性状解明と安全性評価(285)
摘要 弱毒性のサテライトRNA遺伝子を導入したキュウリモザイクウイルス(CMV)抵抗性トマト系統(No.4-7系統)を供試し、抵抗性の性状を解明するとともに、隔離圃場での安全性評価する。10年度は隔...
遺伝子導入トマトのキュウリモザイクウイルス抵抗性の性状解明と安全性評価
摘要 トマト栽培においてキュウリモザイクウイルス(CMV)が多発して大きな問題となっており、CMVに対する低コスト・環境保全型の防除法として抵抗性の利用が要望されている。しかし、トマトおよび近縁野生...