摘要 三種類の土壌にすき込まれた小麦、とうもろこし、てんさい収穫物残渣から放出される窒素成分の後作物による吸収利用率は5作を経て17~36%、土壌には38~76%が残存した。また、土壌微生物バイオマ...
摘要 環境負荷軽減を図るバイオエネルギーの利用を目指し、てんさいをアルコール原料用に省力・低コストで生産する直播栽培技術の確立を図った。播種深度を1.5cm程度とし、出芽苗の立枯病防除剤5Kg/10...
摘要 てんさい単胚系統の根腐病抵抗性選抜材料の抵抗性検定・選抜、系統間交配による素材育成、系統の増殖を行った。単胚O型個体の選抜及び系統の育成に関しては、米国由来の「7872」系統を選抜、O型系統の...
発病抑止土壌の拮抗作用を利用したテンサイ根腐病抑止技術の開発(173)
摘要 リゾクトニア菌による苗立枯病に対して抑制効果のみられたトリコデルマ菌及びバーテシリウム菌を用いて圃場での根腐病に対する防除試験を行ったところ、株周囲へのふすま・バーミキュライト培養菌体の施用に...
摘要 てんさい、ばれいしょ、春播小麦の後に直播キャベツを3つの播種期で栽培した。いずれの播種期でも前作物がキャベツの発芽・苗立ちや収量に影響しなかった。また、移植キャベツと直播キャベツの跡地に、秋播...
土壌病害を抑制する拮抗微生物を導入したペレット種子の開発(172)
摘要 てん菜根圏に生息する拮抗細菌のテンサイ主要土壌病害に対する抑制効果を明らかにし、製剤化して有効利用法を開発するために、苗立枯病を抑制する菌株を探索し、細菌学的な諸性質によりXanthomona...
摘要 テンサイそう根病に対する拮抗細菌や菌寄生菌の施用、非宿主植物や抵抗性品種の栽培などの組み合わせによる媒介菌の制御法を開発する。そのために土壌中の休眠胞子の検出法の改良、休眠胞子の発芽及び死滅に...
作物残渣等の土壌ストック形成機能の評価と養分フローの動態解明(117)
摘要 土壌の物質循環機能をより高度に活用した総合的な窒素管理方式を開発する一環として、各種土壌(4種類)中における作物残渣(テンサイ、スイートコーン、春小麦)由来の無機窒素集積特性を、特に温度反応モ...
摘要 環境負荷軽減を図るバイオエネルギー利用の一貫として、アルコール原料用てんさいの糖生産を低コストに実現する直播栽培技術の確立を目指して、発芽苗定着率(株立率)の向上、初期生育の確保・収量向上、競...
摘要 連作による減収はあずき、てんさい、だいず、ばれいしょ、春小麦の順に大きかった。有機物の施用はばれいしょ以外の作物の収量を増加させ、特に春小麦の場合は輪作区並に回復させた。土壌消毒処理はあずき、...
摘要 アルコール原料用として育成した一代雑種12系統の他、既存のてん菜一代雑種、飼料用ビートについて、生産力並びにアルコール変換効率等諸特性を調査した結果、根茎重、糖生産量からみて、てんさい一代雑種...
摘要 米国(Seedex社)、オランダ(VDH社)との共同育成27のF1系統(Holly-CMS×JPP12F1、VDH-CMS×JPPの15F1系統)について健全ほ場において生産力、特性検定を行った...
摘要 てんさい現地選抜ほ試験においてそう根病抵抗性系統を含む2系統を選抜し、これらの系統に地方番号「北海77号」及び「北海78号」を付し、9年以降の生産力検定試験、系統適応性検定試験に移すこととした...
摘要 二倍体花粉親5系統及び四倍体花粉親3系統の生産力、抽苔耐性及び褐斑病抵抗性を検定した結果、「モノホマレ」に比べて根重は劣るが糖分、品質が優れていた。抽苔耐性及び褐斑病抵抗性には差は見られなかっ...
摘要 育成品種「マイティ」の両親系統を供試し、種子特性、生産性の改良に関する試験を行った。種子品質の向上(少数胚率及び複胚珠率の低下)に対する採種栽培環境について、栽植密度、窒素施肥量の影響は少なく...
摘要 三種類の土壌にすき込まれた小麦、とうもろこし、てんさい収穫物残渣から放出される窒素成分の後作物による吸収利用率は4作を経て16~35%、土壌には23~55%が残存していた。また、残渣由来窒素の...
摘要 てんさいの蕾培養に関して、シュート形成率における系統間差を検討した。シュート形成率は系統の由来によって大きな変動が見られ、増殖形態(他殖性、自殖性)ではTA-30で他殖系統が、TA-36,37...
摘要 8年度はロシア・ノボシビルスク細胞遺伝学研究所から導入した系統の褐斑病抵抗性で評価・選抜・世代を進めた系統の同病抵抗性を再検定し、抵抗性多胚花粉親8系統を選定した。また、新たにロシアから導入し...
摘要 てんさいの蕾培養におけるシュート形成率を高めるための植物ホルモンの効果を検討した。系統によってシュート形成率は異なったが、基本培地に植物ホルモンを添加すると、同形成率を高めることが示唆された。...
摘要 "高糖・高品質、抽苔耐性、耐病性二、四倍体多胚花粉親系統を育成するために、既存の遺伝資源を用いて選抜・育成を進めている。7年は二倍体花粉親6系統及び四倍体花粉親2系統の生産力、抽苔耐性及び褐斑...