摘要 育成した単胚一代雑種系統について、育成場所の生産力検定試験、北海道の主要公立試験研究機関における現地選抜ほ検定試験、系統適応性検定試験及び現地検定試験を行い優良品種の育成を行った。研究実施期間...
摘要 てんさい単胚種から遺伝的に安定した高糖・高品質単胚二倍体で組合せ能力の高いO型系統並びに雄性不稔種子親系統を育成し、一代雑種品種の育成に供試することを目的に研究を行い、これまで、自家不和合性、...
摘要 てんさいの栽培において、高齢化、離農による大規模化に伴う労働不足、北海道の多様な気象条件が引き起こす病害の発生による生産の不安定性が重要な農業問題となっており、直播栽培による省力・生産コストの...
摘要 てんさい一代雑種品種の育成に当たり、既存の遺伝資源を基に選抜・評価を繰り返し、安定的な糖収量、高品質、抽苔耐性で病害抵抗性かつ組合せ能力の高い二・四倍体多胚花粉親系統の育成を行った。これまでの...
摘要 有用遺伝資源、品種並びに系統の種子の長期保存法を検討するとともに、高品質かつ高収量の一代雑種品種の採種法、有用遺伝資源の増殖に当たり、単胚性の遺伝様式を解明し、単胚性の改良法を検討した。その結...
摘要 てんさいの優良遺伝子型の栄養系として維持及び大量増殖する手法を確立し、育種や優良遺伝子型の維持・増殖の効率化を目的にてんさいの蕾培養に関して研究を行った。その結果、蕾培養条件に関しては、シュー...
摘要 ロシアから導入した遺伝資源から、褐斑病抵抗性に関して育種素材として選抜・育成した系統の同病害抵抗性を評価するとともに、新たにロシアから導入した系統・品種の褐斑病抵抗性の評価を行った。ロシア・ノ...
摘要 大規模畑作地帯の十勝においては労働力競合の緩和等のため通常は移植栽培されるキャベツが直播栽培される可能性がある。基幹畑作物(てんさい、ばれいしょ,春播小麦)の中には後作物の生育・収量に悪影響を...
発病抑止土壌の拮抗作用を利用したテンサイ根腐病抑止技術の開発(121)
摘要 リゾクトニア菌に対する発病抑止土壌から分離された拮抗微生物を利用して、根腐病の防除法の開発を行うことを目的とした。リゾクトニア菌による苗立枯病に対する抑制効果を指標として選抜されたトリコデルマ...
摘要 拮抗細菌の施用法として、バーミキュライト処理、灌注処理、種子処理を比較したところ、バーミキュライト処理で最も高い効果が得られた。ヘイオーツ栽培による土壌中の媒介菌密度の変動を最確値法を用いて調...
摘要 三種類の土壌にすき込まれた小麦、とうもろこし、てんさい収穫物残渣から放出される窒素成分の後作物による吸収利用率は5作を経て17~36%、土壌には38~76%が残存した。また、土壌微生物バイオマ...
摘要 連作条件下における堆肥の施用および土壌消毒に対する主要畑作物の反応を明らかにしようとした。連作による減収はあずき、てんさい、だいず、ばれいしょ、春小麦の順に大きかった。堆肥の施用はだいず以外の...
摘要 アルコール原料用として育成した一代雑種の他、既存のてん菜一代雑種、飼料用ビートについて、生産力並びにアルコール変換効率等諸特性を調査した結果、複数のエタノール原料用てんさい一代雑種が育成され、...
摘要 オランダ(VDH社)及びドイツ(KWS社)との共同育成34のF1系統(VDH-CMS×JPPの18F1系統、KWS-CMS×JPPの16F1系統)について健全ほ場において生産力、特性検定を行った...
摘要 てんさい単胚系統の根腐病抵抗性選抜材料の抵抗性検定・選抜並びに系統間交配による素材育成と育成系統の増殖を行った。単胚O型個体の選抜及び系統の育成に関しては、「7872」系統を選抜、O型系統の育...
摘要 二倍体花粉親5系統の生産力、抽苔耐性及び褐斑病抵抗性を検定した結果、「モノホマレ」に比べて根重は劣るが糖分、品質が優れていた。抽苔耐性及び褐斑病抵抗性には差は見られなかった。これらの結果から花...
摘要 国際共同研究の親系統を用いて種子特性、生産性の改良並びに育成一代雑種系統の優良種子増殖技術の確立に関して試験した結果、導入した雄性不稔種子親系統の単胚率にばらつきのあること、また、これらとの一...
摘要 てんさいの蕾培養に関して、シュート形成率は系統の由来によって大きな変動が見られ、胚数性(単胚性、多胚性)では多胚系統がシュート形成率の高いことが示されたが、同一由来系統について調べた結果、その...
摘要 ロシアと日本において、両国の気象条件下における抽苔耐性について検定した結果、検定年次・検定場所・方法の違いはあるものの、両国における育成系統の抽苔発現反応はほぼ一致していた。ロシア育成の品種の...
摘要 てんさい現地選抜ほ試験において高収量・高品質の1系統を選抜し、この系統に地方番号「北海79号」を付し、10年度以降の生産力検定試験、系統適応性検定試験に移すこととした。この系統の抽苔耐性は「モ...