てんさい直播栽培における中苗期土壌病害総合防除技術の開発(124)
摘要 苗立枯病の発生に及ぼす前作の影響として、テンサイ以外の畑作物の跡地における発生の増加が少ないこと、野生エンバクは夏以降に播種し、気温が低下してからすき込む必要があることを明らかにした。資材の影...
摘要 低温伸長性及び立枯病抵抗性の検定法、精密播種機を利用した効率的なほ場直播試験法について検討した。低温伸長性検定法は、地上部、地下部の両検定法を検討した結果、両検定法で供試系統間差を認め、検定手...
てんさい直播栽培における中苗期土壌病害総合防除技術の開発(140)
摘要 薬剤粉衣ペレット種子を直播した場合の苗立枯病の発生実態、即効性窒素肥料、拮抗微生物、殺菌剤による防除効果、前作の影響について調査した。5月上旬以降に播種するとAphanomyces菌による苗立枯病の発生...
摘要 直播適性に関与する要因で重要な低温発芽性及び苗立枯病抵抗性の検定法を検討した。低温発芽性に関しては、簡易発芽試験の結果、低温条件下の発芽日数や発芽率は明らかな遺伝形質であることが確認され、有望...
植物由来抗菌性物質を利用したストレプトマイセス属菌土壌病害の制御(280)
摘要 21科40種の植物根の水抽出液のうち、フウロソウ科のノハラフウロはジャガイモそうか病菌の2種、サツマイモ立枯病菌、サトイモ芽つぶれ症菌及び亀の甲症菌の計5種に、ユリ科のニラ、バラ科のワレモコウ...
土壌病害に対する根圏細菌の拮抗機構の解明と利用技術の開発(122)
摘要 コムギ立枯病に抑制効果のある根圏細菌が生産する抗菌物質を明らかにし、それらを欠失するトランスポゾン導入変異株を作製し、発病抑制における物質生産の役割を明らかにした。また、細菌を導入したビーズに...
土壌病害に対する根圏細菌の拮抗機構の解明と利用技術の開発(122)
摘要 Pseudomonas fluorescens W8aおよび変異株の根圏定着性を調べるために、5種類の抗生物質を加えたKB培地を選択培地とし、種子に菌体を処理後、種子と根の菌数を計数したところ...
発病抑止土壌の拮抗作用を利用したテンサイ根腐病抑止技術の開発(121)
摘要 リゾクトニア菌に対する発病抑止土壌から分離された拮抗微生物を利用して、根腐病の防除法の開発を行うことを目的とした。リゾクトニア菌による苗立枯病に対する抑制効果を指標として選抜されたトリコデルマ...
摘要 環境負荷軽減を図るバイオエネルギーの利用を目指し、てんさいをアルコール原料用に省力・低コストで生産する直播栽培技術の確立を図った。播種深度を1.5cm程度とし、出芽苗の立枯病防除剤5Kg/10...
土壌病害に対する根圏細菌の拮抗機構の解明と利用技術の開発(174)
摘要 8年度はコムギ立枯病の発病抑制能をもつ根圏細菌Pseudomonas fluorescens W8aにトランスポゾンを導入し、作出したトランスコンジュガント3700菌株より、ピロールニトリン、...
発病抑止土壌の拮抗作用を利用したテンサイ根腐病抑止技術の開発(173)
摘要 リゾクトニア菌による苗立枯病に対して抑制効果のみられたトリコデルマ菌及びバーテシリウム菌を用いて圃場での根腐病に対する防除試験を行ったところ、株周囲へのふすま・バーミキュライト培養菌体の施用に...
土壌病害を抑制する拮抗微生物を導入したペレット種子の開発(172)
摘要 てん菜根圏に生息する拮抗細菌のテンサイ主要土壌病害に対する抑制効果を明らかにし、製剤化して有効利用法を開発するために、苗立枯病を抑制する菌株を探索し、細菌学的な諸性質によりXanthomona...
摘要 環境負荷軽減を図るバイオエネルギー利用の一貫として、アルコール原料用てんさいの糖生産を低コストに実現する直播栽培技術の確立を目指して、発芽苗定着率(株立率)の向上、初期生育の確保・収量向上、競...
摘要 平成4年度はコムギ初作区~連作3年目区における収量構成要素の比較、連作3・4年目圃場における耕種処理による収量構成要素の変動の比較を行った。連作年次により収量構成要素は有意に変化しなかった。ま...
連・輪作に伴う生物間相互作用を活用した生育障害防止技術の開発(150)
摘要 テンサイ根腐病の激発後の発病衰退現象を再現するために、圃場に栽培したテンサイに7月に病原菌を接種し、10月に罹病根の周りの土壌を採集して苗立枯病を指標として検定したところ抑止性は認められなかっ...
コムギ立枯病の発病抑止要因の探索と有効利用法の開発(147)
摘要 コムギを長期間連作し、立枯病抑止性になった畑にジャガイモを1作栽培した土壌のコムギ立枯病抑止性は、継続栽培した畑の土壌と差がなかった。この抑止性は、45~50゜Cで消失する生物的要因によること...
てんさい主要土壌病害の発病抑止因子の探索と有効利用法の解明(270)
摘要 テンサイ苗立枯病、根腐病の生物的防除法を開発する目的で、根圏に生息する拮抗微生物を探索し、根圏における定着性、発病抑制の機構、ペレット種子への導入による利用法等について検討した。苗立枯病を抑制...
摘要 コムギ連作3年目の圃場において麦稈すき込み処理、耕起処理を行い、2年目、3年目圃場において播種期、播種量、追肥処理を行った。麦稈すき込みによる生育収量への有意な差は見られなかった。また、播種期...
コムギ立枯病の発病抑止要因の探索と有効利用法の開発(288)
摘要 コムギ立枯病の発病抑止要因を探索するとともに、抑止作用のメカニズムを明らかにし、抑止要因の施用や土壌環境の改変等による抑止作用の増強によって有効利用法を開発するために、コムギ栽培土壌の抑止作用...