京都府の飼養実態に即した高泌乳牛に対するイネ発酵粗飼料の調製・給与技術の確立
摘要 イネWCS生産・調製・給与に関する既存技術を踏まえた上で、調製時のサプリメント添加や給与方法の工夫により嗜好性向上を図り、分離給与によっても高泌乳牛に対し飼料設計どおりの養分を摂取させることがで...
摘要 近年、飼養管理の高度化に伴い、飼料設計にも高い精度が要求されている。それに対応するため、現地で飼料成分を簡易かつ正確に把握する手法を開発する。飼料中粗脂肪の簡易迅速測定法:試料をろ紙に包み、保...
摘要 〔背景・目的〕現在の日本飼養標準では,初産牛泌乳初期における乾物摂取量は低く推移してしまうことから,TDN含量を高める給与飼料設計と飼料摂取量を高める工夫を必要としているが,明確な指標を示してい...
f.発酵TMR利用のための大規模生産・調製・流通・給与技術の開発
摘要 より高品質、低コストな発酵TMRの輸送方式開発を目指し、雑菌の増殖を抑えるバクテリオシンを産生する新規乳酸菌株のスクリーニングおよび飼料運搬用コンテナの試作を行った。さらに、細断型ロールベーラで...
摘要 ○目的:黒毛和種の肥育では、濃厚飼料を多給した飼養方式が一般的であるが、適正量の飼料給与が行われない場合には、栄養成分のロスによる飼料費の拡大だけでなく、過剰発生したアンモニア等の処理のために内...
摘要 搾乳牛を放牧草由来TDN摂取量が10~30%となる条件で飼養し、摂取飼料全体のTDN/CP比を4以上とする併給飼料設計で、舎飼飼養と同等の乳生産と乳成分を達成できること、放牧草の乾物摂取量が3kg/日程度でも購...
搾乳ロボット利用技術の確立による超省力酪農経営類型モデルの策定
摘要 舎飼方式におけるロボット搾乳施設への導入時の馴致効果、乳量・乳成分、繁殖等に及ぼす影響を明らかにし、これらに基づいた飼料設計と経営モデルを示す。ア)ロボット搾乳施設への移行前に5日間馴致した群...
革新的農業技術導入促進事業「ペレニアルライグラス「ポコロ」を活用する自給飼料依存型酪農の現地実証」
摘要 ア.試験目的:天北農試が開発した新品種「ポコロ」の早急な普及拡大を目指して草地への簡易・低コストな導入・定着技術と採草利用技術を現地において実証・展示する。イ.試験方法 (ア) PR「ポコロ」の栽培...
摘要 BSEの発生以降、動物由来の飼料の利用が禁止された。そこで、これらに代わって、窒素排泄量を低減させる等環境に配慮しつつ、乳生産を低下させることのない飼料を用いた栄養管理技術を開発する。現在までの...
10 乳肉用牛の放牧管理技術の開発1 搾乳牛の小規模放牧技術
摘要 (1)放牧条件下における牧草品種の評価 前年度新たに4草種6品種を供試した放牧試験地を造成して、乳用育成牛3頭による放牧試験を行った。なお、前年度までの試験結果から、放牧前草高をこれまでよりも5cm高...
摘要 沖縄県内での黒毛和種繁殖母牛および子牛の血液性状から栄養管理との関係を導きだし、適切な飼料設計を確立することで農家経営に寄与する。 これまで、県内の子牛体型は地域ごとに差がみられ体重・体高が宮...
摘要 魚粉等動物飼料に代わる蛋白質飼料を利用することにより小腸から吸収される飼料蛋白質と微生物蛋白質の量と質(アミノ酸組成)を最適化し、安全性と経済性を確保しながら、高泌乳と窒素排泄量の低減を同時に...
摘要 高泌乳牛による飼養試験と出納試験を行い、高位生乳生産と窒素排泄量の削減が両立できる飼料設計指針を策定し、新配合飼料を開発する。 研究対象 乳用牛 戦略 畜産 専門 繁殖 部門 牛
地域の飼養実態に即した高泌乳牛に対するイネ発酵粗飼料の調製・給与技術の確立
摘要 1.背景・目的:府内でのイネ発酵粗飼料(イネWCS)利用は、肉用繁殖牛農家が中心で、乳牛への普及は進んでいない。その理由の一つに、酪農家の間にイネWCSの嗜好性や品質安定性に対する根強い不安があること...
飼料イネのTMRロールベールサイレージ化による乳牛への給与技術の開発
摘要 細断した飼料イネを高栄養価のTMRに調製すると同時に、流通可能なロールベールサイレージに加工し、乳牛へ給与する技術を開発する。そのため、高品質TMRロールベールサイレージ調製に適した飼料設計および混...
摘要 多岐の項目による高い精度の飼料設計に基づく高度な大家畜の飼養管理に対応するため、飼料成分を現地でより簡易に、より正確に分析できる方法を開発する。(i)RQflexによるリン、カリ、粗蛋白の分析法を確...
摘要 目的:本県酪農は、飼養頭数が全国第3位、粗生産額は246億円と県内農業の9%を占め、作目別で第4位の位置にある。しかし、平均飼養規模は全国第39位と小さく、1頭当たり乳量も全国平均を下回って推移してい...
摘要 目的:化学資材等を添加して調製したでん粉粕サイレージの安全性を確認するとともに、牛ルーメン内でのでん粉粕の分解特性を明らかにし、最適なルーメン発酵制御を目指した給与技術の確立を図る。また、黒毛...
大規模酪農経営体における高位乳生産に向けた飼養管理技術体系の確立
摘要 目的:県内の大規模階層においては、近年100頭規模や法人経営体が増加しており、この経営体は戸数では2%のシェアであるが、頭数で15%を占めるに至っている。また、現場では、規模拡大において、哺乳作業の...