摘要 (目的)森林で放牧することにより、飼養管理労力の軽減や下草利用による飼料費の節減等低コスト肉用牛生産技術を確立し、下草刈り労力の軽減や糞尿の施肥効果など畜産・林業両面からの経済性も検討し、中山...
摘要 1 目的:暖地型牧草は高温や干ばつに強いのが特徴で、夏場の草量確保に有効で、長期的な草地の維持管理も比較的容易である。島根県では耐寒性の問題から普及していなかったが、温暖化と品種改良に伴い県内の...
5 中山間地域の遊休農地、転作田等を活用した黒毛和種育成技術の確立(4)中山間地域の肉用牛放牧技術体系の現地実証 1)遊休桑園の放牧利用飼養体系の現地実証と経営経済評価 ア 現地実証
摘要 中山間地域に数多く存在する遊休桑園を黒毛和種の放牧に利用して有効活用を図るため、現地実証において過年度造成草地の放牧利用(1、2年目)を行い植生及び牧養力等を調査し、さらに前年度に固形肥料散布機...
摘要 野草等の有効活用を目的として、中山間地の未利用傾斜地、耕作放棄地において黒毛和種繁殖雌牛を用いた小規模放牧を実証する。更に、これを応用することで、地域の里山を有効利用し、和牛生産農家の飼料費の...
摘要 1.目的:採卵鶏の「平飼い」方式によって生産された卵や自家処理した鶏肉は、中山間地域における高付加価値商品として、需要が期待できる。しかし、現在の「平飼い」の飼養方式は床面に産み落とされた巣外...
摘要 (目的)森林で放牧することにより、飼養管理労力の軽減や下草利用による飼料費の節減等低コスト肉用牛生産技術を確立し、下草刈り労力の軽減や糞尿の施肥効果など畜産・林業両面からの経済性も検討し、中山...
中山間地域における低利用農用地の放牧利用による獣害回避と農用地管理システムの確立
摘要 本県中山間地域において増加傾向にある低利用農用地(耕作放棄地・放任樹園地等)の肉用牛放牧利用による獣害回避と農用地の保全管理システムを検討する。これまで、県内の獣害被害状況の把握や放牧による獣...
摘要 (i)受精卵移植簡易化技術の確立:受精卵の採卵技術及び凍結保存技術の簡易化を図る。簡易採卵装置(1人)での実用性が実証された。ガラス化凍結した受精卵をストロー内融解・ダイレクト移植により、凍結融解処...
摘要 県内の中山間地に多い、耕作が放棄された荒廃地に和牛を放牧し、牛の蹄耕法によるシバ草地化の実証試験を行い、本県独特の地形、土質、自然環境下における牛の放牧による農地の荒廃防止効果や、草生量や草種...
(6)中標高地または小規模経営体に対応した牧草地造成と放牧技術の確立
摘要 標高500m前後の中標高地に適した草種の選定や、小規模面積での放牧利用については前試験課題の成果が適用できないことがら、この標高地帯に適した草地造成技術や放牧技術を確立することにより、中山間地での...
摘要 大型機械による収穫・調製の困難な狭小分散地においては、ブッシュクリーナを用いて牧草の収穫・調製が行われているが、労働負荷が大きい。水稲用バインダによる刈り取りとハセ掛けによる乾草調製を行い、ブ...
摘要 草地試験場山地支場で開発された天水集水方式を参考にして遊休農地等における放牧家畜の飲水確保技術を確立する。船引町に設置した施設では、3月~12月の282日間における飲水を確保することができたが、6月...
5 中山間地域の遊休農地、転作田等を活用した黒毛和種育成技術の確立(4)中山間地域の肉用牛放牧技術体系の現地実証 2)転作田の放牧利用飼養体系の現地実証と経営経済評価 ア 現地実証
摘要 転作田に牧草を播種し、昼夜放牧での放牧利用飼養体系を現地実証する。転作田放牧地約60aに黒毛和種繁殖牛を122日間放牧した結果、牧養力は555CDとなった。また、パイプハウス廃材利用による電気牧柵方式で...
中山間地域特性を活かした生産技術開発試験 4絹糸昆虫の新利用技術の開発 (1)野蚕繭の安定生産技術の確立 ア野蚕の安定飼育技術の確立
摘要 天蚕の年2回飼育法について検討する。天蚕の卵の孵化率を80%以上得るためには、3月5日までに冷蔵庫のチルド室で冷蔵を開始する必要がある。2回飼育の場合稚蚕期を天敵が侵入しない状況で飼育することは、...
摘要 目的:水田農業における肉用牛導入および転作田を利用した高品質牧草生産による経営の複合化・多角化に向けた技術的・経営的課題を整理し、有効な技術の体系化・現地実証や経営モデルの策定などにより、「地...
中山間地域の平飼養鶏を介した未利用木質系資源の有効活用技術の開発
摘要 中山間地域で排出される製材チップ、樹皮、剪定枝等の木質系資源の有効活用を図るため、平飼養鶏の敷き料としての利用性や堆肥化を高める技術を確立する。産卵鶏の敷料に杉皮を使用して試験を実施中。 研...
二次林伐採跡地における地表処理がシバ型草種の導入に及ぼす効果とその要因解明
摘要 中国中山間地域で十分な放牧地面積を確保するため、未利用の二次林を伐採し、地表に堆積する落葉・落枝に対し、放置、除去、焼却するという3種類の処理を加えた。各処理区にシバ型草種センチピードグラスを...
摘要 i)180頭規模の土地利用型和牛繁殖経営では、哺乳ロボットの導入、自給飼料生産の一部作業委託、堆肥センターの共同運営により省力化を図り、経営を展開しているという特徴を解明した。ii)耕地面積60ha規模...
摘要 基幹となる放牧草地に野草地と冬季放牧用のイタリアンライグラス草地等(約120a、放牧開始時現存量220kgDM/10a)を組み合わせることにより、周年放牧を実現した。また、冬季放牧後のイタリアンライグラス草...
摘要 牧草の生育が停滞する晩夏から秋期にスイートコーンの残渣茎葉とクワの茎葉を放牧利用することによって、牧草のみの場合に比べて放牧期間を1.5ヶ月延長できることを明らかにした。