摘要 全齢人工飼料育に適合した防疫管理技術の開発を目的とし、人工飼料育における蚕病発生及び薬剤耐性菌の出現、飼育環境における病原菌の検出等に関する調査を行った。その結果、人工飼料育における蚕病発生は...
環境ストレスに対する桑の生育反応及び生体防御機構の解明―病原菌等ストレスに対する桑の生体防御機構の解明―
摘要 機械収穫は病原菌が多数生息する土壌付近で桑枝を切断し、密植栽培は桑の樹勢を弱めると共に病原菌の繁殖に適した多湿条件を与え、周年栽培は、桑の抵抗性が弱まる初秋季にも侵入開口部を病原菌に提供してし...
環境ストレスに対する桑の生育反応及び生体防御機構の解明-環境ストレスによる桑の遺伝子発現-
摘要 近年、多回育養蚕に対応して密植での低位置伐採収穫による樹勢の低下や桑園内環境の悪化により、いろいろな病気が助長されつつある。一方、桑枝で生産されるファイトアレキシンは枝枯れ性糸状菌病の抵抗性に...
摘要 桑新品種のみつしげり、ゆきまさり、みつみなみ、たちみどり、ゆきあさひ、ひのさかり、はちのせ及び対照の一ノ瀬を供試し、植付け当年の晩秋期の枝条伸長、節間長、葉の大きさ、裏うどんこ病発生状況を調査...
摘要 桑遺伝資源の特性評価について、第2次特性は再発芽力に21品種・系統、桑病害抵抗性に146品種・系統、さらに第3次特性は2年目の収量について83品種・系統を用いて行った。これら特性調査のうちで、...
摘要 桑遺伝資源として栽植中の260品種について、赤渋病及び裏うどんこ病の発生状況を調査したところ、両者ともに品種間差異が認められた。赤渋病に対しては「改良赤芽魯桑」「群馬赤木」「長沼」「島ノ内」等...
摘要 "1994年から2ケ年調査計画の第2次特性(耐病性など)及び第3次特性(収量)について2品種・7系統を調査した。その結果縮葉細菌病抵抗性の「春日・黒」ほか2点、裏うどんこ病抵抗性の「M38」ほ...
摘要 育種目標にそって、「かんまさり」ほか3品種を母本に、「しんいちのせ」4倍体ほか2品種を父本とした合計5組合せの交配を行い、育苗フレ-ムで育苗を行った。晩秋期に発育不良、多裂葉、側枝多条、萎縮病...
摘要 桑遺伝資源の特性評価について、第1次特性として14品種の花性及び果実等、第2次特性として発芽の早晩に55品種・系統、桑病害抵抗性に78品種・系統、さらに第3次特性の収量性について、春期と晩秋期...
摘要 桑品種「一ノ瀬」(4裂葉)の周縁キメラ状芽状変異から不定芽を誘導して得た20個体の形態を調査したところ、19個体は原品種の「一ノ瀬」に復帰し、1個体は全縁葉を展開し、この芽状変異は4裂葉性の細...
摘要 特性評価データを効率的に処理するためのデータベースを“R:BASE PRO””を用いて構築した。メキシコから50系統の桑を導入し、形態的特性を調査したところ、カラヤマグワまたはログワに属すると思...
摘要 新たに2品種、7系統の第一次特性(49項目)を調査した。耐病性等の第二次特性(13項目)、収量性等の第三次特性については、1993年分と併せて17点を調査した。その結果、枝の長い「M32」、枝...
摘要 東北地方の少雪寒冷地及びやませ地帯に適する良質多収、耐病性を有する優良桑品種を育成する。種々の育種目標にそって、昭和58年から平成5年までに交雑に用いた組合せ数は延べ60組合せ、そのうち3倍体...
摘要 東北地方の繭生産は全国の26%をしめているが、その生産性は全国レベルよりかなり低く、その最大の原因は桑葉の低生産性にあると言われている。そこで、少雪寒冷地ややませ地帯向きの良質多収で耐病性、耐...
摘要 「農林水産省ジーンバンク事業」第2期の初年度は、桑遺伝資源の第2、3次特性評価を行った。第2次調査は発芽の早晩、挿木発根力及び葉の硬化等について31品種・系統、再発芽力について20品種・系統、...
摘要 21世紀型養蚕を目指すには、これまでに試験的に行われたきた極く小規模の全齢人工飼料育をさらに発展させ、普及に移し得る技術体系を確立する必要がある。なかでも防疫管理技術の確立は、蚕作の安定及び施...
摘要 5年度は、主に多収・病害抵抗性桑品種の育成を目標に8組合せの交雑を実施し、1286個体を育苗した。第1次選抜試験では樹型、枝条構成、葉形、秋季の葉の硬化、および病害の発生状況などを調査し、植付...
摘要 本研究は、クワの花器を種々の条件下で培養することによって従来の交雑育種では作出が困難な有用な変異体や純系を作出することを狙いとするものである。培養には主として雄花穂を用い、花器からの植物体の発...
摘要 桑品種「しんいちのせ」など11品種・系統の冬芽を生長調節物質を添加したMS培地で暗培養し、得られた雄花穂を細断して同様な培地で16時間照明下で培養したところ植物体が得られたが、植物体の出現およ...
摘要 新たに5品種、3系統について葉、枝など形態的な第一次特性(49項目)を、耐病性など第二次特性(13項目)は前年度分と合わせて24点を、第三次特性の収量は前年度分と合わせて13点を調査した。その...