摘要 目的:定期的に大豆の生育状況を把握し、当該年の生育特徴や作柄の解析を行い、栽培指導上の資料を得る。 計画:小麦-そば-大豆-ばれいしょ-小麦の輪作体系・所定の耕種条件下で大豆品種「おおすず」「...
摘要 実需者ニーズに応える高品質大豆の安定生産を図るため、収穫期幅をさらに拡大するための早生新品種の栽培法、品質向上及び安定多収技術を開発する。(1)早生の有望品種として豆腐加工適性の高い「たまうら...
作物の病虫害抑止力と土壌管理法を活用した大豆の土壌伝染性病虫害の制御
摘要 i) ツアペック合成培地の硝酸態窒素に根粒由来窒素のアラントインを置換投与すると、ダイズ黒根腐病菌の耐久性器官である微小菌核の形成が誘導・促進された。滅菌バーミキュライトで育成したダイズに窒素源...
摘要 実需者ニーズに応える高品質大豆の安定生産を図るため、収穫期幅をさらに拡大するための早生新品種の栽培法、品質向上及び安定多収技術を開発する。(1)早生の有望品種として豆腐加工適性の高い「たまうら...
摘要 15年に探索・収集した遺伝資源は、植物部門については国内172点、海外で394点、微生物部門については国内が79点、動物部門については国内5点、海外1点であり、年度末におけるサブバンクとしての保存点数は植...
作物の病虫害抑止力と土壌管理法を活用した大豆の土壌伝染性病虫害の制御
摘要 根粒超着生系統の大豆では非着生系統や着生系統の大豆に比べて生育後半から根粒が供給する窒素のウレイドが特異的に増加し、それに応じてダイズ黒根腐病の発病度が上昇した。このことから、ウレイドが黒根腐...
摘要 i)不耕起栽培ではロータリ耕に比べて、トウモロコシでアーバスキュラー菌根菌の感染が促進され、生育初期に窒素吸収量が4%、リン吸収量が13%ほど増加し、その結果、トウモロコシの初期生育が15%以上増大し...
摘要 i)前年夏のトウモロコシやソバ作に施用した化成肥料の一部もしくは全部を牛糞堆肥で代替しても、トウモロコシの初期生育におけるアーバスキュラー菌根菌の感染率は低下しなかった。また、エンバクなど宿主作...
摘要 i)大豆野生種の黒根腐病抵抗性の遺伝解析を進め、主導遺伝子の存在を推定した。ii)甘しょの立枯病抵抗性選抜マーカー候補を絞り込み、抵抗性判定に有効な2プライマーを得た。この2つのマーカーの組合わせ...
マメ科作物土壌伝染性病害に対する作物の発病抑止機能の解析と新たな耕種的防除法の開発
摘要 ダイズ黒根腐病激発圃場にて、根粒着生能の異なる3系統(エンレイとその突然変異体であるEnb0-1-2とEn1282)を栽培したところ、非着生系統では着生系統に比べ発病が軽微であり、逆に超着生系統では激しく発...
摘要 リポキシゲナーゼ欠失ダイズ「エルスター」で、黒根腐病が発生した。「エルスター」を含むリポキシゲナーゼ欠失特性をもつダイズ品種とその戻し交雑親品種の黒根腐病抵抗性を比較検討し、リポキシゲナーゼ欠...
摘要 近縁野生種(ツルマメ)の黒根腐病抵抗性検定を行った結果、11年の観音台圃場では、全体として発生程度は中程度であった。供試したツルマメ24系統では抵抗性程度に顕著な系統間差が認められた(発病度0~40....
DNAマーカーを用いた大豆のストレス耐性関連遺伝子のマッピング
摘要 大豆は、寒地では畑作農業の基幹作物として、水田地帯では主要な転作作物として、営農上重要な位置を占めている。ところが、大豆はストレス耐性が不十分で、低温等の環境ストレスによって収量や種子の外観品...
リポキシゲナーゼ欠失ダイズ品種・系統の黒根腐病抵抗性(282)
摘要 リポキシゲナーゼ欠失ダイズ「エルスター」とその戻し交雑親である「フクユタカ」について,黒根腐病の発生程度を比較したところ,常に「エルスター」の発病程度が「フクユタカ」を上回った。このことから,...
マメ科作物土壌伝染性病害に対する作物の発病抑止機能の解析と新たな耕種的防除法の開発(119)
摘要 ダイズ黒根腐病の発病率の推移は、播種後4週目まではエンレイ、エンレイの根粒超着生突然変異系統及び根粒非着生突然変異系統の3系統間に大きな差は見られなかったが、8週目以降は超着生系統では発病率が...
摘要 早晩性および毛茸色に関する準同質遺伝子系統の裂皮抵抗性を分析したところ系統間差異が認められ、裂皮発生率と発生程度は、Harosoy、Harosoy-E1、Harosoy-e3、Harosoy-e4が低く、Harosoy-TとHarosoy-e2が高...
ダイズ黒根腐病抵抗性遺伝資源の探索と利用技術の確立(168)
摘要 近縁野生種(ツルマメ)の黒根腐病に対する抵抗性検定を行った。その結果、平成12年の観音台圃場では、6月以降の夏季は高温かつ少雨に推移したため発生程度は極めて少なかった。平成12年10月19日の...
摘要 ダイズ黒根腐病は、転換畑を中心として北海道を除く全国各地で発生し、土壌伝染性の難防除病害としてダイズの安定生産を阻害する重大要因となっている。本病に対する有効な防除法は熱水土壌消毒法、田畑輪換...
ダイズ黒根腐病抵抗性検定法の確立と抵抗性育種素材の探索・利用(178)
摘要 ダイズ黒根腐病について、幼植物段階で判定可能な本病抵抗性の早期・簡易検定法を開発するとともに、既知の品種より高度の抵抗性を有する品種や系統の選抜を試みた。その結果、播種後約3週間で抵抗性程度が...
マメ科作物土壌伝染性病害に対する作物の発病抑止機能の解析と新たな耕種的防除法の開発
摘要 マメ科作物の黒根腐病はだいずに大きな被害を与えている。本病の防除法として湛水処理が有効とされているが、現実的にはこのような対応は困難な場合が多い。また、抵抗性遺伝子の探索も進められているが、こ...