摘要 DNAマーカーを用いたニホンナシやカンキツの高精度遺伝子の地図を構築に関しては、a) ニホンナシ「豊水」の塩基配列情報を基に、4塩基、5塩基もしくは10~14塩基モチーフを持つ120種類の新規SSRマーカーを開...
2 りんごの生理障害を回避するための総合的管理技術の開発 (3) ふじの果実障害発生の要因解明と防止法の確立 1) ふじの「内部褐変」の発生要因解明と防止方法 イ.有袋
摘要 目的:‘ふじ’の有袋果に対して、高品質で褐変発生を低く抑える可能性がある超低酸素CAについて検討する。成果:超低酸素条件で貯蔵した場合、果実品質の劣化を軽減できるのは、収穫適期1週間前に収穫した果...
摘要 目的:高品質で褐変発生を低く抑える可能性がある超低酸素CAについて検討する。成果:超低酸素貯蔵(酸素濃度1%)で果実品質の劣化を軽減できるのは、平成21年産では5か月貯蔵までであった。なお、若干の...
摘要 目的:‘ふじ’有袋果に対して、収穫時期別に1-MCP(エチレン受容体ブロック剤)を処理し、果肉褐変が発生しない収穫時期及び貯蔵期間を探る。成果:1-MCP処理した有袋果における内部褐変の発生は、収穫日が...
摘要 目的:無袋果‘ふじ’に対して収穫時期別に1-MCP(エチレン受容体ブロック剤)を処理し、果肉褐変が発生しない収穫時期及び貯蔵期間を探る。成果:1-MCP処理による内部褐変軽減効果はみられなかった。貯蔵や...
2 りんごの生理障害を回避するための総合的管理技術の開発 (3) ふじの果実障害発生の要因解明と防止法の確立 1) ふじの「内部褐変」の発生要因解明と防止方法 (1) 気象等環境条件が発生に及ぼす影響
摘要 目的:‘ふじ’の内部褐変は4月平均気温と8月平均気温から発生の多寡を判別できることが分かった。そこで、4月、8月の気温を高温設定した実証試験により内部褐変の発生の多少を検証する。成果:春季にビニ...
摘要 目的:内部褐変の発生が異なる‘ふじ’無袋果及び有袋果で果肉中の総ポリフェノール含量、ポリフェノールオキシダーゼ活性及び果汁の褐変程度が異なるのか検討する。 成果:生育期~収穫・貯蔵において、無袋...
2 高品質栽培技術と収穫果の品質管理技術の開発 (1) ふじの果実障害発生の要因解明と防止法の確立 3) ふじの内部褐変発生防止法 (ii) 低酸素CA貯蔵条件の検討:無酸素貯蔵による実証試験
摘要 目的:無酸素で一定期間貯蔵し、褐変原因物質アルデヒド類を無呼吸でアルコール類に変化させ、褐変を防止できるか検討する。 成果:収穫後15日間普通冷蔵した後に、酸素、二酸化炭素ともに0%条件下に置き、...
摘要 目的:低酸素CA貯蔵において高品質で褐変を低く抑えることができるか検討する。 成果:低酸素(1、1.6、2.2%でいずれも炭酸ガス濃度2.2%)の中で、平成17年度産‘ふじ’有袋果は1%区で酸度が高く保持する傾...
摘要 目的:低酸素CA貯蔵において高品質で褐変を低く抑えることができるか検討する。 成果:低酸素(1、1.6、2.2%でいずれも炭酸ガス濃度2.2%)の中で、平成17年度産‘ふじ’無袋果は1%区で酸度が高く保持する傾...
2 高品質栽培技術と収穫果の品質管理技術の開発 (1) ふじの果実障害発生の要因解明と防止法の確立 3) ふじの内部褐変発生防止法 (i) 1-MCP利用と収穫時期の関係
摘要 目的:1-MCP処理で果肉褐変が発生しない収穫時期を探る。 成果:収穫時期が遅くなると、1-MCP処理区で無処理より果肉褐変が増加することを確認した。処理区の果心内エチレンが低かったことから、褐変とは密...
摘要 目的:果肉褐変部と健全部のポリフェノール含量を比較し、内部褐変とポリフェノールの関係を検討する。 成果:内部褐変はポリフェノールオキシダーゼによるポリフェノール類の酸化であり、4℃でも進行するこ...
摘要 目的:貯蔵期間における無袋果・有袋果別の果実品質の差異を検討する。 成果:糖度、酸度及び蜜入り指数は無袋果が有袋果より高く推移し、硬度は有袋果が無袋果より高く推移した。
摘要 目的:内部褐変の発生は夏期冷涼な年や蜜入り果で多く、有袋果で少ないことが知られているが、そのメカニズムは不明である。ここでは2005年産の無袋・有袋果の貯蔵中における内部褐変発生の差異を検討する。...
2 高品質栽培技術と収穫果の品質管理技術の開発 (1) ふじの果実障害発生の要因解明と防止法の確立 2) ふじの「内部褐変」発生の要因解明 (i) 気象等環境条件が発生に及ぼす影響
摘要 目的:貯蔵障害「内部褐変」の発生は多い年と少ない年があるので、発生と果実品質との関係を検討する。 成果:内部褐変の多い年の果実は少ない年に比べ、果実肥大が大きく、硬度と酸度が低く、蜜入れが早か...
摘要 目的:スターキングデリシャス’において、貯蔵中の蜜褐変部では健全部と比較してポリフェノール含量が少ないことが報告されており、この褐変はポリフェノール類の酸化に起因するものであることが示唆され...
15 リンゴの貯蔵性及び日持ち性向上のためのカルシウム剤の新しい利用法の確立 (1) 散布用カルシウム剤の効果的な利用法の確立 (i) ‘ふじ’のこうあ部裂開及び内部褐変等貯蔵性に対する散布時期の影響
摘要 目的:‘ふじ’の果実におけるこうあ部裂開及び内部褐変を抑制するカルシウム剤の散布回数及び時期を検討する。本年度は2004年産果実を対象に、収穫時から翌年5月末まで普通冷蔵した場合の果実障害防止効果...
3 ふじの果実障害発生の要因解明と防止法の確立 (2) ふじの「内部褐変」発生の要因解析 (vi) 低酸素CA貯蔵条件の検討:CAガス濃度の変化と貯蔵効果(有袋果・普通台)
摘要 目的:‘ ふじ’のCA貯蔵において、現行のCA貯蔵におけるガス濃度は全期間内一定であるが、ガス濃度を通常よりさらに厳しい状態にした場合に品質保持効果が高まるか検討する。 結果:平成16年産‘ふじ’の有...
3 ふじの果実障害発生の要因解明と防止法の確立 (2) ふじの「内部褐変」発生の要因解析 (v) 低酸素CA貯蔵条件の検討:CAガス濃度の変化と貯蔵効果(有袋果・わい性台)
摘要 目的:‘ ふじ’のCA貯蔵において、現行のCA貯蔵におけるガス濃度は全期間内一定であるが、ガス濃度を通常よりさらに厳しい状態にした場合に品質保持効果が高まるか検討する。 結果:平成16年産‘ふじ’の有...
3 ふじの果実障害発生の要因解明と防止法の確立 (2) ふじの「内部褐変」発生の要因解析 (iv) 低酸素CA貯蔵条件の検討:CAガス濃度の変化と貯蔵効果(無袋果・わい性台)
摘要 目的:‘ ふじ’のCA貯蔵において、現行のCA貯蔵におけるガス濃度は全期間内一定であるが、ガス濃度を通常よりさらに厳しい状態にした場合に品質保持効果が高まるか検討する。 結果:平成16年産‘ふじ’の無...