摘要 i)447種類のDNAマーカーを用いて大豆の低温着色抵抗性遺伝子のマッピングを行い、抵抗性に関わる3つの染色体領域を明らかにした。ii)耐湿性の高い品種と低い品種を交配して育成されたリコンビナントイン...
摘要 i)大豆野生種の黒根腐病抵抗性の遺伝解析を進め、主導遺伝子の存在を推定した。ii)甘しょの立枯病抵抗性選抜マーカー候補を絞り込み、抵抗性判定に有効な2プライマーを得た。この2つのマーカーの組合わせ...
かんしょのDNAマーカーの効率的作出法の開発および有用形質の遺伝解析(308)
摘要 立枯病の発病程度は高く、特にベニアズマx高系14号は4割以上の個体が5以上の発病程度を示した。交配組合せにより抵抗性は異なったが、IDN47x高系14号では約3割の個体がやや強以上の抵抗性を示した。11年...
ラクトフェリン遺伝子導入による抗ウイルス、抗菌性作物の作出(290)
摘要 ミルクに含まれる抗菌性蛋白質ラクトフェリンは、複数のウイルスに対して抗ウイルス活性を持つので、ラクトフェリン遺伝子を植物に組み込むことによって、抗ウイルス、抗菌性作物の作出をめざす。12年度ま...
かんしょのDNAマーカーの効率的作出法の開発および有用形質の遺伝解析(330)
摘要 ベニアズマと高系14号について、174プライマーの内67プライマーで多型マーカーを認めた。67プライマーでは平均5.8マーカーが観察され、このうち2.6が多型マーカーであった。さらに多型マーカ...
かんしょのDNAマーカーの効率的作出法の開発および有用形質の遺伝解析(330)
摘要 かんしょ品種IDN-47(立枯病抵抗性:強)、ベニアズマ(同:中)及びSB-71(同:弱)を用いて、100プライマー(BEX社Commonプライマー)でDNAを増幅したときのバンドの明瞭さに関...
かんしょ近縁野生植物の立枯病等病虫害抵抗性導入技術の開発(329)
摘要 根の肥大性のある2倍体野生種の系統間交配実生における根の肥大能力とネコブセンチュウ及び立枯病抵抗性に関する検定を行い、根径が2cmを超える個体を見いだした。そこで、根の肥大が優れ、病害虫にも抵...
かんしょのDNAマーカーの効率的作出法の開発および有用形質の遺伝解析
摘要 かんしょ立枯病は青果用かんしょ栽培地帯において減収と品質低下をもたらす重要な病害であるが、環境条件によって発症程度が異なり、年次間の変動も大きいところから早期にかつ安定的に抵抗性素材を選抜でき...
かんしょ近縁野生植物の立枯病等病虫害抵抗性導入技術の開発(324)
摘要 立枯病およびネコブセンチュウに抵抗性で、根の肥大性に優れる2倍体野生種をコルヒチン処理した。腋芽の肥厚は認められたが、植物体全体が活性を失って枯死し、染色体数の倍加個体を得ることが出来なかった...
摘要 夏秋野菜の重要病害に対する品種抵抗性の機構を明らかにするとともに、抵抗性系統の効率的選抜法を検討する。8年度は土壌接種したポットにニンジンを栽培し、品種の苗立枯病(根腐病)の発生の差異を観察し...
かんしょ近縁野生植物の立枯病等病虫害抵抗性導入技術の開発(25)
摘要 2倍体個体をコルヒチン処理して倍加したと判定した個体と2倍体個体との交雑後代の根端細胞の染色体数を検鏡したところ、染色体が増加している個体は見いだされたものの、3倍体であるとは確定できなかった...
かんしょ近縁野生植物の立枯病等病虫害抵抗性導入技術の開発(27)
摘要 6年度、根の肥大能力及びネコブセンチュウと立枯病抵抗性で選抜した19個体に対するコルヒチン処理によって得られた個体の約35%で倍加又は染色体数の増加が認められた。倍加が確認された個体と2倍体植...
摘要 "コムギ立枯病の発病抑制のメカニズムを解明し、生物的防除法を開発する。根圏細菌Pseudomonas fluorescens W8a菌株が生産する抗菌性物質を明らかにし、トランスポゾン導入によ...
摘要 かんしょに近縁な2倍体野生植物は根の肥大能力や病虫害抵抗性の変異が大きいことが知られている。そこで、この植物の優良形質をかんしょに効率的に導入する方法を開発する。6~8年度は2倍体植物の根の肥...
摘要 1.収集:奄美及び沖縄からの35点は横浜植防の検査で不合格。沖縄の材料は廃棄、奄美の材料は隔離栽培を継続。愛媛及び高知からは9点を導入。マレーシアから導入、不合格の19点の茎頂培養を完了。再検...
摘要 立枯病に対するサツマイモ品種の抵抗性の評価法について検討した。菌体濃度を約25g/lとした立枯病菌懸濁液にサツマイモ苗を浸漬後35℃に保持し、4日後に発病程度を観察して抵抗性を評価した。その結...
摘要 イネ苗立枯病菌のだす毒素リゾキシンのターゲットであるイネの微小管を構成する主要な蛋白質であるβ-チューブリンのうち根で発現するcDNAを単離し構造解析し、構造を改変して毒素耐性植物を作出するこ...
摘要 イネ・カルスcDNAライブラリーより単離したβ-チューブリンcDNAを用いてイネ染色体上へRFLPマッピングを行った。3’非翻訳領域をプローブに用いてサザンブロット解析を行ったところ、本クローン...
摘要 イネ苗立枯病菌の毒素リゾキシンは、イネの微小管に統合してその形成を阻害する。本研究は、微小管の構成蛋白質であるβ-チューブリンの遺伝子を単離し、リゾキシン非感受性に改変し、イネに導入することに...