ダイズシストセンチュウ卵寄生菌の探索と菌の活動に及ぼす環境要因の影響(168)
摘要 有機物を連年施用したあずき圃場では無施用区よりもシストの密度が低く、天敵微生物の寄生卵の比率が高かった。また、年間の天敵微生物寄生卵の比率の変動を調査すると、8月までは大きな変動は見られないが...
摘要 張り芝と抑草剤の利用による畦畔除草回数の削減が試みられた。ハルガヤを主体とする畦畔では、水稲移植前の草刈り後10~14日目のビスピリバック液剤の30~50ml/a処理により、畦畔が裸地化すること...
摘要 遺伝子組換え技術により、耐虫性遺伝子を導入したイネを作出し、農薬の使用量を減少させ、生産コストを下げる新害虫防除技術を開発することを目標とする。8年度までにニカメイガ幼虫の消化酵素を阻害するト...
摘要 湛水直播栽培におけるイネの生産安定を阻害する病害虫による被害を最小限に抑制し、それらの被害を回避する技術を確立する。湛水直播栽培では病原菌による出芽阻害や出芽後の立枯れとともに移植栽培と異なる...
摘要 東北地域ではイネのいもち病による被害が著しいため、効率的な防除法の確立が望まれている。そこで、新しく開発されたいもち病を対象とした殺菌剤の作用特性を明らかにするとともに有効で効率的な施用法を検...
摘要 稲作の主要害虫であるニカメイガが東海・中国地域で多発する原因の一つに、ニカメイガが既存の殺虫剤に抵抗性化したことが明らかにされている。一方、東北地域においてもニカメイガが多発する事例が近年増え...
摘要 イネドロオイムシ、イネミズゾウムシ、カメムシ類など東北地方の主要稲作害虫については、これまで国公立研究機関による発生予察と被害予測技術の開発がすすめられ、過剰な薬剤使用を抑制する努力が進められ...
摘要 いもち病に対し真性抵抗性が異なる同質遺伝子系統の効率的な利用を図るため、ササニシキ同質遺伝子系統を用い、葉身における各系統間の真性抵抗性の発現様相の差異を検討した。その結果、本抵抗性の発現様相...
摘要 フェノキサプロップPエチルのノビエに対する除草効果及び水稲の収量構成要素への影響を検討した。本剤は処理後のノビエの生育を強く抑制し、12ml/aの薬量では移植後30日~60日の処理でイヌビエに対...
摘要 イネの最重要病害であるいもち病の抵抗性品種による防除法を確立するため,抵抗性の崩壊の原因となるいもち病菌の病原性の分化機構とその変動要因を明らかにする。また,イネの抵抗性を効果的に利用する技術を...
寒冷地水稲作における雑草の発生生態・生育予測と要防除水準による除草剤低減化技術の開発(127)
摘要 寒冷地の水田では雑草の発生が不斉一であるため除草剤の使用回数及び使用量が多くなっている。除草剤の適正な処理体系を確立するために、7年に引き続き数種多年生雑草及びタイヌビエの発生消長を気象条件と...
摘要 除草剤の使用を極力抑えた雑草防除技術の開発に資するために、乗用型除草機の試作と水稲品種による雑草生育抑制の可能性について検討した。乗用型除草機については、水田出入り時と旋回時における操作性には...
除草剤投与下における抵抗性雑草の選択・淘汰と適応進化機構の解明(179)
摘要 東北地域の水田ではスルホニルウレア系除草剤(SU剤)に対して抵抗性を示す雑草(アゼトウガラシ、タケトアゼナ、他のアゼナ類、ヒナガヤツリ)が問題となっている。これら抵抗性雑草のSU剤に対する抵抗...
湛水直播水田における病害の発生生態の解明と防除法の確立(169)
摘要 湛水直播水田における病害による被害を最小限にするため、病害の発生生態を調べるとともにその防除法を検討した。山形県遊佐町の現地圃場では特に問題となる病害の発生は見られなかったが、出芽後腐敗する苗...
摘要 最近の東北地域では、ミズアオイとアゼナ類等のスルフォニルウレア系除草剤(SU剤)に対する抵抗性型雑草の発現が、各地の水田で問題になっている。これら除草剤抵抗性型雑草を防除するとともにさらなる抵...
摘要 "近年暖地向きのリポキシゲナーゼ全欠失大豆、高蛋白・豆腐用の良質多収大豆、煮豆用大粒大豆、早期栽培が可能で機械化適性を有する品種、大豆暖地作の主要害虫に対する耐虫性品種等が要望されている。これ...
摘要 蚕の多回育に対応するため、採桑作業の機械化と早期多収を目的とした密植桑園が多くなっている。このような密植桑園では、晩秋蚕期に中間伐採した枝条が軟腐症状を呈することが各地で観察されている。軟腐し...
摘要 キャベツ・ブロッコリーの機械化栽培管理技術を確立する上で、肥料、農薬等の化学合成資材の投入量を抑えた高付加価値・高品質のキャベツ・ブロッコリーを生産するための、病害虫防除技術を開発する。7年度...
摘要 水田における省力・高付加価値露地生産システムの構築を目指して、キャベツ・ブロッコリーの機械化栽培管理技術を確立する上で、肥料、農薬等の化学合成資材の投入量を抑えた高付加価値・高品質のキャベツ・...
摘要 養蚕の収益性向上と省力化を図る機械化・多回育養蚕の普及に伴い、桑園の利用及び管理の形態にも変化が生じている。このことは桑害虫の発生にも大きな影響を及ぼすと考えられ、アザミウマ、ヨコバイ、ダニ等...