里山林保全を目的とした山林火災跡地における森林整備技術の開発
摘要 2004年に侵入した「カシノナガキクイムシが運搬する病原菌によるナラ枯損被害」の防除技術は、これまで単木的な防除方法が開発されてきたが、急傾斜地を含めた広範囲で安全に実施でき、経済的負担の少ない新...
摘要 ・ 森林所有権移転の実態と森林管理への影響を全国規模で分析した結果、(i)森林を売却する林家は、木材価格の低迷や林業後継者不在などの理由により、経営意欲を失った小規模林家層が中心であること、(ii)...
r.草地飼料作における減肥・減農薬の環境対策技術の検証と新たな要素技術の開発
摘要 (1)高塩類堆肥は、高カリウム含量で糖度の高いイチゴ、ミニトマトの生産を可能とするが、土壌の陽イオンバランスがK供給に大きく傾くためにCa欠乏症が発生した。さらに、土壌溶液の陽イオンバランス指標ARK...
摘要 2004年に侵入した「カシノナガキクイムシが運搬する病原菌によるナラ枯損被害」の防除技術は、これまで単木的な防除方法が開発されてきたが、急傾斜地を含めた広範囲で安全に実施でき、経済的負担の少ない新...
摘要 2004年に侵入した「カシノナガキクイムシが運搬する病原菌によるナラ枯損被害」の防除技術は、これまで単木的な防除方法が開発されてきたが、急傾斜地を含めた広範囲で安全に実施でき、経済的負担の少ない...
摘要 目的は、中山間地域の小規模圃場では、サル、シカ、イノシシ、タヌキ、キツネ、アライグマ等多獣種被害が発生する傾斜地で高齢者が設置することを前提とし、これら多獣種に対応可能な侵入防止柵を開発するこ...
大区画水田圃場における圃場畦畔の雑草制御と景観形成技術の確立
摘要 目的:大区画圃場整備により水田畦畔は大型化し、その労働負担から草刈り等畦畔除草作業が困難な状況が見受けられる。畦畔雑草管理は動力刈払機により、通常年間数回の草刈り作業が行なわれ、また、省力的畦...
摘要 傾斜畑野菜産地の加茂山地域では、基幹的農業従事者の高齢化率が71%と高く、経営耕地面積が34a/戸と小さく、耕作放棄地率が38%と高かった。農家や産地の維持には土壌病害への対応、軽作業化、収益向上が重...
摘要 i)傾斜地茶園における農薬散布の省力・軽作業化を図るため、散布部のみが旋回して往復走行で広幅に薬液散布ができ、低コストで操作性に優れる小形ブームスプレーヤの自動ブーム開閉機構を民間と共同開発し、...
摘要 多摩森林科学園のサクラ保存林には樹幹穿孔性害虫のコスカシバが多発している。これまで、フェロモントラップによる発生数調査と散布回数を押さえた薬剤防除で対応してきた。フェロモン剤を利用した交信撹乱...
摘要 四国地域の主として突発発生型の森林病虫獣害について発生情報を収集した。急速な被害拡大が危惧されたり、既知資料の乏しい病虫獣被害については、被害実態や加害生物の生活史・生態、被害発生の背景などを...
摘要 四国におけるヒノキカワモグリガの被害分布の特性をとりまとめた。寄主がスギの場合とヒノキの場合とで被害メッシュ数を比較した結果、樹種間に有意差はなかった。ヒノキカワモグリガの四国での標準成虫発生...
摘要 ニホンキバチの成虫の移動距離を知るため、標識再捕獲試験を行った。放虫点を一点に固定し、10~150m離れた22地点に誘引トラップを設置した。雄は再捕獲個体のすべてが放虫点から10m離れたトラップで捕獲...
摘要 四国におけるヒノキカワモグリガの被害分布をメッシュ地図上にまとめた。寄主がスギの場合とヒノキの場合とで被害メッシュ数を比較した結果、樹種間に有意差はなく、両樹種とも激しい被害が認められた。ニホ...
キバチ科・クビナガキバチ科昆虫と共生する菌類の分類と分布に関する調査
摘要 四国地方等のスギ・ヒノキ林ではヒゲジロキバチとAmylostereum属菌による林木の変色被害が問題である。これまでヒゲジロキバチと共生する菌類について報告はあるが、種同定に関してあいまいな点...
摘要 スギ・ヒノキ混交林におけるヒノキカワモグリガの被害は、地上高2mまでの樹幹部の食害痕数を調べた結果、高知県内の3箇所の林分でいずれもヒノキの方がスギより有意に多かったが、被害量は調査地によって...
放牧家畜の行動制御因子による行動制御-発情臭の発散源の特定(183)
摘要 発情期に特有な臭い物質(発情臭)を牛の体表面から捕集するため、体表面のヘッドスペースガスを吸着剤を用いて捕集した。この方法で、発情臭と思われる物質が3例中3例から検出された。この物質はエステル...
摘要 スギ・ヒノキ人工林において、造林当初は重要視されていなかった穿孔性害虫による材質劣化被害が深刻化することが予想されるため、四国地域に高密度で生息するヒノキカワモグリガとキバチ類について、個体群...
摘要 四国管内では恒常的に多くの病虫獣害が発生しているが、特に目立った突発性の病虫獣害の発生は認められなかった。7年度までは2年連続して夏~秋季が高温少雨であり、そのため松食い虫被害が四国地域で多発...
摘要 ミカンハモグリガの静岡県での越冬の可能性と、新葉の表皮という限られた餌資源利用についての幼虫間の相互関係をほ場レベルで検討した。本種は興津において平成4年から7年までの間、5年を除き南面した傾...