摘要 研究内容:ナラ枯れ予防剤の注入に関して、ボトルを用いず、高濃度薬剤を注入孔に直接注入する方法を開発し、これらの作業性を改良する試験を実施し、試験終了後2年以内の農薬登録を目指す。 、研究成果:...
昆虫を指標とした里山広葉樹林の評価手法及び管理手法に関する調査
摘要 目的:朝日村及びその周辺で発生しているナラ類集団枯損に関する被害発生・拡大様式を解明して実用的な防除技術と被害林の復旧技術を開発する。研究の要約:ナラ類集団枯損被害は、平成元年以来被害が終息せ...
摘要 牛の異常産関連ウイルスの流行動態を明らかにするためパリアム血清群に属する分離株の遺伝子解析を実施した。分離株の塩基配列の相違は3%以内であり、遺伝的に同一のウイルスと推測した。1985年以降国内分...
摘要 11年度に開発したオイルアジュバント添加ワクチンを用いて、ワクチン接種が可能なアユの最小サイズを検討した結果、0.7gの稚魚では5-8gの魚と同様にワクチン接種が可能で、効果も認められたが、0.5gの稚魚で...
摘要 ガレクチンのリンカー部分のペプチドを合成してウサギを免疫して抗血清を作製し、本分子の魚体内分布を明らかにした。ウェスタン解析では頭腎、胸腺、脾臓が陽性で、筋肉は陰性であった。蛍光抗体法では、末...
摘要 白点虫の試験管内培養法として,これまで開発した軟アガロース法の改良を試みた。具体的には,軟アガロース(1%)層の上に培養細胞(FHM細胞)を付着させたカバーガラスを載せる手法,および培養細胞層...
摘要 市販のマス用ビブリオ病不活化浸漬ワクチンを用法通り用いてニジマスを免疫し、その頭腎、脾臓から分離した細胞を、Bリンパ球マーカーに対する抗体を用いて蛍光染色し、フローサイトメトリー解析した。その...
ワクチンによる養殖魚類のβ溶血性連鎖球菌症予防技術の開発(102)
摘要 11年度には、β連鎖球菌症不活化ワクチンを用いて、簡便な新たな投与方法を探索した。その結果、浸漬時間を延長した長時間浸漬法は無効であったが、ヒト用BCG接種針を使用した経皮接種法(スタンプ法)が従来...
ニジマスMHC遺伝子の多様性及び機能の解析に関する基礎研究(104)
摘要 7系統のニジマスおよび株化細胞からMHC Class I遺伝子を収集し、遺伝子配列を調べた結果、15個の対立遺伝子が得られ、それらは7つの型に大別された。各個体からは1個または2個の対立遺伝子のみが得られ、さ...
摘要 マダイイリドウイルス病は、平成2年度の初発以来マダイをはじめとする31魚種の海産養殖魚に感染し被害を及ぼしている。先に、ホルマリン不活化ワクチンによるマダイイリドウイルス病に対する防御能の誘導を...
摘要 海産白点虫のin vitro培養法の開発を試みた。その結果、単層培養細胞に細胞用培地を含んだ軟アガロースを重層し、軟アガロース層の下に感染幼虫を挿入する手法により、プロトモント(宿主離脱虫体)にまで成...
摘要 本課題では、ほ乳類で疾病抵抗性と強い相関が認められる主要組織適合性抗原複合体(MHC)遺伝子に着目し、各個体のMHC型と疾病抵抗性の相関を明らかにし、養殖魚における耐病系統の樹立に資する。11年度は、...
摘要 冷水病の原因菌Flavobacterium psychrophilumを改変サイトファーガ寒天培地で培養して、0.3 %ホルマリンで不活化しワクチンとして使用した。免疫増強剤として、市販の植物油アジュバント(ISA 763A)及び植...
ワクチンによる養殖魚類のβ溶血性連鎖球菌症予防技術の開発(108)
摘要 β溶血性連鎖球菌の不活化ワクチンを作製し、ニジマス稚魚に、注射法、長時間浸漬法およびヒト用BCG接種針を用いたスタンプ法で投与した後、感染実験を行い、各種投与法の有効性を評価した。その結果、長時間...
摘要 ガレクチン遺伝子の免疫系における機能を探索するため、ニジマス腹腔内にリポ多糖(LPS)、フロイントの完全アジュバント(FCA)および伝染性造血器壊死症ウイルス(IHNV)を接種して経時的にRNAを抽出しノザン...
摘要 市販のマス用ビブリオ病不活化浸漬ワクチンで平均体重11gのニジマスを免疫。免疫前および免疫1、3、7日後に皮膚からmRNAを採取し、MHCの発現量を調べた。MHCクラス■プローブを用いたノザン分析は免疫前にお...
牛の寄生虫感染症に対するサイトカインによる予防技術の開発(158)
摘要 小腸内における線虫寄生へのインターフェロン(IFN)γの影響を解明するため、乳頭糞線虫感染牛に組換え牛IFNγ、あるいは対照液を感染後0~15日に連日腹腔内投与した。感染最盛期あるいは終息期に小...
牛の寄生虫感染症に対するサイトカインによる予防技術の開発(147)
摘要 消化管内線虫感染に対するインターフェロンガンマ(IFNγ)の影響を明らかにするため,乳頭糞線虫感染牛に組換え牛IFNγ,あるいは対照液を感染後0日から15日まで連日腹腔内投与した.その結果,IF...
摘要 三重県のA養魚場において秋季の白点虫発生状況および環境条件のモニタリングを行った結果、9月中旬に白点虫症の大量発生が観察された。白点虫のシストの発達が水中の溶存酸素量に影響されるというこれまで...
摘要 10年度は、ビブリオワクチンを浸漬投与したニジマスの皮膚、腸、脾臓、頭腎から免疫担当細胞を集め、各細胞の活性を評価した。その結果、脾臓と頭腎のリンパ球画分に活性化細胞が認められ、これらのリンパ...