h.暖地における長距離移動性、新規発生等難防除害虫の発生メカニズムの解明と総合防除技術の開発
摘要 1)長距離移動性イネウンカ類については、トビイロウンカとセジロウンカに適応可能な簡易な微量局所施用装置を用いた薬剤抵抗性検定法を開発した。また、イネウンカ類の飛来源地域における5年間のモニタリ...
h.暖地における長距離移動性、新規発生等難防除害虫の発生メカニズムの解明と総合防除技術の開発
摘要 1)平成20年6月に西日本に飛来したヒメトビウンカは、薬剤感受性や保毒虫率が国内土着個体群の特性と明確に異なることから、中国江蘇省を飛来源とした海外移動であることを明らかにした。また、これが契機...
摘要 目的:農家自らが防除要否の判断を行えるよう、病害虫の発生生態の解明、化学合成農薬・各種耕種的防除技術の個々の評価を定量的に行なう。さらに必要最小限の農薬散布で最大の効果が得られるように、これら...
h.暖地における長距離移動性、新規発生等難防除害虫の発生メカニズムの解明と総合防除技術の開発
摘要 1)東アジアとインドシナ半島のトビイロウンカにおいて、イミダクロプリドに対する薬剤感受性の低下を認めた。ベトナム南部では、平成18年~平成20年にトビイロウンカの同剤感受性が年々低下していた。また...
h.暖地における長距離移動性、新規発生等難防除害虫の発生メカニズムの解明と総合防除技術の開発
摘要 1)イネウンカ類の東~東南アジア地域個体群を各種20系統以上採集して薬剤感受性と抵抗性品種加害性を検定し、これらの特性は、地域によって明確な差違があることを明らかにした。フタテンチビヨコバイは、...
h.暖地における長距離移動性、新規発生等難防除害虫の発生メカニズムの解明と総合防除技術の開発
摘要 (1)2005、06年に日本に飛来したイネウンカ類は一部薬剤に対し感受性が低下していることを明らかにした。また、イネウンカ類の国内移動事例を抽出し、2006年に飛来したウンカの抵抗性品種加害性を検定した。...
施設イチゴの天敵類を核にした主要害虫の総合防除技術の開発と体系化
摘要 i)促成栽培イチゴにおいて、ビニル被覆後のハダニ発生前(秋期)にミヤコカブリダニを放飼し、1月~3月にチリカブリダニを追加放飼する体系により、ハダニ類を実用的に問題のないレベルに防除できることを確...
摘要 黄色蛍光灯による夜行性害虫の飛来回避・産卵抑制効果及びバンカープランツによる微小害虫の被害軽減効果並びに土着天敵の分布・増殖に及ぼす影響について検討し、天敵に影響の少ない農薬を組み合わせた露...
摘要 目的:昨今、施設野菜類においても農薬使用回数削減が望まれている。施設野菜類では降雨がないため、基本的には病害の発生は少ないが、害虫については薬剤抵抗性等の問題もあり防除薬剤の散布回数は多くなる...
77.集合フェロモン等を利用した果樹カメムシ類の総合防除技術の確立 (2)総合防除現地実証試験
摘要 Beauveria bassiana菌培養不織布を立木に設置し、果樹カメムシ類を感染死亡させる効果を検討した。本年供試したF-237株は、従来のE-9102株に比べて効果が劣った。立木の樹種はヒノキやサクラなど枝葉は疎ら...
3 中山間地域におけるクリーンエネルギーを利用した野菜の省力安定生産技術 ii技術開発(2)露地ナスの総合防除技術の確立
摘要 黄色蛍光灯による夜行性害虫の飛来回避・産卵抑制効果及びバンカープランツによる微小害虫の被害軽減効果並びに土着天敵の分布・増殖に及ぼす影響について検討し、天敵に影響の少ない農薬を組み合わせた露地...
摘要 アザミウマ類の天敵であるヒメハナカメムシ類の生態解明と捕食能力の評価及び天敵利用法の開発を行う。農家ほ場では、タイリクヒメハナカメムシの放飼によってアザミウマ類の被害が軽減した。 戦略 環境 専...
摘要 目的:水稲の種子伝染性病害虫、いもち病、紋枯病、イネミズゾウムシ、イネドロオイムシ、ウンカ・ヨコバイ類、カメムシ類等、主要病害虫を対象に、要防除水準と発生予察とを基にした防除体系を実証する。成...
摘要 目的:ピーマンにおいては、県中南部を中心に薬剤抵抗性が発達しているワタアブラムシやミカンキイロアザミウマの発生が問題となっているが、登録殺虫剤が少なく防除に苦慮している。また、近年各種天敵類が...
摘要 目的:昨今、施設野菜類においても農薬使用回数削減が望まれている。施設野菜類では降雨がないため、基本的には病害の発生は少ないが、害虫については薬剤抵抗性等の問題もあり防除薬剤の散布回数は多くなる...
複数天敵利用を核としたハダニ、アブラムシ等総合防除技術の確立(230)
摘要 減農薬カンキツ園における4月のマシン油乳剤散布がハダニとカブリダニ類の発生に及ぼす影響を調査した。孤立園では両者共に低密度に推移したのに対し、周辺に同様な園地があるカンキツ園ではハダニは低密度...
各種天敵類を核としたアブラムシ等害虫の総合防除技術の確立(81)
摘要 施設栽培のメロンにおいてシルバーリーフコナジラミに対するサバクツヤコバチ及びワタアブラムシに対するショクガタマバエの防除効果を検討した。サバクツヤコバチは、秋冬作のメロンにおいてコナジラミの発...
ウイルス病媒介虫の防除を核としたダイズ害虫の総合防除技術の確立
摘要 アブラムシの虫体磨砕液を有機溶媒で処理することにより、TAS-ELISAにより保毒虫からのダイズわい化ウイルス(SbDV)検出を可能とした。ダイズ苗を使った幼苗トラップによるアブラムシ有翅虫の効率的捕獲法...
耐虫性品種と薬剤少量施用等を核とした水稲害虫の総合防除技術の確立
摘要 東日本の水稲栽培で実施されている農薬の育苗箱施薬や地上散布、空中散布などの防除法の合理性を吟味し、減農薬栽培法の確立とその普及方策を研究する。11年度は農研センター水田では斑点米カメムシ類のうち...
天敵・バンカー法を核としたアブラムシ・アザミウマ類等害虫群の総合防除技術の確立
摘要 施設ナスにおいて重要な害虫となっているアブラムシとアザミウマ類に対する総合防除技術の確立の一環として、天敵・バンカー法を検討する。11~12年度は、すでに天敵資材として販売されているアブラバチ...