物質循環機能と生物多様性を活用したゼロエミッション型有機稲作の科学的解明と検証
摘要 有機栽培ほ場では、移植直前に土壌中に投入される有機物(レンゲ、雑草、稲ワラ)量が、窒素換算で3~8倍程度多く、それらの分解に伴い栽培全期間を通じて窒素(約2kg/10a)が発現した。また、アゾラの繁茂...
物質循環機能と生物多様性を活用したゼロエミッション型有機稲作の科学的解明と検証
摘要 愛知県の中山間地域で28年間有機農業を実践している水田における栽培技術を、物質循環、環境評価、生物多様性、害虫密度抑制、LCA等の観点から解明した。 有機ほ場の水稲生育は、慣行ほ場に比べて葉色が...
摘要 目的:大規模土地利用型経営(経営規模20~30ha)を想定した水稲、畑作物、土地利用型野菜の輪作による生産技術を確立するために、大区画水田の省力管理技術の開発、大豆の連作及び輪作による障害の回避、土...
摘要 目的:大規模土地利用型経営(経営規模20~30ha)を想定した水稲、畑作物、土地利用型野菜の輪作による生産技術を確立するために、大区画水田の省力管理技術の開発、大豆の連作及び輪作による障害の回避、土...
有機農産物生産技術の確立、(2)水稲有機農産物の生産技術の確立
摘要 目的:水稲の有機栽培に必要な栽培技術を開発する。特に、育苗、雑草防除を中心に個別技術を開発する。、成果:(1)菜種油粕や自作ぼかしを利用した水稲の育苗技術:水稲プール育苗では、前年度までの結果か...
摘要 目的:水稲および野菜の有機農作物等の生産技術を新たに確立し、「ふくしま型有機農産物」の生振興を図る。、結果:(1)(1)畑条件下における自家製ぼかし肥料の窒素無機化率は、米ぬか+屑大豆、米ぬか+ナタ...
摘要 目的:(i)売れる米作りがさらに必要となってきたなか、消費者の安全・安心志向に応える栽培技術を確立していく必要があるため、現在の減農薬・減化学肥料よりさらに農薬の使用を半分に抑えた栽培技術につい...
e.飼料生産性向上のための基盤技術の確立と土地資源活用技術の開発
摘要 不耕起播種による栽培体系の確立に当たっては、(1)不耕起播種による栽培体系(夏作とうもろこし・秋作エンバク)を確立し、慣行栽培(耕起-夏作とうもろこし・冬作イタリアンライグラス体系)で8工程ある春...
摘要 目的:水稲および野菜の有機農作物等の生産技術を新たに確立し、「ふくしま型有機農産物」の生振興を図る。結果:(i)地域未利用資源の屑大豆とソバフスマを利用したぼかし肥料作りでは、ソバフスマと米糠を1...
摘要 水稲乾田不耕起直播は水稲の育苗や代かきが不要な省力技術として注目されているが、除草剤の使用回数が多く、除草面での失敗例も多く見受けられる。そこで、除草剤の散布回数や肥料を削減できる可能性のある...
誘引物質を利用したダイズ害虫ホソヘリカメムシの早期発生予察法の開発
摘要 ホソヘリカメムシ合成誘引物質3成分の組成を5通りに変化させて野外誘引試験を行った結果、より単純で安価な2成分系で充分な誘引力が得られることを明らかにした。野外に設置した網室内で、ホソヘリカメム...
摘要 レンゲ、ヘアリーベッチの立毛間あるいは刈り取り後に不耕起播種を行い、緑肥の除草効果、肥料効果について検討した。緑肥による一定の除草効果、肥料効果は認められるものの、緑肥のみによる雑草抑制は困難...
摘要 レンゲ、ヘアリーベッチの立ち毛間あるいは刈り取り後に不耕起播種を行い、緑肥の除草効果、肥料効果について検討した。緑肥による一定の除草効果、肥料効果は認められるものの、播種時の緑肥の生育状況が播...
摘要 除草をロボットで行い、除草剤を省く。肥料はレンゲ、病害は抵抗性品種。これらの技術を組み立てて、有機栽培米を生産し、消費者に安全・安心・健康を提供する。 <研究成果>本年度は、除草ロボットの...
水稲-水田カバークロップ体系を基軸とした水田の持続的利用技術の開発
摘要 休耕水田における冬作用カバークロップのイタリアンライグラス、ヘアリーベッチ及びレンゲを比較すると、ヘアリーベッチが地表面を被覆する速度が最も速く4月上中旬には全面を被覆した。また、窒素吸収量も...
摘要 小区画水田用の機械除草技術を開発するため,人力式の小型除草機を試作し圃場試験を行った。除草機の先端に付けた数枚の円盤は土中に入ると抵抗が大きくなったので,ソリのように表面を滑らせる構造が良い。...
摘要 温暖地平担部の水田輪作における実用的な作業法を開発するため、大豆作では早期播種と小麦収穫後不耕起播種を試み、水稲作ではレンゲ鋤込み乾田直播と機械除草を組み合わせた作業法を試み、それぞれ作業上の...
摘要 冬作マメ科緑肥・部分耕成苗移植・コイ除草を基幹とする栽培法において、緑肥の比較、移植精度の検討、コイ除草効果の追試を行った。7年は根雪日数が61日間あり、白クローバ、ヘアリーベッチは雪腐病の被...
摘要 レンゲ・不耕起・成苗移植およびコイ放飼を基幹とする稲作技術は、施肥Nを節約できる、代かき水を落水しない、メタン発生を軽減できる、深水およびコイによる除草効果を期待できる、生物群集を保護できる等...
摘要 再生紙マルチ水稲(供試品種:ヒノヒカリ)にMg系資材を施用することで、低N(チッソ)・良食味米生産を目指した。Mg系資材を追用すると、慣行の穂ばらみ期のNK追肥を削減しても多収を確保でき、食味...