地域飼料資源を活用した黒毛和種の中小規模生産システムの実現に向けた技術体系の確立
摘要 汎用型微細断飼料収穫機の改良試作では、①ワゴンの油圧強化(作業効率化)、②ワゴン上昇機構の追加(4t トラック積載対応、従来機は 2t トラック専用、人件費・機械費低減)、③ バックモニター、距離センサ...
高濃度汚染土壌等の除染技術の開発と農地土壌からの放射性物質の流出実態の解明
摘要 除染技術の開発と体系化に関しては、 a) 開発した高精度表土はぎ取り機((株)ササキコーポレーション:作業幅2,200mm、最大削り取り深さ80mm)による作業時の粉じん濃度は、キャビン外で3.2mg/m3の時、標...
農作物等における放射性物質の移行動態の解明と移行制御技術の開発
摘要 農作物等における放射性物質の移行要因の解明と移行低減技術の開発に関しては、 a) カリ施肥の有無を含む三要素試験の結果から、無カリ区では玄米への放射性セシウムの移行量は大きいが、土壌の交換性放射性...
摘要 中山間地域で多種の穀類収穫を可能とする小型汎用コンバインでは、岩手県沿岸地域における、ソバ、水稲、ダイズ収穫作業への適応を確認し、水稲及びソバのほ場作業量を測定することができた。作業機の付け替...
摘要 水稲作・畑作・飼料作等の土地利用型農業における高効率化や高精度化による農業生産コスト縮減を可能とする農業機械・装置の開発に関して、小型汎用コンバインでは、水稲収穫時の脱穀選別損失を3%に抑えつつ...
(1) 農業生物のゲノム解読の推進とゲノムリソースの拡充・高度化
摘要 1. 今期から開始したゲノム解析支援において、研究所内外との連携によって、イネ、ダイズ、ユスリカ、ウンカ、リンゴ、スギ、トマト、ネギ、キク、カーネーションにおいてゲノム配列解析、発現遺伝子解析...
蒸気除草機を利用した土地利用型作物の難防除雑草の土中種子駆除技術の開発
摘要 (1)試作機について、水稲作荒起こし前(長野県)およびコムギ収穫後(静岡県)の条件で走行し、作業性を検証し、改善を図る。夏期以降に実証機用ボイラーを簡易ボイラー基準の上限である「伝熱面積5m2以...
e.畜産廃棄物・食品廃棄物等の有機性資源の循環的利用のためのシステム整備技術の開発
摘要 農村地域における有機性資源の循環利用を推進するため、1)家畜ふん尿、食品残渣、廃糖蜜等を原料とするバイオマス利活用システムにおいて、ライフサイクルでのコストと化石エネルギー消費量を試算する方法...
e.飼料生産性向上のための基盤技術の確立と土地資源活用技術の開発
摘要 1)飼料用とうもろこしの不耕起栽培管理法として、冬作ライ麦収穫跡地では、ディスクによる簡易耕を実施後、播種量を15%増し(8,000粒/10a)にして播種することにより、作業工程を慣行の耕起播種法の8工程...
k.地域条件を活かした高生産性水田・畑輪作のキーテクノロジーの開発と現地実証に基づく輪作体系の確立
摘要 水田輪作について、 北海道地域では、1)北海道における、水稲直播栽培と野菜作による収益性の高い水田営農システムの構築を目指して、良食味米産地である上川中部および北空知を対象に地域農業確立総合研...
摘要 目的:無線草刈機を用いて、荒廃草地の掃除刈りを効率的に行う技術やその他草地管理作業が可能かどうかの導入実証試験を行う。計画:(i)草刈り、播種などの個別作業の導入実証による効果検証。(ii) 無線草刈...
生体膜プロトンポンプ再構成系を用いた植物細胞における薬剤の吸収およびその細胞内移行機構の解明に関する基礎的研究(239)
摘要 本課題の目的は、除草剤が植物細胞生体膜の構造と機能に及ぼす影響を生体膜プロトンポンプ再構成系を用いて解析することによって、薬剤の膜を介した吸収および細胞内への移行機構を解明することである。10...
生体膜プロトンポンプ再構成系を用いた植物細胞における薬剤の吸収およびその細胞内移行機構の解明に関する基礎的研究(231)
摘要 本課題の目的は、生体膜プロトンポンプ再構成系を用いて除草剤が植物細胞生体膜の構造と機能に及ぼす影響を解析することによって、薬剤の膜を介した吸収および細胞内移行の機構を解明することである。9年度...
農耕地から放出されるメタンと亜酸化窒素の発生制御技術に関する研究(156)
摘要 水田からのメタン発生を有機物管理により抑制することを目的として、タイで調査を実施し、前作の水稲残渣とともに非耕作期間中に生育した雑草のバイオマスが、翌年の水稲耕作期間中のメタン発生に重要である...
生体膜プロトンポンプ再構成系を用いた植物細胞における薬剤の吸収およびその細胞内移行機構の解明に関する基礎的研究
摘要 薬剤の植物体への吸収やその体外への排出は、生体膜を介して行われるがその機構は殆ど未解明である。植物生体膜には細胞内外の物質輸送を司る各種イオンチャネルやイオンポンプなどの輸送体が存在しており、...
摘要 熱帯の水稲直播栽培では、水田を代掻きした2、3日後に催芽種子を土壌表面に散播する。そのため種子は鳥や鼠の害にさらされるのみでなく、強い日差しのため乾燥したり逆に強雨にたたかれ流されたりし、苗立...