摘要 目的:小型草食獣であるめん羊の活用した雑草地での飼養の可能性について調査する成果:5月~12月は雑草による飼料で飼育できるが、冬期は補助資料が必要である。
(3)熱帯・亜熱帯地域における家畜飼養技術の高度化とアジアの乾燥地における持続可能な農牧業生産システムの構築
摘要 ・ タイ畜産振興局のグループが中心となって、これまで同局が蓄積したデータならびに本プロジェクトで共同研究を行った各大学が分析した飼料成分データの取りまとめを行い、昨年度試作した肉用牛飼養標準に...
摘要 中山間地域の耕作放棄水田のような小区画での山羊の放牧方法の検討をおこなった。小面積での山羊の放牧では、電気牧柵を設置するよりも、簡易なロープによる繋留方法の方が移動が簡単で、除草効果が高かっ...
摘要 傾斜地における牛、山羊の菜食行動と雑草抑制効果の確認及び簡易な草地造成を試みた。放牧地の最優占種はススキ。牛は草の先端をつまみ食い的に食草するが山羊は根元まで食草する。山羊放牧区では6月24日に...
摘要 条件不利地における省力的な草地造成と管理技術を検討するため家畜(牛、ヤギ)の違いによる食草行動と雑草抑制効果を確認した。牛による野草の抑制効果は、採食よる抑制とあわせて倒圧による物理的な要因...
摘要 i)ササや有刺灌木の侵入した荒廃草地を刈り払い処理および放牧により、シバ型草地への誘導する試験を開始した。ii)4月上旬から10月下旬まで、シバヤギを10アール当たり3頭定置放牧することにより、チカラ...
摘要 山羊放牧による遊休棚田の管理と再利用技術を開発した。i)長年休耕し強勢雑草が繁茂した遊休棚田では10アール当たり7~8頭を約1ケ月間放牧するとススキ、クズ、ノイバラ等をほぼすべて食べ尽くす。その後...
摘要 傾斜ハウス周辺に西洋ミヤコグサを栽植すると、イネ科、キク科の雑草を顕著に抑制し、9月では放任区の10%以下になった。4~6月の流失土壌量は裸地の5%以下になり、7~9月ではほぼ完全に抑制した。ま...
放牧家畜が森林伐採跡地の植生遷移に及ぼす影響の解明(240)
摘要 放牧家畜が森林伐採跡地の植生遷移に及ぼす影響を解明することを目的とする。放牧11年目の木本類の種数、密度は牛放牧区の方がヤギ放牧区より高く、牛区でヌルデ、クリ、両区でズミが特徴的に残った。糞侵入...
摘要 山羊の可食草の幅は広いが草種により嗜好性に差がある。放牧当初はイタドリ、クズ、灌木を優先的に採食し、その後ススキを選択する。数年経過した強勢雑草が繁茂する遊休地では体重約35Kgの山羊を10ア...
摘要 95年センサス分析より四国地域における今後の農業生産動向を予測した結果、継続性が高い販売額500万円以上の農家が施設園芸や畜産で多く、生産量の過半を占める一方、主穀作や果樹では零細な農家が多く...
山羊の乳・肉に含まれる新規機能性脂肪酸に関する基礎研究(61)
摘要 山羊の乳及び肉の新しい高付加価値化技術開発の一環として、抗肥満、抗ガン、抗アレルギーなどの機能性を有する脂肪酸として注目され、反芻動物に多く含まれる共役リノール酸(C18:3,cis-9,trans-11を測定)...
摘要 山羊が食草する草種はクズ、ススキ、ギシギシを含む多種類の雑草であったが、ワラビ、イタドリ、洋種ヤマゴボウは好まなかった。体重約40kgの山羊が1日に食べる草の乾物重は2kg程度で、さらにそのほぼ等量...
摘要 遊休地等の被覆植物として、ヘアリーベッチは夏以降の雑草管理に問題が残るが、環境適応力の強さによる栽培しやすさや種子コスト等の面で優れている。ヘアリーベッチをライブマルチして、雑草の抑制、地温の...
摘要 マップデータベース化された地域農林業資源情報による気象、地形、農地、営農等の解析結果を援用して、傾斜農地の低コスト整備・保全技術および周辺部の遊休・放棄化されつつある農地の植物・動物等利用によ...
摘要 遊休地管理に効果的な山羊放牧のための牧柵の種類と特徴について明らかにした。太陽電池を使用した電気牧柵5段ワイヤー張りは設置は容易であるが脱柵しやすい。亀甲網、有刺鉄線、竹を併用した牧柵は多様な...
摘要 有望被覆植物として選定したバーベナ、ビンカ、ヘデラ、オカメザサの4種を供試して,雑草との競合状況下で周年における被覆率、草丈、増殖性の変化ならびに根系・根量の特性を調査した。被覆率は4種とも9...
山羊-牛の組み合わせ放牧による山地傾斜草地の高度利用方式の開発(190)
摘要 山地傾斜草地において、行動特性や採食特性の異なる山羊と牛を組み合わせた放牧をすることにより、草地の利用効率を高め、その結果、高品質の草を供給することにより家畜生産性を高めることを目標に試験を行...
摘要 四国中山間傾斜地域では、栽培不利地から農地の遊休・放棄化が進んでいる。機械による雑草管理が困難な狭小な圃場や急傾斜法面において、中型動物による粗放管理技術の開発を行う。9年度供試したヤギはスス...
摘要 チカラシバは西日本から北関東の放牧地における強害雑草の一つであり、生産現場ではその防除対策に苦慮している。そこで、チカラシバの侵入を受けて荒廃草地化した場内の傾斜放牧地(50a×4牧区)と黒毛...