摘要 環境制御・生育制御技術の統合・高度化に関しては、高温期の細霧冷房及びCO2施用により、キュウリの収量が平均で慣行の1.7倍に増加 することを確認した。また、CO2施用時間を長く確保するために午前中のハウ...
環境負荷の低減及び農業生産資材の効率的利用に資する農業機械の開発及び試験評価の高度化
摘要 農業機械・装置の省エネルギー化や化石燃料に代わる新たなエネルギー源の利用に資する農業機械・装置の開発に関して、簡素化・省エネルギー型コンバインでは、脱穀選別部等を新たに構成し、最大ワラ流量を簡...
摘要 (1)一斉機械収穫に適した品種・系統の選定については、これまでに選定した候補品種・系統の栽培試験によって、開花斉一性と機械収穫に適した茎強度を有する品種・系統を電照冬春作型と季咲き夏秋作型の各...
摘要 安全で低コストの高性能林業機械化等の推進と省力的更新技術を確立するため、利用可能材積や形質等から販売収入及び生産経費を予測するシステムを開発するとともに、小面積帯状伐採地の低コスト省力更新作業...
摘要 針葉樹一斉林の付加機能を高めるための森林管理手法の開発当年度の試験研究方法:1) 森林総合研究所構内の苗畑に、相対照度3、8、30、60%の被陰ハウス区と無庇陰区(100%)を設置した。苗木は3月中旬より...
摘要 森林画像輝点位置測定装置の開発及び測定精度の検証を行うとともに、森林地図情報を活用した操作プログラムの開発と試作車両の制御システムの試作に着手した。森林画像輝点位置測定装置として、カメラとレー...
摘要 レール式薬剤散布機による作業はホース回収と畦間移動時に心拍数が増大する。手散布では傾斜畦栽培よりも等高線畦栽培の方が労働負担が小さい。レールを利用した収穫物運搬装置により労働負担の軽減効果が認...
摘要 複層林施業法の高度化を目的として、光環境と下木成長の関係を解析し、光環境が任意に変化する場合の下木の樹高成長経過を簡便に推定する手法を開発した。本手法は樹高6mまでのヒノキ下木に適用し、光条件の...
生体電位を利用した非破壊的生体情報の計測・解析技術の開発(233)
摘要 茶園管理の合理化・軽労化を進める上で、作業の機械化等に加え、茶樹の生理状態に基づいた精密な管理体系化が望まれている。そこで、迅速・定量的・非破壊的な生体情報計測・解析技術として、茶樹生体電位計...
摘要 サイズの異なるヒノキ3個体について葉群構造を計測して、その分布特性を解析するとともに、葉群による光合成特性、純生産速度、総生産速度を明らかにした。また直達光と散光による光合成量への寄与率を計算...
摘要 圃場での作物群落の生育状態のセンシングにおいては、屋外光の強さや角度の変化による測定精度の低下が問題となっており、光の条件によらないセンシング手法の開発が求められている。そこで、光の方向や撮影...
摘要 苗畑に建設した被陰ハウスを利用して異なる光強度で当年生苗木を育成し、光条件に対する成長反応を調べ、樹種ごとの光要求性、耐陰性、異なる光条件に対する適応様式について検討することを目的とする。 温...
メロン少側枝形質の遺伝的・生態的特性の解明と利用技術の開発(1)
摘要 メロン生産における整枝作業の省力化が可能な短側枝性中間母本を育成することを目的とし、雑草メロンのなかから見出した少側枝性系統と普通系統との交雑後代から、短側枝性系統‘メロン安濃14号’および‘メ...
摘要 小笠原諸島のアカギが侵入した林分において、アカギの繁殖を最も効果的に抑制し原植生を復元する技術確立のため、アカギの生理特性や個体群動態に関わる諸特性の把握を目的とする。アカギと同様に林内で前生...
摘要 本試験では、両種の異なる光条件に対する両種の成長反応を評価し、更新様式の差異との関連を検討した。RGR(相対成長率)は、両種とも30%で両種ともほぼ頭打ちとなった。3%と100%区でブナの方が...
摘要 苗畑に建設した被陰ハウスを利用して異なる光強度条件で当年生苗木を育成し、光条件に対する成長反応を調べた。クヌギ、ミズナラ、シラカンバのRGRは、各照度でクヌギとシラカンバで高く、ミズナラが低か...
摘要 ヒノキ人工林において、上木ヒノキの葉面積と葉仰角の垂直分布、及び光合成の特徴を調べた。葉面積の分布の特徴から、林冠を陽樹冠と陰樹冠に分離することができた。また樹冠上部から下部になるに従い、葉仰...
摘要 多摩森林科学園構内の森林は周辺の都市開発により島状に孤立化してきている。また、暖温帯上部の代表的群落であるモミ林の都市周辺における衰退が進んでいる。島状森林生態系におけるモミ林の更新について研...
摘要 広葉樹林、針広混交林、針葉樹林など温寒帯天然林にはさまざまな効用があり、目的に応じた多様な管理技術が必要である。天然林の管理では、天然更新や動態に基づいた森林の動きのコントロールが重要であり、...
摘要 小笠原諸島では、明治~戦前に高木林の立地のほとんどが畑に開拓され破壊されたが、母島の石門と桑の木山にはまとまった天然高木林が残存している。昭和初期から戦時中にかけて用材樹種として移入されたアカ...