摘要 人力作業に依存している軟弱葉菜類の収穫・調製作業を機械化して省力化するために、8年度までに試作してきた軟弱葉菜類収穫機に、付着土の除去や余分な根の切除を目的とした根部調製切断刃を追加した。また...
摘要 重粘土転換畑での、野菜栽培の基礎となる砕土率の向上技術の確立と収穫・管理作業等の機械化技術の確立を図るため、10~13年は耕うん作業機の開発・改良と耕うん作業方法の検討を行い、砕土率向上技術を...
ミニマムティレッジによる飼料作物の栽培・管理作業技術(92)
摘要 暖地型牧草を中心とした長稈飼料作物を一工程で耕うん・施肥・播種する実用的な低コスト播種技術を開発するために、部分耕施肥播種技術を検討し、慣行の全面耕起施肥播種技術に比べて約半分の作業時間で同水...
摘要 飼料基盤の脆弱な府県の酪農、肉用牛経営では、乾物、栄養収量の高いトウモロコシ、ソルガムの長大作物の栽培が中心となる。飼料生産組織(コントラクタ)を念頭において、圃場区画が小さく、分散した圃場基...
摘要 搾乳作業は飼養管理作業の過半を占め、その短縮・軽労化が重要な課題となっている。搾乳ロボットの実用化が各所で進められているが、本研究ではこれに当研究室で開発を進めてきた高拍動比分房別停止制御技術...
水田作業における走行車両の転倒シミュレーションモデルの開発(120)
摘要 農用車両の転倒を、複雑な作業機などからの外力を考慮することなく、車両に設置されたセンサーからの情報だけで解析・予測する技術の開発を目的とし、転倒解析シミュレーションモデルを作成した。basic...
摘要 結球野菜の選択的収穫作業の軽労化を図るためには、収穫適期を評価する技術が必須である。そこで、キャベツを対象に、結球の大きさ、硬さを推定し収穫適期を判断する手法の開発を行った。キャベツの結球と外...
摘要 近畿・中国地域の葉菜類生産は、農地の減少や農業者の高齢化・後継者不足、労働力確保の困難さなどの理由のため伸び悩んでいる。そこで、葉菜類生産振興の一助として、現在多くの労働力・労働時間を必要とし...
摘要 昨年度までに試作開発した揺動攪拌型の除草機による圃場試験を行い、除草効果、撹拌爪による水稲への打撃による影響を調査した。雑草の生育初期に土壌を撹拌して湛水面に雑草を浮遊させれば、一定の除草効果...
摘要 水稲の乾田直播にレンゲを入れた有機栽培において必要な機械作業技術及び大豆作において播種時期を早めた場合の播種・管理作業の省力機械化について検討した。前作レンゲの鋤込み及び水稲の播種は、レンゲの...
ミニマムティレッジによる飼料作物の栽培・管理作業技術(112)
摘要 牧草類を一行程で耕耘・施肥・播種する省エネルギー型の低コストな栽培技術を開発するため、ロータリをベースとした部分耕型ドリルシーダの実験機を試作した。従来の正転ロータリに大きな改造を加えず、耕耘...
摘要 材料物性や水分条件の異なる多様な草種に対応した角形ビッグベールの迅速圃場収穫技術を確立するため、角形ビッグベーラの農家における利用状況およびわが国に導入されている2機種の梱包所要動力、梱包密度...
微量酸素条件下における牧草の発酵特性の解明-ラップサイロの気密特性-
摘要 ストレッチフイルムで密封・貯蔵するラップサイロは、長期貯蔵の難しいことが指摘されている。ラップサイロ内の微量酸素の消長を明らかにし、品質劣化のメカニズムを解明する。ラップサイロ内ガス濃度の変化...
摘要 果菜類の収穫作業は、作業者が果実の大きさ、色、着果位置など数多くの要因から収穫適期かどうかを瞬時に判断することにより、行われている。収穫作業の軽労化を図るためにはロボット機構による選択収穫作業...
傾斜地大規模カンキツ作における省力・高品質安定生産システムの経営的評価(41)
摘要 農家調査をもとに今後の樹園地の移動面積の発生程度を、農業労働力の加齢状況、果樹作の今後の意向、後継者確保状況から推定した。5年後には貸付は現状に加えて2戸、347a増加し、10年後にはさらに3...
摘要 作業道設置が単収に及ぼす影響を簡易に把握するため、気球・無人ヘリ等を用いたリモートセンシング法を検討した。その結果、気球とビデオカメラを用いた上空写真をパソコンに取り込み解析する方法で、樹冠占...
摘要 トマト1段栽培は慣行多段栽培に比して高品質生産・軽労化等が可能となる。これまでに環境保全を考慮したコンテナ移送式1段栽培装置を開発したが、装置の操作機構が若午複雑で、設備費等が高く、コンテナ洗...
摘要 作業機や施設を適切に管理・制御し、作物に適した環境制御及び最適制御が可能なインテリジェント生産制御システムの開発を目的とし、その基本技術として、(1)無線回線による複数作業機の監視のための遠隔...
摘要 水稲の機械移植精度や能率は、苗の性状特に苗マットの形成に大きく影響される。このため、良好な苗の生産は、栽培上の点のみならず機械作業の点からも重要である。今回新たに開発された植物活性剤の水稲育苗...
摘要 キャベツ等の結球野菜は重たいものが多く、収穫作業は作業負担の大きい作業で省力化が望まれていたが、これまで機械化は困難であった。そこでマニピュレータによる高精度ハンドリング技術を開発し、収穫適期...