摘要 虫害研究室では卵寄生蜂を利用した野菜の重要害虫コナガの生物的防除法の開発を進めている。しかし、農業生態系を考慮すれば特定の防除手段にたよるのではなく、害虫個体群-作物個体群を中心として複雑な生...
組換え体植物の開放系での利用に伴う遺伝子拡散のリスク評価のための基礎的研究(76)
摘要 セイヨウアブラナを含む近縁なアブラナ科5種の野生状況下における生育地及び開花期を調査した。その結果、セイヨウカラシナは河川の堤防や河川敷で大きな群落を形成している。セイヨウアブラナも河川沿いに...
摘要 殺虫剤抵抗性を高度に発達させて、化学的防除が困難になっているコナガの生物的防除法を開発するために、土着寄生蜂および海外から導入した寄生蜂の野外放飼によるコナガ密度抑制技術の確立を目的として研究...
摘要 ハルザキヤマガラシはアブラナ科植物としては例外的にアブラナ科作物の重要害虫であるコナガの加害を全く受けないため、コナガ抵抗性アブラナ科野菜の育種素材として有望と考えられる。11年度は、ハルザキ...
摘要 導入寄生蜂セイヨウコナガチビアメバチのコナガ個体数抑圧効果を調べるため、12年年5月19日定植のブロッコリーに雌成虫を株あたり1頭放飼した。その結果、中老齢の幼虫密度を、無放飼区ではピーク時に...
摘要 殺虫剤抵抗性を高度に発達させて、化学的防除が困難になっているコナガの生物的防除法を開発するために、土着寄生蜂の中でコナガ密度抑制能力の高い種を同定するとともに、海外から導入した寄生蜂の野外放飼...
摘要 微生物分解型緩効性窒素肥料および家畜ふん尿を原料とする環境保全型緩効性新資材を開発し、これらを利用して野菜等の高品質化を図る。粉末オキサミドにゼオライトとクエン酸発酵廃液を混合・成型すると、オ...
寄生性天敵・べたがけ利用を核としたコナガの総合防除技術の確立
摘要 コナガはアブラナ科植物を加害する世界的な大害虫である。また、有機リン剤、合成ピレスロイド剤などの殺虫剤に対する抵抗性を顕在化させ、防除の困難な重要害虫となった。多発生の原因の一つとして農薬害に...
摘要 高度の殺虫剤抵抗性により、殺虫剤による防除が困難になっているコナガの生物的防除法を開発する。10~12年には土着寄生蜂および導入寄生蜂のコナガ密度抑制能力の評価と野外繁殖条件の解明を行い、13...
摘要 寄生蜂の利用によるコナガの生物的防除法の開発を目指す。台湾から導入したコナガの幼虫寄生蜂セイヨウコナガチビアメバチを6月にキャベツ畑に放飼したところ、コナガ4齢幼虫密度および蛹密度は寄生蜂を放...
摘要 微生物分解型緩効性窒素肥料および家畜ふん尿を原料とする環境保全型緩効性新資材を開発し、これらを利用して野菜等の高品質化を図る。9年度は鶏ふんペレット(乾燥鶏ふんのみを使用)、鶏ふん加工ペレット...
東北タイプロジェクトワークショップ参加及び野菜導入方策の検討
摘要 東北タイでの持続的な野菜生産の方向を検討するため、アブラナ科野菜等の生産に適したチェンライ、チェンマイ等の比較的冷涼な地帯、大消費地に近い中央平原などでの野菜生産の状況および市場での販売状況を...
雑草の特定代謝機能を標的とした雑草制御剤の探索手法の開発(196)
摘要 リグニン生合成系の初期段階に位置するクマル酸代謝系の酵素クマロイルCoAリガーゼの特異的阻害剤と考えられるナリンゲニンは、水耕法による長期(1週間)根部処理により植物体の生育を抑制(イネ科)ま...
摘要 弱毒ウイルスに感染した植物における干渉効果の成立条件、及び病徴の強弱の決定因子を明らかにする目的で、8年度はCMVの代表的な系統である普通系、マメ科系及びアブラナ科系にそれぞれ分類される3分離...
摘要 アブラナ科作物の栽培と土壌への鋤込により後作の土壌病害発病が軽減される事例が知られている。これを防除に利用するため、現像の再現と原因の解明を行った。農業研究センター内人工汚染圃場でコマツナを栽...
摘要 コナガはアブラナ科作物の難防除害虫で各種殺虫剤に迅速・高度に抵抗性を発達させてきている。コナガの殺虫剤抵抗性機構の解明により,コナガの抵抗性発達の抑制・回避の新手法が開発される可能性がある。特...
摘要 薬剤抵抗性の発達によって防除が困難になっているアブラナ科野菜害虫のコナガを効率的に防除する方法を検討した。各種防除法の中で研究が遅れている捕食性天敵について、室内における捕食量実験、ほ場におけ...
摘要 アブラナ科野菜の害虫であるコナガは、殺虫剤抵抗性を高度に発達させ、殺虫剤による防除が困難であり、新しい防除法の開発が求められている。圃場調査の結果、コナガに寄生する土着の寄生蜂の活動は高温期に...
摘要 アブラナ科野菜の害虫防除における殺虫剤依存度を軽減するために、寄生性天敵の利用による生物的防除法を中心とする環境保全型防除技術の開発を図る。8年度は台湾から導入したコナガの幼虫寄生蜂Diade...
摘要 植物に各種ストレスを与え、ファイトアレキシン(PA)などの誘導を試みると共に生成された成分の生理活性を調査し、下記の結果を得た。■紫外線の照射により、クワの葉はmorasin C,M,Nなど6...