q.有機性資源の農地還元促進と窒素溶脱低減を中心にした農業生産活動規範の推進のための土壌管理技術の開発
摘要 有機性資源の適正な農地還元を推進するため、1)堆肥連用による窒素蓄積を考慮した施肥技術を確立するためのツールとして、80℃16時間水抽出とCOD簡易測定による畑土壌可給態窒素の現場対応型迅速評価法を開...
摘要 (独)野菜茶業研究所が開発した根こぶ病抵抗性ハクサイ中間母本と千葉県及び(株)丸種の持つ遺伝資源を交配し、根こぶ病抵抗性DNAマーカーを活用して、強度根こぶ病抵抗性を有する早生及び中生新品種を育成...
i.野菜におけるDNAマーカー整備及び遺伝子機能解明と利用技術の開発
摘要 1)単為結果性に関する選抜マーカーの開発では、なす単為結果性遺伝子獲得の基盤となるBACライブラリ、23,245遺伝子が座乗するマイクロアレイを構築した。トマトをモデル植物とするシンテニーマップの作成...
j.病虫害抵抗性、省力・機械化適性、良食味等を有する野菜品種の育成
摘要 1)レタスビッグベイン病に抵抗性で秋まき厳寒期どり作型に適した「フユヒカリ」の品種登録を出願した。また、遺伝子組換えレタス「MiLV-CP-1」のビッグベイン病強度抵抗性はT5、F2およびBC1でも安定して発...
i.野菜におけるDNAマーカー整備及び遺伝子機能解明と利用技術の開発
摘要 1)トマト突然変異体の整備に役立てるため、ピーマンを用いて重イオンビーム処理による変異誘発の特徴について解析し、重イオンビーム処理によって処理当代で固定した劣性突然変異が誘発されることを明らか...
i.野菜におけるDNAマーカー整備及び遺伝子機能解明と利用技術の開発
摘要 (1)トマト栽培種で汎用的に利用できるDNAマーカーの開発を目指し、820個のSSRマーカーを設計し、その半分の418個が少なくとも1組のトマト品種・系統間で多型を示すことを明らかにした。(2)2座のハクサイ根こ...
摘要 研究の目的:アブラナ科、ウリ科、ナス科等の野菜を材料に用い、ゲノム解析と連鎖マーカーの獲得を目的とする。特に、量的形質を示すような病害抵抗性遺伝子に関して、新品種育成の効率化に有用なDNAマーカ...
ハクサイ根こぶ病抵抗性の遺伝解析並びにネギさび病抵抗性素材及びレタスビッグベイン病抵抗性素材の開発
摘要 i)ハクサイの根こぶ病抵抗性系統のBC2及びBC3世代についてDNAマーカー(Crr1とCrr2)による選抜を行い、BC3世代では圃場での特性調査と形態による選抜を行った。ii)Bt産生殺虫タンパク質の遺伝子を用い、...
キャベツ及びネギの省力・機械化適性の解析並びにハクサイ晩抽性系統の評価
摘要 i)キャベツの機械収穫に関与する球揃いに関わる球重、球高、球径等の形質を抽出し、球揃いが良く、商品化率の高い4品種を選定した。機械収穫に適性の高い品種間の交雑種子並びに自殖種子を得た。ii)ネギの...
摘要 i)DNAマーカーの開発では、ナス、ハクサイのマイクロサテライトをそれぞれ約100、200個開発した。メロンでは、CAPS、RFLP、SSRのマーカーを10数個開発し、SSRを大量に単離できる濃縮ライブラリーを作成した...
アブラナ科野菜とアラビドプシスにおける実用形質関連遺伝子の対応関係の解明(363)
摘要 Brassica rapa とアラビドプシスとのゲノムの対応関係を、RFLP比較地図の作製によって明らかにすることに適したプローブ(B. rapa 由来及びアラビドプシス由来)を、データベース検索により、計162種類選び...
摘要 Brassica rapaの連鎖地図の作成を試みた。12年度は34プローブと8制限酵素の組合せで、共優性RFLP候補を16個得た。11年度に予備的に作成した連鎖地図を参考に‘A9709’と‘G004’で多型が認められた100種類のプラ...
DNAマーカー利用によるハクサイ晩抽性検定法の確立(359)
摘要 ハクサイ類の春どり栽培における不時抽苔を回避し,安定生産を図る上で有用な晩抽性を有する育種材料‘つけな中間母本農2号’に由来する晩抽性遺伝子に強く連鎖するDNAマーカー(RAPDマーカー,RFLPマーカー...
DNAマーカー利用によるハクサイ晩抽性検定法の確立(363)
摘要 9年度までに、バルク法により、ハクサイの安定供給に資する晩抽性の遺伝子座に強く連鎖するRAPD、RA1255cを見いだした。10年度は、RA1255cについて、晩抽性に関するQTL解析を行った...
摘要 本課題は、複雑な遺伝様式を持つ量的形質や、検定が困難あるいは長期間を要する形質等、育種目標として扱うことが困難な形質に関して育種を効率化できるDNAマーカーを開発するための基盤技術を確立するた...
摘要 研究機関で育成された系統のデータが未活用のまま多量に蓄積されており、これをデータベース化することにより多くの研究機関で利用できるようにする。アブラナ研の特性検定試験・系統適応性検定試験などのデ...
摘要 9年度はハクサイ・カブ・ツケナ類とカラシナ類の計142品種、キャベツ、カリフラワー、カイランの72品種、およびダイコン89品種の特性を調査した。10年度は、キャベツ50、カリフラワー10、ブロ...
摘要 本課題は、課題番号(377)成果を発展的に引き継ぎ実施する。ハクサイの安定供給に資する晩抽性品種育成の手法を、DNAマーカーを利用して開発することを目的とする。全体計画は、晩抽性マーカーを検索...
摘要 ハクサイやカブを含むBrassica rapa L.は、日本では最も栽培面積の広い野菜の一つであるが、世界的な主要作物ではなく、また他殖性植物であるために遺伝地図の作成および有用形質の遺伝解析...
DNAマーカー利用のハクサイ根こぶ病抵抗性検定法の確立(379)
摘要 ハクサイ類の根こぶ病は難防除病害で、汚染地域では根こぶ病抵抗性(CR)品種が利用されているが、近年CR品種が罹病化する事例が増加し、新たなCR品種の育成が望まれている。CR育種素材はハクサイ類...