摘要 1.エンレイ×PekingのF2集団を用いて1,117種類のSSRマーカーが座乗する全長30,44cMの高精度連鎖地図を構築した。これによって米国のダイズ塩基配列情報における問題箇所が明らかになり、また高精度選抜マー...
摘要 1)大豆出芽時の湿害発生機構を解明するために、大豆出芽期の湿害についてトランスクリプトーム技術およびメタボローム技術で解析した結果、冠水処理初期でエチレン合成、解糖、嫌気代謝系が顕著に変動して...
摘要 1)ダイズプロテオームデータベースを構築し、公開した。大豆出芽時の冠水処理で変動するたんぱく質群をプロテオーム技術で解析した結果、アスコルベートパーオキシダーゼ2およびアルコールデヒドロゲナー...
c.粗飼料自給率向上のための高TDN収量のトウモロコシ、牧草等の品種育成
摘要 1)とうもろこしでは、テオシントの耐湿性に関係する不定根形成能に関わるQTLを持つ準同質遺伝子系統を作出するとともに、高TDN収量(東北の適地で約5%多収)の寒地・寒冷地向きの新品種「北交65号」を育成...
l.飼料作物の育種素材開発のためDNAマーカー利用技術と遺伝子組換え技術の開発
摘要 主要飼料作物・芝草等について、耐病性等の連鎖地図の作成・選抜マーカーの開発、有用遺伝子の単離・機能解析、培養系・遺伝子組換え技術の開発など一連のバイオテクノロジー関連技術を効果的に組み込むため...
e.飼料生産性向上のための基盤技術の確立と土地資源活用技術の開発
摘要 不耕起播種による栽培体系の確立に当たっては、(1)不耕起播種による栽培体系(夏作とうもろこし・秋作エンバク)を確立し、慣行栽培(耕起-夏作とうもろこし・冬作イタリアンライグラス体系)で8工程ある春...
摘要 i)「北海90号」は黒根病抵抗性と耐湿性に優れることを確認し、品種登録を行うこととした。「北海90号」は15~17年の三カ年平均で根重7.33t/10a、根中糖分17.81%、糖収量1307kg/10aであった。収量は全道平均...
摘要 i)大豆では、これまでに認められた耐湿性を支配するQTLは早晩性遺伝子E1に対応したため、E1を優性に固定した60系統を用いてQTL解析したところ、早晩性とは無関係な4つにQTLを認めた。年次間による再現性の検...
DNAマーカーによるアポミクシス、耐病性、耐湿性等の連鎖解析
摘要 i)アポミクシス遺伝子近傍のBACからはコンティグが作成できず、マーカー間の遺伝距離は小さいが、物理距離が大きいためと推定された。ii)トウモロコシ近縁種テオシントの耐湿性(不定根形成能)関連2遺伝子...
DNAマーカーによるアポミクシス、耐病性、耐湿性等の連鎖解析
摘要 アポミクシス遺伝子座近傍のAFLPマーカーによるBACのスクリーニングを行い合計6個のクローンを特定し、そのうち4個は塩基配列を決定した。テオシントの不定根形成能をSSRマーカーによりトウモロコシに導入し...
摘要 i)大豆では、これまでに認められた耐湿性を支配するQTLは早晩性遺伝子E1に対応したため、耐湿性を解析するためには熟期を揃えた材料で分析することが必要であると判断した。ii)遺伝子組換えについては、パー...
DNA マーカーによるアポミクシス、耐病性、耐湿性等の連鎖解析
摘要 栄養繁殖により増殖されるシバでは、育成者権の保護の観点から品種識別技術の開発が必要であり、実用形質の選抜用に開発したDNAマーカー(SSRマーカー)は、シバ属の種間・種内の近縁度の指標及び品種...
摘要 i)大豆では、耐湿性の高い品種と低い品種を交配して育成された組換え自殖系統(60系統)を供試して、DNAマーカーによる耐湿性のQTL解析を行い、耐湿性を支配するQTLを3つ(FT-1:C2連鎖群、FT-2:D1b連鎖群...
DNAマーカーによるアポミクシス、耐病性、耐湿性等の連鎖解析
摘要 i)トウモロコシでは幼植物段階の耐湿性関与マーカーを特定し、子実収量関与QTLを導入した準同質遺伝子系統(NILs)とその検定F1において、一部のQTLの効果を確認した。ごま葉枯病圃場抵抗性については複数...
摘要 i)447種類のDNAマーカーを用いて大豆の低温着色抵抗性遺伝子のマッピングを行い、抵抗性に関わる3つの染色体領域を明らかにした。ii)耐湿性の高い品種と低い品種を交配して育成されたリコンビナントイン...
DNAマーカーによるアポミクシス、耐病性、耐湿性等の連鎖解析
摘要 イタリアンライグラスの冠さび病抵抗性、トウモロコシの耐病性及び子実収量構成形質等について、DNAマーカーを開発し、実用育種への適用を開始した。耐塩性やリグニン合成阻害遺伝子及び一部の除草剤耐性遺...
摘要 水田転換畑において飼料作物を栽培する際に,排水不良によって生じる湿害のために生育不良となる場合がある。これは自給飼料作物の基幹であるとうもろこしにおいても深刻な問題であり,飼料作物を安定供給す...
摘要 本課題では,とうもろこしにおける耐湿性育種を行うための基礎的知見を得るために,数多くの遺伝資源の中から耐湿性の強い系統を選抜すると共に,複数の交雑集団を養成して耐湿性を支配する遺伝子に連鎖する...
摘要 暖地型牧草の導入と評価を行い,わが国での牧草生産に適した草種を選定するとともに遺伝資源の特性のデータベース化と種子増殖を図る。12年度末までに12,000点を超える遺伝資源を保存している。希少遺伝資源...