アカヒゲホソミドリカスミカメによる斑点米低減を目指した新防除モデル
摘要 新たに開発したアカヒゲホソミドリカスミカメに対する性フェロモントラップをもちいた効率的な広域的モニタリング法を確立し、防除体系・生産条件における本種の防除の適正化をはかる。
摘要 目的:現在関東以西の地域の野菜類および果樹で最も問題となっている4種の害虫は, 合成された性フェロモンおよび集合フェロモンを利用したトラップの使用により,高い精度で発生消長をモニタリングすること...
摘要 (1)ナミハダニの有力天敵であるチリカブリダニは他のカブリダニ類に比べ、ナミハダニの不規則立体網の糸を切る能力に優れていることを解明した。(2)土着天敵採集装置を試作し、排出口と捕虫網の改良により実...
k.地域条件を活かした高生産性水田・畑輪作のキーテクノロジーの開発と現地実証に基づく輪作体系の確立
摘要 水田輪作では、稲、麦、大豆を主な対象として、輪作体系としての生産性と収益性の向上を可能にする栽培管理技術、作業技術、肥培管理技術、経営管理技術を開発し、現地における普及を図ることを目的として、...
28 斑点米カメムシ発生予察技術の高度化と斑点米被害抑制技術の開発(1)斑点米カメムシのモニタリング法の開発
摘要 水稲では、斑点カメムシによる品質低下が大きな問題となっているが、現状では穂揃期以降の多数回散布を必要としており、より効率的な防除法の確立が急務となっている。しかし、防除時期・回数を決定するため...
摘要 オオトゲシラホシカメムシ雄成虫を異なる日長条件下で飼育して個体毎に放出物(集合フェロモン)を捕集し、ガスクロマトグラフにより分析した。その結果、14時間明期10時間暗期(14L-10D)の日長条件では放...
摘要 病害虫の適期防除のためには、病害虫の発生状況を正確及び効率的に把握する必要がある。より精度を高めるためには、調査方法について、さらに技術開発が必要である。また、病害虫の農薬に対する耐性化や抵...
摘要 開発途上国の荒廃地回復手法の開発当年度の試験研究方法:1)世界各地の試験地でモニタリング研究を継続した。国別ワークショップを開催し森林修復プロジェクトの成否に関わる要因を検討した。2)チークビ...
摘要 インドネシア、アルゼンチン、パプアニューギニア、マレーシア、ペルー、タイ、ブラジルにおける荒廃熱帯森林生態系の修復に関する試験地でのモニタリングを継続すると共に、既存試験地のネットワークのさら...
摘要 1.当年度の研究目的 熱帯林の無用な劣化を減少させるため、またすでに荒廃した森林を修復するための技術を開発し、森林資源の持続的管理に貢献することを目的として設定した世界各地の試験地においてモ...
カンキツ類を加害するコナカイガラムシ類の性フェロモンの解明(249)
摘要 GC-MS、NMRの分析結果から、ミカンヒメコナカイガラムシの性フェロモン構造が特定できた。その構造は近縁のコナカイガラムシと類縁性があることが明らかになった。雄成虫に対する合成フェロモンの誘...
スギノアカネトラカミキリの性フェロモンを利用した簡易型トラップの開発(581)
摘要 合成性フェロモンによるスギノアカネトラカミキリの誘殺について調査した。その結果,合成性フェロモンは未交尾雌成虫を誘引することが示された。しかし,その誘殺数は極めて少なく,合成性フェロモンの誘引...
ガの雌成虫に便乗する卵寄生蜂の寄主探索行動の解明と管理技術への応用(42)
摘要 卵寄生蜂Telenomus euproctidisは沖縄県ではタイワンキドクガ雌に、茨城県ではチャドクガ雌に便乗していることが野外捕獲虫で確認された。チャドクガおよびタイワンキドクガの性フェロ...
摘要 インドネシアではヒメイチモジマダラメイガがダイズの収量確保の上で大きな障害になっている。本種の性フェロモンとして推定した4成分5物質について、ダイズ畑での雄捕獲数を指標に最適な誘引組成の決定を...
摘要 鱗翅目昆虫の性誘引フェロモンについて多様な研究が進められ、主要害虫については防除手段が実用化されてきた。しかし、地域特産作物などのいわゆるマイナー害虫のモニタリングや直接防除へ性フェロモンを利...
鱗翅目害虫の薬剤抵抗性機構の解明とモニタリング手法の開発(108)
摘要 カーバメート剤(メソミル)、有機リン剤、ピレスロイド剤に抵抗性を発達させてきているハスモンヨトウの薬剤抵抗性機構解明と抵抗性の簡易モニタリング法の開発を目的とした。本種の薬剤抵抗性の検定は通常...
果樹園内のフェロモントラップ設置位置によるキンモンホソガの成虫誘引消長の差異(304)
摘要 5年同様、キンモンホソガ性フェロモンを中央に置いた粘着トラップを設置し、1週間ごとに誘引数を調査した。その結果、越冬世代を除いて、開口部の方角が異なる二つのトラップで誘引のトレンドが変化するこ...
果樹園内のフェロモントラップ設置位置によるキンモンホソガの成虫誘引消長の差異(319)
摘要 りんご園内、外縁部及び防風林内に、キンモンホソガの性フェロモン0.003mg含浸の誘引源を中央に置いた粘着トラップを、越冬世代には地上高30cm、以後の世代には150cmに設置し、1週間ごとに...
摘要 チャハマキ調査用のフェロモントラップにチャノコカクモンハマキが飛び込み、交信撹乱法による防除効果判定を困難にする現象について解析した。チャハマキ調査用の既製の合成性フェロモンルアーの分析結果か...
鱗翅目害虫の薬剤抵抗性機構の解明とモニタリング手法の開発(130)
摘要 野菜・花き類を加害するハスモンヨトウの薬剤抵抗性の機構を解明するため、解毒酵素阻害剤の薬剤感受性に対する影響、解毒酵素活性を野外個体群を用いて検討した。また、性フェロモンを利用した薬剤感受性検...