摘要 抗酸化性は、老化、発ガン、紫外線障害などを防ぐとされる食品機能性の一つであり、抗酸化性を加味した飼料設計により、家畜の健康の維持・増進が図られて生産性向上に結び付き、畜産物の保存性も向上させる...
摘要 PIXEを用いた飼料の評価法,ならびに乳・肉牛の生理・栄養状態を把握する方法を確立する。摂取飼料の異なる乳牛から得た乳汁および血液,ならびに栄養状態の大きく異なる肉用牛から得た血液および体毛を...
摘要 ロールベーラ積載型の尿素添加装置を開発し,これを用いて飼料イネから調製した尿素処理ロールベールは尿素無添加のものに比べてラッピングするまで長時間放置しても発熱が少なく,実験室内で評価した消化率...
摘要 北海道への適応性を向上させるため、越冬性および葉枯性病害抵抗性の改良が主な育種目標である。道東地域に対する適応性については根釧農試の協力によりそばかす病抵抗性の改良が進んでいる。耐倒伏性、再生...
マメ科牧草バーズフットトレフォイルを用いた開放系モデルにおける遺伝子拡散及び環境への影響評価法の開発
摘要 マメ科牧草バーズフットトレフォイル(以下トレフォイルと称す)は環境耐性に優れ、非鼓腸症性で家畜飼料として採草及び放牧利用が世界的になされる重要な牧草である。ここ数年の間にトレフォイルはバイテク...
摘要 プロバイオティック微生物は、消化管内フローラを改善し、種々の保健効果などをもたらしている。家畜の生産性向上を目的として、畜産環境中のプロバイオティック微生物の多様性と未知機能を解析し、それらを...
摘要 牧草類の抗酸化力の季節変動では、アルファルファは春先に抗酸化力が強い傾向が認められ、11年度更新したものが強い抗酸化力を示す傾向が認められたが、その他の草種は季節変動の少ないものが多かった。抗...
摘要 飼料イネの品種と刈り取り時期が栄養価に及ぼす影響を検討するために,8系統のイネを同一圃場で栽培して,出穂後日数を変えて収穫し,酵素分析法を中心とした化学分析とナイロンバッグ法による消化試験を実...
摘要 試作尿素液添加装置の性能と飼料イネ収穫時の尿素添加効果を調べるための実験を行った。試作尿素添加装置によって飼料イネロールベール調製時の尿素添加がワンマン作業でき,しかも尿素添加量の調節も可能で...
摘要 飼料イネの給与法を検討するために,飼料イネ「はまさり」の自由採食量と飼料エネルギーの利用効率を測定した。また,農研センターで育成された月06号`モシー乾草を飼料乾物の40%配合して乳牛に給与して乳...
新生物系添加物によるサイレージの品質改善技術の開発(146)
摘要 ホ-ルクロップイネ用のモデル材料として、サイレ-ジ発酵の解析及び追試が容易な、加水した稲わらを用いて小規模のサイレ-ジ調製を行い、乳酸菌(Lactobacillus plantarum、L. rhamnosus 及び L. cornifor...
摘要 長大型飼料作物のロールベールサイレージ調製技術において発酵品質と開封後の好気的安定性を検討した。トウモロコシ(セシリア)を細切してロールベールに調製し、その際にプロピオン酸を添加した。1ヶ月貯...
摘要 サイレージ中の乳酸にはD-異性体の比率が高い。その原因を解明するため、サイレージや牧草ジュース培養液中の乳酸異性体の経時変化を調べるとともに、サイレージ中の乳酸菌相の変化とその生理特性を検討した...
プロトプラスト融合法等を利用したサイレ-ジ添加用乳酸菌の改良(138)
摘要 サイレ-ジ添加用乳酸菌 Lactobacillus rhamnosus の増殖性改良を目的として、本菌と高増殖性を有する乳酸菌 L. plantarum のプロトプラスト融合株の作出を検討した。選抜マーカーとして、乳酸耐性とラフィ...
摘要 ロールベールサイレージを解体・細断して固定サイロに再貯蔵し,品質の均質化と自動給飼システムに対応する技術を開発するため,乾物率を二水準に調製したイタリアンライグラスのロールベールを貯蔵後14日,...
添加物、栽培法等を組み合わせた暖地型飼料作物ロールベールサイレージの品質改善技術の開発
摘要 暖地型飼料作物、特にスーダングラスやギニアグラスなどの暖地型イネ科草種や飼料イネは、化学的特性として糖含量が低い、植物形態学的には桿が太い、茎内が中空である等により、ロールベールサイレージ(以...
摘要 飼料化によるカンショの用途拡大を図る一環として飼料特性を成分分析と給与試験により調査した。カンショは、トウモロコシに比較して蛋白質、脂肪、ADF含量が少なかった。カンショ飼料を給与した豚の増体...
かんしょの高度利用システムのための未利用資源の畜産利用技術の開発(160)
摘要 かんしょ抽出液のpHは1.90で,強酸性を示した。抽出残渣の成分は原料のかんしょとほとんど変化なく,可溶無窒物が多い反面,粗蛋白質および粗繊維が少なかった。そこで,抽出液をビートパルプとアルファルフ...
西南暖地における飼料イネサイレージの調製給与技術の開発(159)
摘要 岡山スーパーライスおよび西海203のサイレージの乾物率は,完熟期で41~44%であった。両品種・系統とも粗灰分が極めて多く,可溶無窒物がやや多く,粗繊維および粗蛋白質含量が少なかった。繊維成分では...
子実及び茎葉高消化性を導入した寒地向けとうもろこし親系統・F1品種の育成(172)
摘要 戻し交雑と自殖により褐色中肋(bm)およびワキシー(wx)遺伝子の導入と固定化を進め、bm系統ではS4およびB3F2世代、wx系統ではS3およびB3F2世代まで達した。曲げ抵抗値により評価した...