2-(1)沿岸域における漁場保全と水産資源の造成のための研究開発
摘要 ・道東海域のナガコンブ漁場を対象に、これまでの生育情報と物理環境の解析結果をもとに、生育状況と生育場の漁場環境の空間的な解析を行い、コンブの生育が良い場所を明らかにできる漁場ポテンシャルマップ...
(1)沿岸域における漁場保全と水産資源の造成のための研究開発
摘要 ・藻場において光合成活性や生長量に関し、機器を用いて藻体のクロロフィル蛍光を測定することによって現場で光合成活性を把握可能な測定手法を適用した。さらに、加速度ロガーを用いた流動の計測結果と比較...
再生産力の向上を目的としたアワビ類の資源管理・増殖技術の開発
摘要 (1)水温がクロアワビの成熟に及ぼす影響を飼育実験により把握した。エゾアワビでは、餌料環境が成熟に及ぼす影響を飼育実験により把握した。また、生化学的手法による成熟段階の評価法として、ビテロジェ...
亜熱帯水域における主要水産資源の資源添加過程及び生息環境の把握と漁場環境評価手法の開発
摘要 ・カイアシ類や十脚類浮遊期幼生が河口域に出現する幼稚魚の餌料となっている状況を把握した。・アミメノコギリガザミmtDNA調節領域の塩基置換を解析し、天然稚仔では4~30塩基程度みられるのに対して人工種...
亜熱帯水域における主要水産資源の資源添加過程及び生息環境の把握と漁場環境評価手法の開発
摘要 ・沖縄本島、宮古島、石垣島及び西表島のマングローブ河口域において動物プランクトンOithona属3種について分布特性を明らかにした。・アミメノコギリガザミについて、寒天餌料と篭漁具を用いて野外で稚仔採...
摘要 牛舎と豚舎・採卵鶏舎の舎内アンモニア濃度の変動要因は、季節の影響が最も大きく夏は高く冬は低いこと、季節変動とともに畜舎間変動も大きいことを明らかにした。亜酸化窒素は季節・畜舎間変動は比較的小さ...
水田用除草剤の水系における拡散経路の解明と藻類等水生生物に対する影響評価法の開発
摘要 スルホニル尿素系除草剤のLC/MS/MSによる超微量分析法を確立し、河川・湖沼における15種の除草剤濃度の季節変動を明らかにした。調査は桜川と霞ヶ浦で行い、中流域と下流域間で濃度差はほとんどなかったが、...
摘要 12年度は、東京湾の沿岸環境から海水、魚介類等を採取し、食中毒細菌Vibrio vulnificusの分離を試みたところ、いずれの試料からも、V. vulnificusと推定されるコロニーが得られた。コロニーの多くは、V. vul...
摘要 酸性雨等の森林影響を監視・解明する目的で、北海道トドマツ林、東北カラマツ林、関東スギ林、関東落葉広葉樹林、亜高山帯針葉樹林、関西スギ林、四国ヒノキ林、九州常緑広葉樹林に設けた観測点で、5年にわ...
摘要 牧草類の抗酸化力の季節変動では、アルファルファは春先に抗酸化力が強い傾向が認められ、11年度更新したものが強い抗酸化力を示す傾向が認められたが、その他の草種は季節変動の少ないものが多かった。抗...
摘要 水温や照明条件等の変動がマクロニュートリエントの選択性に及ぼす影響をニジマスとコイで検討したところ、ニジマスではこれら環境要因の変動に係わらずタンパク質への依存度が強かったが、コイでは水温や明...
摘要 酸性降下物の負荷実態とその森林生態系への影響を監視・解明するため、全国7箇所で降水観測を行った結果、降雨pHは4.5~5.4前後で大部分がいわゆる酸性雨であったが、多くの観測点でわずかなpHの上昇傾向...
摘要 農林水産衛星画像データベースシステムから日本海周辺における夜間の可視画像データを入手し、漁火の分布域を漁場と考え、その季節変動を既往の知見と比較し,スルメイカ漁場のモニタリング方法としての有効...
摘要 抗酸化性は、老化、発ガン、紫外線障害などを防ぐとされる食品機能性の一つであり、抗酸化性を加味した飼料設計により、家畜の健康の維持・増進が図られて生産性向上に結び付き、畜産物の保存性も向上させる...
飼料中に含まれるダイオキシン類が草食家畜生産物に与える影響評価法の開発
摘要 牛乳中に含まれるダイオキシン類は主として粗飼料に由来するが、季節、乳期、産次等個体条件によっても変動することが予測される。よって、牛乳中のダイオキシン類濃度調査のための調査項目及びサンプリング...
冬季対馬暖流系水の日本海北部海域における動態と高密度水形成過程の解明(4)
摘要 8年1月の水産庁調査船開洋丸による海洋調査結果とその前後に観測された北海道中央水産試験場による海洋調査データを合わせて検討し、北海道西岸域における対馬暖流系水の挙動及び季節変動に関する解析を行...
摘要 土壌の乾湿差が激しく冠水障害も多発する河川堤防等への緑化植物の栽植適性を評価するための基準を策定する。河川の砂礫地への植栽方法として、貫根性または半貫根性の不織布ポットに検定植物を植栽し、それ...
摘要 砂礫地への新しい緑化工法として鉢埋設定植法を検討中で、最適鉢種類を明らかにするため、ユキヤナギほか3種の苗を30種類の不織布ポットで養成しておき、5月に雨除け下のグリ石床に埋設定植し、秋季まで...
摘要 家畜吸血害虫ニッポンシロフアブの吸血と卵巣発育との関係、生理的齢構成の季節変動、室内飼育による産卵から羽化までの発育経過を調べ、本種の生活史を明らかにした。人為的影響度の強い平地農耕地と人為的...
摘要 ヒノキ人工林の落葉落枝により林床に供給される炭素量の季節変動と堆積有機物の分解の季節変動を明らかにした。林床に堆積した有機物層に含まれる炭素の現存量は5.53Cton/haであった。土壌A層に...