摘要 当年度の試験研究方法:複数の林分内で開空度と林内微気候の観測を継続し、林内微気候の推定手法について検討する。さらに、釜淵森林理水試験地における観測を継続し、水土砂流出特性の解析をすすめ、基礎モ...
家畜排せつ物の処理、利用プロセスにおけるモニタリング技術の開発
摘要 i)円形テントの上部から連続的に吸気し、外気と吸気内のガス成分の差分から、堆肥化過程で発生する環境負荷ガス(アンモニア、メタン、亜酸化窒素等)の発生量を精密に測定するシステムを開発した。ii)豚肥...
近赤外分光法による生体液の連続モニタリング手法の開発(57)
摘要 乳牛の胃液・血液・牛乳・尿などの生体液の有する近赤外スペクトル情報から乳牛の栄養・健康状態を迅速・簡便に把握する技術体系を確立することを目的とする。11年度は,乳牛の分娩後の牛乳成分の変化をモ...
組換え体栽培条件下等における自然突然変異発生のモニタリング(304)
摘要 組換え作物の栽培が行われるようになった現状では圃場等における環境に対する安全性評価基準の高度化が求められている。現在栽培されている組換え作物は環境への安全性について安全であることが確認されたも...
摘要 酸性雨等の森林影響を監視・解明する目的で、北海道トドマツ林、東北カラマツ林、関東スギ林、関東落葉広葉樹林、亜高山帯針葉樹林、関西スギ林、四国ヒノキ林、九州常緑広葉樹林に設けた観測点で、5年にわ...
摘要 各地で酸性雨が観測され東アジア域からの越境汚染拡大が予想される中、森林や渓流への影響監視の強化が必要である。このため全国8箇所の観測点で、降水の観測と森林の衰退度等調査、水源流域の水質モニタリ...
摘要 酸性降下物の負荷実態とその森林生態系への影響を監視・解明するため、全国7箇所で降水観測を行った結果、降雨pHは4.5~5.4前後で大部分がいわゆる酸性雨であったが、多くの観測点でわずかなpHの上昇傾向...
オオタカの個体群管理のための生息環境評価技術の開発(518)
摘要 石狩平野で12個のオオタカの巣を確認し、その多くは防風林内にあった。オオタカの巣をビデオカメラで撮影したところ、大型の餌動物がエゾリス、ハシブトガラスであることがわかった。本課題は平成10~1...
流出油が沿岸岩礁域生態系に及ぼす中・長期的影響の解明(13)
摘要 1997年1月に起こったナホトカ号の重油流出事故が、岩礁域生態系に与える中・長期的影響を明らかにするために、1997年3月より2001年3月にかけて福井県三国町において岩礁域の潮間帯・潮上帯の生態調査を行っ...
近赤外分光法による生体液の連続モニタリング手法の開発(58)
摘要 乳牛の胃液・血液・牛乳・尿などの生体液の有する近赤外スペクトル情報から乳牛の栄養・健康状態を迅速・簡便に把握する技術体系を確立することを目的とした。8~12年度の間に、胃液のオンライン測定装置...
灌漑水および雨水を媒体とした微量重金属の農耕地への負荷量の評価(24)
摘要 雨を媒体として農耕地に負荷されるCdなどの微量重金属の負荷量を解明するモニタリング手法を検討した。降雨を1mmの雨量毎に採水できる非金属製で電源不要の簡易な装置を導入し,重金属汚染のない状態で雨水...
摘要 打音による携帯型非破壊果肉硬度計を使って、果肉硬度のモニタリングによる収穫時期判定の可能性を検討した。その結果、これまでに‘アンデス’メロンにおいてその有効性を認めた。11年度には、ノーネットメロ...
摘要 農林水産衛星画像データベースシステムから日本海周辺における夜間の可視画像データを入手し、漁火の分布域を漁場と考え、その季節変動を既往の知見と比較し,スルメイカ漁場のモニタリング方法としての有効...
摘要 モデル小流域を対象に、環境モニタリングのための土壌環境調査法を開発した。まず、既存のデータを収集し、必要な調査地点・調査項目を選定した。選定地点について、自然条件や管理状況などを調査し、試坑に...
摘要 全国8か所で、地上部衰退度、林外雨、林内雨、樹幹流の調査を実施した。林外雨の平均pHは4.5~5.4で、大部分がpH5.6以下の酸性であったがいずれも樹木衰退は認められなかった。ECは遠隔地で...
イネ種間交雑による病害虫抵抗性の効率的な導入に関する評価法の確立(102)
摘要 異種ゲノムから導入された染色体領域を分子細胞学的手法により同定する方法の開発を目的として、栽培稲O.sativa とトビイロウンカ抵抗性を有するO.australiensis のF1雑種、戻し...
摘要 日本海の漁場環境のモニタリングや生物生産を見積るための基礎資料として、知見が乏しいベントス相とその分布様式について調査を実施した。ベントスの採集は佐渡島周辺から秋田湾、北海道西岸にわたる陸棚と...
摘要 ロシア籍タンカー「ナホトカ号」の沈没による流出重油の沖合生態系に及ぼす長期的影響のモニタリング手法を検討するために、6月に重油漏出地点を中心とした沖合域においてプランクトン分布、海水と生物体内...
摘要 日本海は半閉鎖性、固有冷水など特徴的な海洋環境を形成し、他の海域とは生物相や分布様式において差異があると考えられる。しかしながら日本海側ではベントス相やその分布様式に関する研究例は極めて乏しく...
摘要 日本海の浅海岩礁域は、ホンダワラ類からなるガラモ場が発達し、多様で豊かな磯根漁場を形成している。このような複雑な漁場において、環境傾度や変動に伴う水産生物の分布と動態を、主要構成種や水産有用種...