寒冷地におけるヒエ病原菌Drechslera monoceras製剤の除草効果と他の管理法との組合せ効果
要約 ヒエに感染する植物病原菌Drechslera monoceras製剤は、寒冷地においてはタイヌビエの発生盛期頃の処理で比較的高い除草効果が得られ、他の管理法との組み合わせによりその効果は大きく向上する。 キーワー...
要約 イタリアンライグラス等の牧草による浄化システムは家畜尿汚水の高次処理に適応でき、牧草種をいくつか組み合わせることで年間窒素平均302mg/d/m2、りん平均167mg/d/m2の汚水浄化が期待できることが判った。...
要約 マメ科植物のヘアリーベッチを、田植え前にすき込んで水稲を栽培すると、雑草発生が抑制され、無除草剤、無化学肥料で慣行栽培と同等の収量、品質が得られる。 キーワード ヘアリーベッチ、水稲、雑草抑制、...
要約 イタリアンライグラス超極早生品種「シワスアオバ」の播種適期は9月中旬から10月下旬で、出穂期3回刈の場合は9月中旬から10月上旬、出穂期2回刈の場合は10月中・下旬に播種すると多収となる。 キーワード イ...
要約 西南暖地において、春季にギニアグラス(品種:ナツコマキ)等の一年生飼料作物による草地を造成し、夏季に繁殖牛を輪換放牧することにより、高牧養力の夏季放牧草地として活用できる。 背景・ねらい
西...
要約 西南暖地において、春季にギニアグラス(品種:ナツコマキ)等の一年生飼料作物による草地を造成し、夏季に繁殖牛を輪換放牧することにより、高牧養力の夏季放牧草地として活用できる。九州農業試験場・草地部...
キシュウスズメノヒエに対するシハロホップブチル含有粒剤の効果
要約 シハロホップブチル乳剤などの茎葉処理は、本田内で再生したキシュウスズメノヒエに対して収穫期まで高い防除効果を示すのに対して、シハロホップブチル含有粒剤の湛水土壌処理は、一時的に生育を抑制するが...
要約 ウド栽培にサトイモ、ネギ、イネ科緑肥作物等、ウド萎凋病菌に感染しない作物を取り入れることにより、連作障害の主因となっているウド萎凋病発生の抑制が可能である。 背景・ねらい ウド産地の根株養成ほ場...
秋季代かきと播種同条施肥による水稲麦間不耕起直播栽培の省力安定化
要約 小麦播種前の秋代かきによって前作残さがすき込まれほ場が均平になるため、水稲の播種精度が向上し出芽・苗立ちが安定する。さらに、ヒエなどの夏雑草が減少し除草剤の効果が高まる。また、水稲播種時に基肥...
要約 キシュウスズメノヒエの茎は乾燥によって死滅するが、耕耘による切断と土中への埋没では防除できない。早期水稲刈跡では、非選択性除草剤による防除効果が高く、グリホサート液剤、グルホシネート液剤、ビア...
要約 畦畔雑草刈払前にキシュウスズメノヒエにシハロホップブチル乳剤を散布しておくと、刈払いによって水田内に飛散したキシュウスズメノヒエの切断茎は再生しないので、刈払い後の人力による拾い出し作業を省力...
要約 黒色に着色した軽量再生紙マルチ(90g/㎡)は、着色しない軽量再生紙マルチや再生紙マルチ(120g/㎡)に比べ雑草抑制効果が高く、従来の再生紙マルチと同様に水稲移植栽培に利用できる。 背景・ねらい 再...
要約 暖地型牧草乾草の嗜好性は、繊維含量によって決定され、出穂期までの刈り取りでは、イタリアンライグラス乾草に近い嗜好性を有する。 背景・ねらい 暖地型牧草は、夏場における重要な自給粗飼料であるが、...
要約 岩手県で代表的な斑点米カメムシであるアカスジメクラガメは、ヒエ類の多発した水田ではイネの出穂期前から侵入し、繁殖する。1999年の調査では、ヒエ類の密度が高い水田ほど斑点米率が高い傾向が見られたこ...
要約 ヒエ子実からラジカル消去成分として、ヒエでは検出例の無いN-(p-クマロイル)セロトニン、およびフラボンのトリシン、ルテオリンを単離・同定した。N-(p-クマロイル)セロトニンは、強力な合成抗酸化剤である...
水田雑草キシュウスズメノヒエをシハロホップブチル乳剤で効果的に枯らす方法
要約 水田内に発生したキシュウスズメノヒエとその変種チクゴスズメノヒエを枯殺するには、シハロホップブチル乳剤またはシハロホップブチル・ベンタゾン液剤を薬液が株元の葉に十分付着するように、草丈が25cm程...
要約 アンケート調査によると、県内水田に発生する主要雑草はノビエ、ホタルイ等である。これらの除草剤処理後の残存率は1990年調査と比べて多くの草種で上昇している。除草剤の1回処理や残草放置の増加が雑草の...
要約 愛知式不耕起播種機による水稲不耕起乾田直播では、小麦や水稲収穫後 給水可能な時期に夏・秋季代かきすることによって、高い播種精度と苗立ち率が得られる。また、冬季代かき田での不耕起直播栽培と同様な...
要約 ウド栽培予定の夏期休閑地に、ヒエを緑肥作物として導入すると、雑草抑制効果が高いうえに、後作ウドの生育も優れる。また、ウドの連作障害の主要因であるウド萎凋病の病原菌密度低減にも有効である。 背景...
暖地型イネ科牧野草に発生したミイラ穂病とそのエンドファイトとしての特性
要約 バミューダグラス,パンゴラグラスなど16種の暖地型イネ科牧野草にミイラ穂病(新称)の発生を確認し,病原菌をEphelis sp.と同定した。本病菌はエンドファイトとして宿主植物に全身感染し,宿主に耐虫性を...