青色で芳香性を有するアリウム新品種「札幌1号」、「札幌2号」
要約 種間交雑により育成した「アリウム札幌1号」、「アリウム札幌2号」は、それぞれ濃青色、淡青色の花色で、ともにバニラエッセンスに似た甘い香りを有する。小球開花性があり、球根の増殖も容易である。 キ...
「クイックスイート」は加熱時間と調理法の表示が販売のポイント
要約 ホームユーステストの結果から、サツマイモ「クイックスイート」は、ほとんどの料理に利用可能であると評価できる。また、電子レンジ調理向きという手軽さから若年層の評価が高いが、販売に際しては、電子レ...
要約 複合病虫害抵抗性を有するアールス系「アールス輝」を育成した。本系統は、うどんこ病、つる割病及びワタアブラムシに高度な抵抗性を示す。果形は正球形で美しく、ネット発現にも優れる。また、糖度、香りと...
ワタアブラムシ抵抗性アールス系メロン新品種「久愛交1号」の育成
要約 ワタアブラムシ、うどんこ病新レース(レース2)及びつる割病(レース0、2)に抵抗性のアールス系メロン新品種「久愛交1号」を育成した。 キーワード ワタアブラムシ、うどんこ病新レース、つる割病、ア...
マメアブラムシによるレンゲ萎縮ウイルスの媒介条件とウイルス感染に抵抗性を示すダイズ品種
要約 マメアブラムシがレンゲ萎縮ウイルス(MDV)を媒介するためには、15℃で3. 4日以上の獲得吸汁を要する。スズカリなど一部のダイズ品種は、マメアブラムシを使ってウイルスを接種しても感染が起こらず、抵抗性...
要約 大豆の押倒し抵抗と、地上部自重モーメントあるいは主茎長と茎の太さを測定することにより、ころび型倒伏の耐倒伏性の品種・系統を簡易に選抜できる。 キーワード 大豆、ころび型倒伏、耐倒伏性、押倒し抵抗...
要約 水稲「もちむすめ」は寒冷地中部では晩生の早に属し、耐冷性、いもち病抵抗性、耐倒伏性、耐穂発芽性が「こがねもち」に優り、つき餅の食味が「こがねもち」並みに優れる良質糯米系統である。宮城県で奨励品...
カーネーションの新品種「ポーレッド」及び「ユアレッド」の育成
要約 ピンクの品種「ノラ」から培養変異選抜により、赤色の新品種「ポーレッド」及び「ユアレッド」を育成した。「ポーレッド」は花が大きく花弁数が多い、「ユアレッド」は萼割れがない、などの特色をそれぞれ持...
イチゴの高設栽培用容器を活用した高設採苗用循環式養液栽培装置
要約 イチゴの高設栽培用容器を活用して、点滴型かん水チューブによるかん水と揚水シートによる底面給水を行うことにより、かん水管理が容易で、廃液が出ない循環式の高設採苗用養液栽培装置を開発した。福岡県農...
要約 8、9月出荷作型において、自然日長条件下でも品質の良い切花が得られる夏秋咲きスプレイギクの品種はアニタとテネシーである。電照を行うことで切花品質が改善される品種はセドリック、ピンクコンテスト、ピ...
要約 雨よけ栽培のキクにおいてワタアブラムシの1葉当たり平均個体数は存在葉率によって推定可能である。 背景・ねらい キクは品種や作型が多様であるため、病害虫発生予察調査においては数品種を対象に調査を行...
要約 ナガイモとイチョウイモの人工交配条件を明らかにするとともに、胚培養法を開発した。また、得られた交雑種の形質調査を行った中から、粘りが強く、かつ比較的短い「園試1号」を選抜した。 背景・ねらい ...
要約 標高1000mの高冷地での枝切りによるフリージアの早出し栽培は、6月中旬にコンテナに植え付け、9月中旬まで標高1300m以上の地帯へさらに山上げするか、同期間の夜間冷房、または植え付け前40~50日間の球根冷...
要約 発がん抑制効果の高い物質として注目されるプロビタミンAのβ-クリプトキサンチンは、特にウンシュウミカン、ポンカン等のミカン類と、キンカンに多く含まれる。 背景・ねらい
カンキツの果実には、数十...
要約 多収で清香のあるやや早生の緑茶用系統である「70-30-302」を育成した。摘採期は`やぶきた'より2日早く、樹勢は極強、耐寒性及び耐病性に優れる。品質は`やぶきた'よりも強い清香とこく味を持ち、優良である...
要約 らい小麦の北海道への導入を検討する場合、子実の利用適性が大きな鍵となる。らい小麦子実を用いて試作したパン、クッキー、味噌、麺、ビールは、従来にない独特な風味を持ち、地域特産品等への利用可能性が...
要約 シュクコンカスミソウの新病害であるうどんこ病(Oidiumsp.)の好適発生条件、寄主範囲、圃場伝染病を明らかにした。また、DMI剤など、本病に有効な農薬とその効果的使用方法を明らかにした。 背景・ねら...
「宮内伊予柑」「セミノール」及び「ネーブルオレンジ」に適したCTV弱毒ウイルス
要約 カンキツトリステザウイルス(CTV)の弱毒系統M-23A接種「宮内伊予柑」、M-15A接種「森田ネーブル」及びM-10接種「セミノール」樹では、強毒ウイルス保毒樹と比べ樹体生育、果実肥大が良好になり収量が多く...
要約 収穫時の「こぼれ籾」から発生する稲の防除はプレチラクロールを含んだ除草剤が有効で、プレチラクロールを含んだ除草剤は移植直後までの処理で効果が高い。 背景・ねらい 収穫時の「こぼれ籾」から翌年発生...