変異型エチレン受容体遺伝子の導入によるトレニアのエチレン感受性低下
要約 カーネーションの変異型エチレン受容体遺伝子Dc-ETR1nrをトレニアに遺伝子導入すると、エチレン感受性が低下する。 キーワード 遺伝子組換え、エチレン受容体、カーネーション、トレニア、エチレン感...
カワラナデシコとの種間交雑によるカーネーションの早生・多収化
要約 カワラナデシコの育種素材としての利用は、早生化に有効である。花持ち性の優れるカーネーション系統を片親に用いた交配と選抜を繰り返すことにより、早生で生産性が高く、かつ花持ち性の優れる系統を獲得で...
萎凋細菌病抵抗性カーネーション実用品種「花恋(かれん)ルージュ」
要約 「花恋ルージュ」は、DNAマーカー選抜により開発された赤色のスタンダードタイプの萎凋細菌病抵抗性カーネーション実用品種であり、野生種Dianthus capitatus由来の強抵抗性を有する。 キーワード カ...
萎凋細菌病抵抗性のカーネーション新品種「花恋ルージュ」の育成
要約 カーネーション「花恋ルージュ」は、野生種Dianthus capitatus由来の強抵抗性を有し、DNAマーカー選抜により育成された、世界で初めての萎凋細菌病抵抗性カーネーション品種である。 キーワード カー...
要約 自己触媒的エチレン生成開始後のカーネーション切り花において、高温処理はエチレン生合成を阻害するが、花弁の萎れは抑制しない。 キーワード エチレン、カーネーション、高温 背景・ねらい カーネーション...
ポットカーネーションの花持ち性、エチレン生成量、エチレン感受性の品種間差異
要約 ポットカーネーションの花持ち性、エチレン生成量、エチレン感受性には大きな品種間差異がある。「ポラリス」、「バンビーノ」など花持ち性の優れる品種が複数存在し、それらでは、老化時のエチレン生成量、...
要約 炭素イオンビームを照射し突然変異を誘発することで、アジアティックハイブリッドユリにおいて、花被片の斑点が減少した変異株や花色が変化した変異株を作出できる。シンテッポウユリでは無花粉の変異株を作...
カーネーション栽培における石炭灰培地が収量および品質に及ぼす影響
要約
カーネーション栽培(品種「ノラ」)に火力発電所から副産物として産出される石炭灰(以下クリンカ) を培養土素材として利用すれば、従来と比較して同等の収量が得られ、11~12月と4...
要約 ポットカーネーションには三倍体や四倍体の倍数体品種が多数存在する。それら倍数体品種は特徴的なSSRの対立遺伝子を有し、二倍体品種とは異なる育種素材が利用されたものと推察される。 キーワード カー...
要約 カーネーション萎縮叢生症では、栽培床の排水不良、有機物含量が高く低固相率・高液相率の土壌、土壌中の水分含量や肥料濃度の急激な変化が発症を助長する。 背景・ねらい 本症はシュートが萎縮し多数の側芽...
スタンダード系カーネーションの起き上がり仕立てによる2年切り栽培
要約 スタンダード系カーネーションの慣行栽培の切下株を起き上がり仕立てすることにより2年切り栽培が可能となる。切り戻し栽培に比べて、土壌水分管理、時期等の制約が少なく、栽培初心者でも2年切り栽培が可...
要約 カーネーションの2年切り栽培にはスタンダードタイプでは生産本数の多さから「エクセリア」が、スプレータイプでは生存率、生産本数の高さから「インテルメッツオ」、「デリカード」、「ガンジーイエロー」...
カーネーションの2年切り栽培における適正な切戻しの高さとかん水管理
要約 カーネーションの2年切り栽培における切戻しの高さは、切戻し後の芽整理の本数が少なく、株の生存率が高い10㎝が適している。切戻し前後のかん水管理は、切戻し前までかん水を継続することで、m2当り200本...
交雑によるエチレン低感受性カーネーション系統の作出とそのエチレン反応性
要約 系統64-54やその親、兄弟系統を交雑に利用することにより、外生エチレンによる花弁の萎凋が生じにくいエチレン低感受性カーネーション系統が作出可能である。エチレン低感受性系統には、自己触媒的エチレ...
花持ちの優れるカーネーション品種「ミラクルルージュ」、「ミラクルシンフォニー」におけるエチレン生合成遺伝子の発現解析
要約 花持ちの優れる品種「ミラクルルージュ」、「ミラクルシンフォニー」は自然老化時のエチレン生成量が極めて少なく、ACC処理を行っても花持ち性短縮程度が小さい。花弁においてはエチレン生合成遺伝子のうちA...
要約 花弁を熱エタノール溶液に浸漬した後、遠心分離することにより、花弁に含まれる糖質をホモジナイズせずに簡易・迅速に抽出できる2種類の方法を開発した。 キーワード カーネーション、簡易・迅速抽出法、...
要約 選択培地の改良および2倍希釈懸濁液の遠心上清の塗布により、スターチス萎凋細菌病菌(Burkholderia caryophylli)の低密度汚染土壌中から102cfu/g乾土を検出できる。 キーワード スターチス萎凋細菌病菌、...
自動灌水装置を用いた水分制御による半促成栽培トマトの高糖度化
要約 カーネーションの2年切り栽培において、1年間栽培した株を1回で切り返すのではなく、 2回に分けて草丈を段階的に低く切り返す、あるいは側枝を半分ずつ2回に分けて切り返すことにより、 高温時でも生存...
要約 カーネーションの新品種では、スタンダードの‘メグ’‘フレスコ’とスプレーの‘ピーチビジュー’‘ポエム’が、暖地の6月定植の作型において有望である。 キーワード カーネーション、新品種、スタンダード、スプ...
要約 鉢物用カーネーション「シフォン」、「エバーモア」、「パフェ」は、室内での日持ち期間が長くて開花数も多く、観賞4週間後の株の外観も相対的に良いことから、観賞性に優れる品種である。 キーワード カー...