非病原性フザリウム菌と蒸気消毒を併用したカーネーション萎凋病の発病抑制効果及びその持続性
要約 カーネーション萎凋病に対し、土壌を蒸気消毒後、非病原性フザリウム菌を土壌灌注し混和処理することで、高い発病抑制効果が認められる。また、その効果は2年間持続する。 キーワード カーネーション萎凋病...
要約 カーネーション夏秋切り栽培においてかん水施肥(養液土耕)は全層施肥に比べ養分吸収効率の向上から土壌負荷を低減できるが、作付前の土壌ECが低い場合には生産性を安定化させるために基肥の施用を必要と...
要約 2年切り栽培において、スタンダード系品種では「フェアリーピンク」等、スプレー系品種では「ライトピンクバーバラ」等の計6品種が有望である。また、反射マルチによる定植株数の削減、点滴型チューブ灌水に...
要約 本県でのカーネーションの起き上がり仕立て栽培は早期定植では台風被害を受けやすいため、10月定植が良い。また、栽培品種は早生~中生品種の「ソネットブラボー」「エチュード」「アルテア」などが適する。...
要約 我が国のカーネーション主要品種は、カーネーション萎凋病(レース2)に対し、極めて強い品種から弱い品種まで連続的に存在する。 キーワード カーネーション、カーネーション萎凋病、レース2、品種、抵抗性...
母の日用栄養系ポットカーネーションC型鋼ひも給水栽培施肥技術
要約 C型鋼ひも給水栽培で栽培する場合、仕上げ期の5号鉢1鉢当たり総窒素量は1.0~1.4gである。さらに、タイプの異なる被覆複合肥料を混合し、基肥として全量施用すれば、栽培期間中に追肥をしなくも高品質な...
間欠画像撮影を利用したカーネーション切り花のエチレン感受性検定法
要約 カーネーション切り花のエチレン感受性簡易検定法を開発した。本法は、10μl/lの高濃度エチレン処理中の切り花をビデオカメラで1時間おきに1分間ずつ間欠撮影し、録画した画像より処理開始から花弁の萎ちょう...
要約 国内では発生が認められていなかったカーネーションうどんこ病が、高知、長野、宮城県で発生した。本病害の発生には品種間差異が認められ、また、セキチク等、他のナデシコ属植物にも感染が確認された。 キ...
要約 カーネーション萎凋細菌病抵抗性の幼苗期における早期選抜に有効なRAPDマーカーWG44-1043を見いだし、STS化したDNAマーカーを開発した。 キーワード カーネーション、DNAマーカー、萎凋細菌病抵抗性、RAPD、...
要約 ポーラスカップを用いて採取した土壌溶液の分析により、カーネーション栽培期間中の土壌溶液診断が可能である。良好な生育を確保するための土壌溶液中硝酸イオン濃度の基準値は1,000mg/Lである。 キーワード...
要約 カーネーション「ベルベットルージュ」は「モナコ」と「あかね」を交雑し、得られた実生から選抜された品種である。花色は濃赤色の単色で、茎太で硬く、開花は晩生である。 キーワード カーネーション、交雑...
スポンジプラグ苗によるスプレーカーネーションの簡易な定植方法
要約 スポンジプラグ苗の定植によるスプレーカーネーションの切り花生産では、苗の定植の深さが切り花本数および切り花品質に影響しないので、定植の深さを気にしないで定植できる。 キーワード スポンジプラグ苗...
要約 市販の園芸用プランターを利用したスターチス・シヌアータの簡易な養液栽培装置を開発した。この装置を用いて、フェノール発泡樹脂または杉皮・檜皮混合物培地を1プランター当たり15L入れ、培養液EC1.0~2...
要約 カーネーションを養液土耕で1年間栽培した後、株を切り戻して2年目も使う据え置き(2年切り)栽培の2年目の収量は、改植(1年切り)栽培にくらべて、6%増加する。種苗費は50%、改植にともなう労力は70%軽...
カーネーションの新品種「ポーレッド」及び「ユアレッド」の育成
要約 ピンクの品種「ノラ」から培養変異選抜により、赤色の新品種「ポーレッド」及び「ユアレッド」を育成した。「ポーレッド」は花が大きく花弁数が多い、「ユアレッド」は萼割れがない、などの特色をそれぞれ持...
要約 カーネーションの養液土耕において、給液濃度を窒素で100~180ppm、1日の給液量を1平方メートル当たり1.5~5リットルの範囲で時期ごとに変化させ、毎日3回以上に分けて給液することにより、収量および切り花...
要約 ポットカーネーションは、観賞照度が高いほど開花数が多くなり、葉の黄化や蕾の枯死が抑制されるため、品質が長く保持される。また、観賞前にBA(ベンジルアデニン)を散布すると観賞中の葉の黄化や蕾の枯死...
アースカラーのスプレーカーネーション新品種「カーネ愛知1号」
要約 スプレーカーネーション「カーネ愛知1号」は、開花の早晩が中晩生、多収性で、花色は黄ピンクの地色に鮮橙赤色の斑点が入る中輪八重花である。開花後、徐々に緑味を増すため、花色変化を楽しめる。茎はしな...
カーネーションにおける一番花採花時期までの施肥窒素の吸収と分配
要約 カーネーションでは吸収窒素量が少ない場合は生育中の各器官に分配され、多い場合は各器官の生育に寄与するよりも新しく形成される器官(わき芽)に多く分配される。 背景・ねらい カーネーションは生育・採...
要約 カーネーション栽培後の培地への窒素残存量は、施肥量が実栽培面積1平方メートル当たり70g程度までは少ない。窒素残存量が少ない施肥量で栽培したカーネーション1作が吸収する窒素量は、実栽培面積1平方...