背景・ねらい シクラメンでは、簡易栄養診断を活用した施肥管理技術が普及してきたが、より省力化を図るため、肥効調節型肥料を用いた施肥管理技術を確立する。そのため、基礎データとして、生育ステージ別養分吸...
シクラメンの脂肪酸不飽和化酵素遺伝子の単離とノックダウンベクターの構築
要約 シクラメンの脂肪酸不飽和化酵素遺伝子(CpFAD:Cyclamen persicum Fatty Acid Desaturase gene)をTAIL-PCR法により単離して塩基配列を明らかにした。CpFADは、全長3,939塩基であり、8カ所のエクソンと7カ所...
底面給水鉢花栽培における光触媒・酸化チタンを利用した養液の殺菌技術
要約 光触媒・酸化チタンを利用した殺菌装置は、養液中の土壌伝染性病原菌であるシクラメン萎凋病菌、キク青枯病菌、バラ根腐病菌、バラ疫病菌に対して、殺菌や増殖抑制効果がある。 キーワード 光触媒、酸化チタ...
シクラメン園芸品種(Cyclamen persicum)、野生種(C. graecum)及びそれらの種間雑種の細胞遺伝学的特徴
要約 胚珠培養と葯培養によりCyclamen persicum (2n=4x=96)とC. graecum(2n=4x=84)の種間雑種(複二倍体と二ゲノム性半数体)が作出できる。両親と種間雑種の染色体観察から、C. graecumは同質四倍体であり、...
要約 シクラメンの商品価値を向上させるのに有効な情報は購入者の属性により異なる。年間購入数が少ない消費者には、家庭での管理方法等を記載した詳細なマニュアルの添付で、特に贈答用の高級品で効果が大きい。...
要約 エブアンドフロー給水や底面ひも給水において、給水時の溶存酸素濃度を高めることにより根圏部の環境が改善され、シクラメンの開花が促進され生育が良好となる。 キーワード シクラメン、エブアンドフロー給...
エライザ法によるインパチエンスネクロティックスポットウイルスの検出
要約 インパチエンスネクロティックスポットウイルス(INSV)の抗体は、二重抗体サンドイッチエライザ法等血清学的手法によって感染植物粗汁液中の本ウイルスを高感度に検出できる。また、INSVを保毒した1頭の媒介...
要約 タカクマホトトギスの葉先枯れ発生を抑えるとともに、花数の減少を防ぐためには、7月以降、晴天時の11時から14時の時間帯を約80%遮光下で管理する。 キーワード
背景・ねらい 近年のシクラメン単価の低...
要約 生産者が用いるシクラメン仕上げ鉢用の培養土に使用される原料及び混合比は赤土40~50%、腐葉土及び堆肥20~30%、残りはパーライト、ピートモス等である。1970年代と比較すると、基肥量は減り、培養土は軽...
要約 5号鉢シクラメンの画像をもとに、特定市場の評価に基づいた出荷選定のための評価モデルを作成した。モデルは11段階の株姿を縦方向、その各段階毎に8段階の花形質を横方向に評価したクロス画像で、贈答用、標...
花き類INSVはミカンキイロアザミウマとヒラズハナアザミウマが媒介する
要約 国内におけるインパチエンスネクロティックスポットウイルス(INSV)の媒介種はミカンキイロアザミウマとヒラズハナアザミウマである。特にミカンキイロアザミウマの媒介能力は雌雄とも個体群の違いに関...
花き類INSVはミカンキイロアザミウマとヒラズハナアザミウマが媒介する
要約 国内におけるインパチエンスネクロティックスポットウイルス(INSV)の媒介種はミカンキイロアザミウマとヒラズハナアザミウマである。特にミカンキイロアザミウマの媒介能力は雌雄とも個体群の違いに関...
要約 高設栽培四季成り性いちごの生育期に発生するシクラメンホコリダニ被害株に55°C(± 2°C)の温湯を直接灌注する防除法により、花房が回復するなど被害が軽減する。温湯によるイ チゴへの悪影響はない。 キーワ...
四倍体シクラメン品種「ビクトリア」の二倍体化とその育種的利用
要約 四倍体品種「ビクトリア」は葯培養による二倍体化が可能であり、その二倍体は育種素材として活用できる。 キーワード シクラメン、ビクトリア、四倍体、葯培養、二倍体
背景・ねらい シクラメン品種「ビ...
要約 AHPの計算法を用い、鉢物取引の多い異なる地域の卸売市場間でのシクラメンの品質評価差異を分析した。中京の市場では外観品質の重要度が0.519と高い。一方、関西の市場は外観品質が0.382に対し、日持ち性...
要約 樋給水で栽培される鉢花シクラメンは、給水間隔の調節、粗孔隙量の大きい培養土素材の選択、混合時間の短縮による気相率の確保、施肥窒素濃度の適正な調整等により、根痛みを主要因とする出荷期以降の品質劣...
要約 鉢花生産において、鉢内培養土の土壌水分量によって作動するエブアンドフロー底面給水装置を開発し、品質の均一な鉢花の生産を行う。 背景・ねらい 従来のエブアンドフロー底面給水装置はタイマーで制御され...
要約 鉢物用カンパニュラにおいて冬期間に加温電照処理を行うと、6月から8月の開花期を最大で2か月から5か月早めることができる。 キーワード カンパニュラ、鉢物、加温、電照 背景・ねらい 青森県内の鉢物生産は...
要約 アグロバクテリウム法を用いて、シクラメン9品種の黄化葉柄から遺伝子組換え個体が作出できる。GUS遺伝子を導入した再分化個体の各組織においてGUS活性が認められ、この技術は広くシクラメン品種へ適用でき...
要約 タカクマホトトギスを新商材として鉢花化するためには、植物生育調節剤を利用するか、摘心処理により草丈を抑制する。また、花芽分化後の短日処理により開花を早めることができる。 キーワード タカクマホト...