要約 シクラメン栽培の後作として、グロキシニアの球根養成による栽培法を検討した。球根養成は、2月には種し、12月に掘り上げる。12月下旬に球根を植え付け、鉢上げを2月、4月に行うと5月出荷が可能であ...
要約 蛍光灯下でシクラメンを観賞する場合、20℃あるいは15℃よりも10℃で観賞した方がはるかに品質保持期間が長くなる。また、2000lxで観賞する方が700lx以下よりも品質保持期間が長くなる。 キーワード シクラメン...
シクラメン、ポインセチアの順化処理による低温下日持ち性の向上
要約 シクラメン及びポインセチアの低温下の日持ち性を向上させる技術として、出荷前に2週間程度、昼温10℃、夜温5℃で順化することにより、0℃一定の温度条件下でシクラメンは40日以上、ポインセチアでも5日間...
要約 栽培種(Cyclamen persicum 2n=2x=48)と野生種(C. purpurascens 2n=2x=34)の交配、胚珠培養、染色体倍加により種子稔性のある複二倍体(2n=4x=82)を作出し、香気成分を分析した。花の香りが良い数系統の複二倍...
要約 近年需要が高まってきているガーデニング用のシクラメンの栽培法は、3号ないし2.5号ポリポットを使用し、3月播種で10月から出荷する体系が適している。 背景・ねらい 従来、シクラメンは4号以上の鉢物が求め...
要約 出荷3週間前からの炭酸ガス施用により、シクラメンの観賞時における日持ち性を改善することができる。 背景・ねらい 観葉植物をはじめ、花を観賞の主体とする鉢花でも、観賞時の葉色低下あるいは黄化葉の...
要約 シクラメンに対する鮮度保持剤(STS剤)の葉面散布により、萎凋花の発生及び花弁の退色が抑制され、観賞持続性が向上する。 背景・ねらい シクラメンは、消費者が長期間観賞できることが商品として重要であ...
要約 育苗期の葉柄搾汁液をRQフレックスで測定し、硝酸態窒素濃度を100~250ppm、燐酸濃度を50~150ppmの範囲に保つと葉数、側芽数の多い苗となり、品質の良いシクラメンを出荷することができる。 背景・ねらい ...
要約 シクラメンの栽培種(Cyclamen persicum,2n=2x=48)と野生種(C. purpurascens,2n=2x=34)を交配し、コルヒチン処理と胚珠培養により種子稔性があり、芳香性のある複二倍体(2n=4x=82)を作出することができる。花...
要約 エブアンドフロー栽培において、銀付着布を事前に養液タンク内に1~2枚/t程度添加して養液中の銀濃度を高めておくことにより、シクラメン萎凋病の発病を抑制できる。 背景・ねらい エブアンドフロー方式など...
生分解性ポットとエブアンドフローを組み合わせたシクラメン栽培法
要約 通気性のある生分解性プラスチック素材で成型したポットと、鉢土が過湿になりがちなエブアンドフローを組み合わせて用いることにより、かん水と鉢替え作業が省力化でき、育成鉢の廃棄処分を必要としないシク...
要約 シクラメンは、90%以上の高湿度条件下において、一定密度の灰色かび病胞子によって汚染された花弁の表面に結露が生じて一定時間以上水滴付着状態が持続すると「花シミ」が発生する。高湿度であっても通風が...
要約 キンケクチブトゾウムシの幼虫は秋から春に多く、新成虫は6~7月に多く出現する。成虫は数年間生存・産卵する。幼虫には、昆虫寄生性線虫剤、テフルトリン剤、カルボスルファン剤、成虫には後者2剤の他にプ...
要約 トマト黄化えそウイルス(TSWV)によるトマト及びピーマンの黄化えそ病はアザミウマ類(特にミカンキイロアザミウマ)を低密度に保ち、ハウス周辺の雑草除去及びTSWVの感染しやすい野菜,草花を圃場周辺に植...
要約 鉢物花き栽培において、繭層、蚕蛹はシクラメンの肥料として、精錬した繭層や毛羽はシンビジュームの培地として利用できる可能性がある。 背景・ねらい 繭生産の過程では、中繭・下繭、毛羽や蚕糞などの副産...
要約 サクラソウ科花きのシクラメンにおいて、アグロバクテリウムによる形質転換系を開発した。本転換系は、実生植物の黄化葉柄を外植片に用いて、チジアズロンと2,4-Dを含む培地で再分化させる。 キーワード シ...
要約 高品質なシクラメン(品種:「フォルテピンク」、「ミディ・コーラス」、5号鉢)を生産するための5号鉢定植後の葉柄中硝酸濃度の適正値は、生育初期から中期(6月~9月中旬)においては品種によって異なるが...
宿根性スターチスうどんこ病(新称)およびシクラメンうどんこ病(新称)(指導)
要約 宿根性スターチスの葉および茎,シクラメンの花弁にうどんこ病の発生が確認された。病原菌の宿主範囲はそれぞれの作物に限定され,形態に差異があることから異なる>種と考えられるが,いずれもEryshiphe pol...
要約 切り花用品種には切り花専用品種の‘シュニットホイヤー’と鉢物用品種の‘ビクトリア’が適している。花茎基部切り戻し処理により花持ちが向上するが、‘シュニットホイヤー’は効果が低い。両品種とも密植に耐え...
背景・ねらい