背景・ねらい 本研究では、WTO体制下における諸外国におけるセーフガード政策に係る調査事例について、発動状況、関係品目の発動条件の運用状況及びWTOの紛争処理の過程で明らかにされた発動条件の運用に関する国...
要約 酒米のとう精過程で生じるぬかはデンプン粒が損傷しており、加工利用が難しい。このぬかの有効利活用として、中ぬかは食感が良好で消費者に好評なクッキーへの利用が可能である。 キーワード 酒米、ぬか、中...
要約 小豆を原料にした乾燥餡、練り餡を用いて洋菓子を製造する際、クッキーでは卵・小麦粉の代りに、ケーキ類では小麦粉の50%代替、クリームでは油脂及び生クリームの3~4倍量の練り餡を加えることにより、餡の...
要約 肥育後期の丸粒トウモロコシ給与が、黒毛和種去勢牛の産肉性に及ぼす影響を大麦 給与と比較して検討した結果、丸粒トウモロコシ給与は圧ぺん大麦・挽割り大麦と同等の 肉質が得られることを明らかにした。...
中国中山間地域における域内加工販売のための小麦作成立の可能性
要約 中国中山間地域において「中国143号」や「イワイノダイチ」等の早生小麦品種を適期播種すれば、梅雨が本格化する6月20日以前の収穫が可能である。また石臼粉でポリフェノールの豊富な乾麺ができ、特産品と...
要約 小麦新品種「中国143号」は、やや早生、やや短稈で耐倒伏性が強く、多収で、収量と外観品質の安定性が高い。製粉歩留が高く、粉の色相が明るく製麺適性が高いが、タンパク質含有率はやや低い。温暖地の中...
要約 パン用小麦は出穂後10日の窒素追肥により高蛋白質化し、小麦粉の生地物性が強くなり、パンの比容積と官能評価が向上する。 キーワード パン用小麦、窒素追肥、蛋白質、比容積、官能評価 背景・ねらい 近年、...
要約 ホクシンにハルユタカをブレンドすると製粉歩留とファリノグラフの吸水率が、Wildcat(超強力小麦)をブレンドするとパンの生地物性が、それぞれ改善される。また、ハルユタカと北海257号のブレンドで製パン...
要約 六条大麦「すずかぜ」は麦茶加工適性が良好である。「ミノリムギ」と比較して、早生、短稈で倒伏に強く多収であることから、中南部地帯向け準奨励品種に採用する。 キーワード 六条大麦、すずかぜ、麦茶加工...
要約 「イワイノダイチ」の粉の色相は登熟後期の気象により大きく影響され、最高気温が高く、降水量が少ないほど優れる。粉の色相は容積重が重いほど優れ、適期刈取の励行、穂揃期追肥により向上する。 キーワー...
要約 ホクシンにハルユタカをブレンドすると製粉歩留とファリノグラフの吸水率が、Wildcat(超強力小麦)をブレンドするとパンの生地物性が、それぞれ改善される。また、ハルユタカと北海257号のブレンドで製パン作...
要約 香川県が讃岐うどん用に育成した小麦「さぬきの夢2000」は、讃岐うどんに加工した際、めんの色と粘弾性に優れており、栽培面でも耐倒伏性が強く、収量性も高いので奨励品種に採用する。 キーワード 小麦、さ...
大麦の加熱褐変に関係する穀粒中のポリフェノール含量の品種間差異
要約 大麦の加熱褐変に関係する穀粒中のポリフェノール含量は、0.19~0.75mg/gの品種間差異があり、日本や朝鮮半島の裸麦品種のポリフェノール含量が低い。低ポリフェノール遺伝資源には、プロアントシアニジンフ...
要約 [要約]切り花として有望な観賞用イネ科植物に長日処理を行うと、採花期が前進する。ラグラス・オバタスは開花すると観賞部の花穂が乱れ、観賞期間が短くなるが、長日処理により2~3月に採花すると、全く開...
要約 パン用小麦「東北205号」の蛋白含量適正化のためには穂揃期追肥が必要であり、追肥は消雪後、減数分裂期及び穂揃期の3回を基本とする。外観品質及び加工品質の低下を防止するために成熟期に達したら早めに収...
要約 六条大麦「シュンライ」は秋田県内では少雪地域での栽培が可能である。本品種は成熟期が早く、麦ー大豆体系に適し、大粒で搗精白度が高く、精麦適性が高い。 背景・ねらい 大麦は小麦よりも熟期が早いことか...
要約 ライムギ+ヘアリーベッチ(秋冬作)を鋤き込むことにより、夏作のコマツナ、ホウレンソウ、加工用トマトを減肥して栽培できる。ライムギ(冬作)→エンバク+ヘアリーベッチ(春夏作)を鋤き込むことにより、...
麺の色相・食感に優れた小麦新品種「きぬの波」の育成と認定品種採用
要約 群馬県で育成した小麦新品種「きぬの波」は、耐倒伏性に優れた多収品種で、アミロース含量はやや低く、製粉性は並であるが、麺の色相に優れ、食感の硬さと粘弾性のバランスに優れる。群馬県で認定品種として...
要約 金時は混合地帯で作付面積の減少が小さい。金時の作付の安定化のためには、1)収穫作業の機械化による少人数化・軽労働化、2)収穫時期における金時と食用・加工ばれいしょとの作業競合の緩和、3)金時の価格の...
要約 雨害を受けたパン用小麦のパンの比容積低下は
エンドプロテアーゼによって子実中のグルテンの部分分解が起こり生地が軟化するためである。その際、アミログラフ最高粘度(以下アミロ値)が200...