要約 電動モータ方式の播種機へ速度連動化装置を後付けすることで、重粘土での耕うん同時畝立て播種作業のような従来の速度連動播種機では対応できなかった低速作業でも作業速度に連動した播種が可能となる。 キ...
要約 西洋わさびペルオキシダーゼを結合した小麦胚芽凝集素とジアミノベンジジンを利用するDAB染色法により植物根中の菌根菌を選択的かつ高コントラストで染色できる。従来のトリパンブルー染色に比べて安全で組...
要約 水田農業の将来の担い手である80~100ha規模の経営が業務用多収品種と水稲乾田直播を組み合わせた大規模水田輪作を導入すると、60kg当たり米生産費は15ha以上層の平均に比べ1~4割低くなり、小麦-大豆2毛作...
担い手経営による先端技術の導入と最適経営計画に基づく地域食料供給予測モデル
要約 先端技術の開発と普及の効果を評価できる地域食料供給予測モデルを開発した。この予測モデルを用いることによって、先端技術を導入した担い手経営による食料供給の予測を任意の地域単位で実施することができ...
関東地域のダイズ有機栽培には「フクユタカ」の7月上~中旬播種が適している
要約 関東地域におけるダイズ有機栽培には、中~晩生の品種が適している。「フクユタカ」は関東地域の一般的な標準播種期よりやや遅い7月上~中旬に播種することで、カメムシ等による吸汁害が軽減され、200kg/10a...
要約 大豆のラッカセイわい化ウイルス(PSV)に対する抵抗性遺伝子は第7染色体上に座乗する。主なPSV抵抗性品種の抵抗性もこの座にあり、近傍DNAマーカーは品種育成における抵抗性品種・系統の選抜に利用できる。 ...
くず大豆および大豆ホールクロップサイレージは発酵TMR原料として有用である
要約 くず大豆および黄葉中期に調製した大豆ホールクロップサイレージを、大豆粕等の輸入タンパク質飼料の代替として用いた発酵TMRは、泌乳牛に給与しても産乳性は代替前と変わらない。また飼料中の植物性エスト...
若刈牧草とホールクロップサイレージ大豆の連続栽培による高タンパク質飼料生産
要約 若刈りのイタリアンライグラスを収穫後、再生草をリビングマルチ利用してホールクロップサイレージ用大豆を栽培すれば、アルファルファの栽培が難しい地域でも、良質な高タンパク質飼料を自給できる。栽培・...
要約 大豆品種「シュウリュウ」は、東北地域における成熟期が中生の早でダイズモザイクウイルスに強く、収量が安定して多く、しわ粒が少ない白目大粒で豆腐などの加工に適する。 キーワード ダイズ、中生の早、ダ...
要約 大豆品種「あきみやび」は、東北地域における成熟期が中生でダイズモザイクウイルスと倒伏に強く、子実は白目大粒で豆腐などの加工に適する。 キーワード ダイズ、中生、ダイズモザイクウイルス抵抗性、耐倒...
光源をもつ携帯型NDVIセンサによる秋まき小麦「きたほなみ」の茎数推定法
要約 光源をもち安価でかつ安定した測定が可能な携帯型NDVI(正規化植生指数)センサによる秋まき小麦品種「きたほなみ」の茎数の推定法を考案した。本手法により、これまで負担の大きかった初冬、融雪時の人力によ...
要約 ダイズ・大豆食品のイソフラボン含有量を分析する改良測定法を確立する。精度は従来法と同等のままで、試料量の削減と分析時間の短縮を達成することができる。 キーワード イソフラボン、ダイズ、大豆食品、...
要約 蒸煮大豆の硬さに関与する効果が大きいQTLは第3染色体上に座乗する。QTL領域に開発した2つのDNAマーカーは蒸煮大豆の硬さの判別に有用である。 キーワード ダイズ、QTL、DNA マーカー、加工適性、蒸煮硬度 ...
要約 気候変動シナリオの下で、作物モデルを組み込んだ収量関数を用い、世界126カ国のコメ、小麦、トウモロコシ、大豆の収量の2050年までの予測を行う。低緯度地域での作物収量は、気候変動により低下する。収量...
要約 農環研が開発した広域の作物収量予測モデル(PRYSBI-2)を利用して、ダイズの主要生産国における過去の収量変化の要因解析を行いました。アメリカ合衆国や中国では気温上昇で負の影響を受けていましたが、二...
エルニーニョ/ラニーニャの発生による主要作物収量への影響見通しを得るための全球マップ
要約 エルニーニョ/ラニーニャが主要作物の収量に与える影響の全球マップを作成しました。気象庁などが発表するエルニーニョ/ラニーニャ予測と併用することで、エルニーニョ、またはラニーニャ発生時の収量影響...
要約 水田土壌から大気中に二酸化炭素(CO2 )が放出される。湛水期間の CO2 放出量は僅かであるが、夏期の中干しから水稲収穫までの期間に多くの CO2 が放出され、この期間の...
魚粉を使わない無魚粉エクストルーディッドペレット飼料の低コスト化試験
要約 養魚用飼料の主要原料である魚粉が世界的に高騰し、わが国の養殖経営を大きく圧迫していることから、魚粉を使用しない飼料の開発は喫緊の課題である。昨年度は無魚粉EP飼料を中間サイズのブリに給餌して飼育...
要約 出芽期の大豆では冠水ストレスにより子葉中のシュウ酸カルシウムが減少し、細胞内のカルシウム応答性タンパク質が変動する。カルシウムの添加によりストレスが緩和されることから、カルシウム濃度の上昇がス...
要約 低魚粉(魚粉5%)飼料にて2世代に亘り成長選抜をしたアマゴから得られたF2稚魚に低魚粉飼料を与えたところ、選抜していない稚魚に同飼料を与えた場合より成長がかなり改善され、選抜していない稚魚に魚粉50...