
ダイズ出芽期の冠水時に根で誘導されるアルコール脱水素酵素はGmADH2である
要約 ダイズ出芽期の冠水条件により複数のタンパク質群の発現量が変動する。嫌気代謝系酵素のアルコール脱水素酵素の1つであるGmADH2は、冠水により顕著に増加し、根端特異的な発現を示す。 キーワード ダイズ、...

発芽期に冠水処理を行った大豆の根端のタンパク質発現量と代謝産物量の変動
要約 発芽期に冠水処理を行った大豆の根端では嫌気呼吸やGABA蓄積経路だけでなく、尿素回路やTCA回路からオキサロ酢酸経由でPEPに代謝される経路等の代謝活動も活発化する。 キーワード 大豆、発芽、湿害、冠水処...

RNAサイレンシングを利用してダイズわい化ウイルス抵抗性を付与する
要約 ダイズに遺伝子組換えを利用して、ダイズわい化ウイルスの外被タンパク質遺伝子を特異的に分解するRNAサイレンシングを誘導すれば、ダイズわい化ウイルスに抵抗性を付与することが出来る。 キーワード ダイ...

フェーン発生時など大気乾燥条件では夜間でもダイズの蒸散が発生する
要約 茎熱収支法の改良によって、夜間のフェーン発生時の蒸散量の測定が可能になる。通常蒸散が起こらないと考えられている夜間においても、大気飽差が0.7~0.8kPaより乾燥した条件になるとダイズの蒸散が発生す...

要約 イネ、トマト、タマネギ、ヒマワリ、ダイズを供試して水耕栽培を行い、イノシンを添加すると、イネ、トマト、ヒマワリ、ダイズで根、特に根毛の発育促進効果が認められる。この効果はイノシンの窒素成分によ...

要約 ダイズ播種後の湛水で起こる出芽不良には、Pythium属菌やPhytophthora属菌の卵菌類の感染が関与している。ダイズは48時間の湛水条件下でも卵菌類の接種がなければ出芽するが、接種すると湛水...

要約 水稲「楽風舞」は寒冷地南部では早生に属し、高度精米耐性を有する酒造用品種である。製造酒の酒質は、清酒では淡麗、泡盛では軽快で華やかに仕上がる。 キーワード イネ、酒米、高度精米耐性、清酒、泡盛、...

要約 ダイズでは湛水条件下において通気組織が発達し、その組織を通じて空気中の酸素が根系へ供給される。供給された酸素は根系の呼吸に利用される。また、根系で生じた二酸化炭素は通気組織を介して空気中に排出...

難裂莢性を戻し交雑により主要大豆品種に導入した育種素材となる系統群
要約 国内の主要な大豆11品種に、ハヤヒカリ由来の難裂莢性遺伝子をDNAマーカーを用いた戻し交雑により導入した系統群である。各系統とも反復親よりも明らかに難裂莢性であり、生育特性には大きな差異は認められ...

大豆不耕起栽培導入先進地における播種履歴と収量データを用いた収量性評価と減収危険性の判定
要約 不耕起播種が大規模に導入された大豆産地での5年間の収量データには、不耕起播種と慣行播種で大きな差異は認められない。不耕起条件では湿・病害による枯死株発生が大きな減収要因であるが、減収が生じ易い...

新規需要米向け水稲品種の4-HPPD阻害型除草剤に対する感受性
要約 新規需要米向け水稲品種「ハバタキ」「タカナリ」「モミロマン」「ミズホチカラ」「ルリアオバ」「おどろきもち」「兵庫牛若丸」はベンゾビシクロン、メソトリオンおよびテフリルトリオンに対する感受性が高...

不耕起播種大豆に対する化成肥料の基肥施用による株数の減少と減収
要約 水田転換畑の大豆不耕起栽培では苗立ち不良が生じやすいが、これに加えて化成肥料の播種時施用は苗立ち不良や立ち枯れの発生を助長し、立毛数の減少による減収を生じることが多い。そのため関東地域の大豆不...

小明渠浅耕播種機を用いた大豆狭畦無中耕無培土栽培における灌漑特性
要約 小明渠浅耕播種機を用いた大豆の狭畦無中耕無培土栽培では、排水路としての小明渠を灌漑水路として活用することによって灌漑(小明渠灌漑)が可能である。小明渠灌漑において畦中央部に水が浸透する時間は、慣...

要約 ダイズ品種「Harosoy」由来のカドミウム高蓄積遺伝子に関連するQTLは第9染色体上のSat_119とSatt178の間に座乗する。QTLの近傍に設定した2つのマーカーを用いることにより、「Harosoy」由来のカドミウム高蓄...

出芽期に冠水処理を行った大豆の根の伸長程度には品種間変異が存在する
要約 出芽期に冠水処理を行った大豆の根の伸長程度には品種間変異が存在し、冠水により根の伸長が抑制される品種は有機酸等の相対代謝産物量が高い。 キーワード 大豆、出芽、湿害、冠水処理、代謝産物 背景・ね...

要約 大豆の出芽時の冠水は根と胚軸の生育を顕著に阻害し、冠水により早期に根の細胞膜および細胞壁のタンパク質群が変動し、特に細胞壁のリグニン合成やリグニン化等に関与するタンパク質群が減少している。 キ...

稲由来変異型アセト乳酸合成酵素遺伝子を利用した遺伝子組換え大豆の作出法
要約 ピリミジニルカルボキシ系除草剤耐性稲から単離された同除草剤耐性遺伝子を選抜マーカー遺伝子としたパーティクルガンによる遺伝子組換え大豆の作出法である。 キーワード 大豆、遺伝子組換え、選抜マーカー...

要約 3種の組換え自殖系統群を用いて構築したダイズの統合分子連鎖地図は、SSRマーカーを中心とする1811のDNAマーカーからなり、各マーカーの多型情報を提供する。 キーワード ダイズ、SSRマーカー、組換え自殖系...

放牧後のイタリアンライグラスを利用した大豆のリビングマルチ栽培
要約 放牧に用いた晩生のイタリアンライグラスの再生草を、枯殺せずにリビングマルチとして大豆を不耕起栽培する方法は、大豆の初期生育時の雑草発生を抑えることができ、除草剤を用いる不耕起栽培法と同程度の収...

要約 麦類をリビングマルチに用いる大豆栽培の播種には、普通畑圃場では平畝型、転換畑圃場では畝立て型の麦類・大豆同時播種機を用いる。麦類の抑草効果は播種後50日頃で乾物重150g/㎡以上確保した場合に認めら...