要約 茶園用送風式農薬散布機は、送風機と低圧ポンプを用いた小型の乗用型ミスト機である。葉層内部への薬液到達性が高いため、茶葉裏面への薬液付着が良く、動力噴霧機を用いた農薬散布と比較して、散布量を削減...
要約 消費者は、既存ホームページに見られる農作業の苦労話や茶畑や野山の風景等の情緒的な情報より、平易に理解できる防除に関する情報、お茶の効能や他用途利用のような実用的な情報、一般に知られていない美味...
ノシバおよびバミュ−ダグラスに発生した新病害、「褐条葉枯病」(新称)
要約 栃木、山梨、沖縄の各県でノシバおよびバミューダグラスに発生した葉枯症状を新病害、褐条葉枯病とした。病原菌はBipolaris heveaeであったが、相互交配により初めて有性世代を形成したことから、新種Cochli...
中山間地圃場周辺のリザーバー植物上におけるコナガの土着天敵の活動時期
要約 中山間地におけるコナガの主要な土着天敵は、コナガサムライコマユバチであり、圃場周辺に自生するイヌガラシなどのリザーバー植物上で、4月から11月まで活動する。 キーワード 土着寄生蜂、リザーバー植物...
テンサイ褐斑病菌の DMI 剤に対する感受性低下の実態とその対応法
要約 北海道内で、DMI剤に対する低感受性菌が優占する圃場が散見され、本剤を連用すると低感受性菌の分離率は明らかに高くなる。本剤の防除効果を維持するためには、作用機作の異なる薬剤との体系散布が有効であ...
要約 凍結真空乾燥した桑葉をヘキサン等で脱脂後、気流粉砕機等で微粉砕とすることにより、従来の通風乾燥法に比し有効成分を多く含み食品への利用性の高い桑葉粉末が調製できる。 キーワード 桑葉、凍結真空乾燥...
要約 茶園用送風式農薬散布機は、送風機と低圧ポンプを用いた小型の乗用型ミスト機である。葉層内部への薬液到達性が高いため、茶葉裏面への薬液付着が良く、動力噴霧機を用いた農薬散布と比較して、散布量を削減...
要約 切り枝用ヒペリカムの有望品種として「エクセレントフレアー」、「ピンキーフレアー」および「ミスティックフレアー」を選定した。また、加温促成と無加温促成及びその二度切り栽培の組合せにより、3月から7...
要約 一番茶後に中切りや二番茶後に浅刈り更新する茶樹に1mm目合いの透明な防虫ネットを直がけすることで、チャノミドリヒメヨコバイ、チャノキイロアザミウマ、チャノホソガ、ツマグロアオカスミカメの被害を軽...
要約 チャ赤焼病の発生が一番茶萌芽期に発病葉率で6.6%以上になると、一番茶収量が10%以上減収する。チャ赤焼病による一番茶収量の減収を抑えるためには、初発生を確認後直ちに防除を行うことが必要である。 キー...
二番茶摘採後の浅刈りおよび塩基性塩化銅水和剤によるチャ炭疽病防除法
要約 二番茶摘採後に浅刈りすることにより、炭疽病を耕種的に抑制できる。また、二番茶摘採後に慣行の整枝を行った場合は、秋芽萌芽期から1葉期とその1週間後に、塩基性塩化銅水和剤を2回散布することで、炭疽病...
要約 クワシロカイガラムシほ場寄生枝における第1世代幼虫のふ化期間は1ヶ月におよんだ。薬剤感受性はふ化2週間後の2齢幼虫期まで高い。 キーワード チャ、クワシロカイガラムシ、ふ化消長、薬剤感受性、2齢幼虫 ...
要約 クワシロカイガラムシの茶園内での分布は、茶園周縁部に偏る傾向がある。これは、茶園の樹冠内湿度が内側部で高いことによるクワシロカイガラムシ卵のふ化率の低下が一因と推定される。 背景・ねらい クワシ...
チャノナガサビダニによる一番茶葉の被害と二番茶芽生育への影響
要約 一番茶葉に対するチャノナガサビダニの加害は、茶葉の光合成を阻害し、二番茶芽の生育を強く抑制する。 キーワード チャ、チャノナガサビダニ、光合成、生育抑制 背景・ねらい チャノナガサビダニは、近年、...
要約 雑草であるアメリカフウロの乾燥物を土壌中に混和処理した後、太陽熱土壌消毒あるいは敷きわら被覆と併用することで青枯病を防除することができる。 キーワード アメリカフウロ、ジャガイモ、青枯病 背景・...
要約 蛍光タンパク質遺伝子(GFP)と誘導性プロモーターを連結して導入した組換えイネを用い、イネの免疫反応による遺伝子発現を可視化することにより、いもち病防除のための植物免疫活性化物質の簡便な選抜がで...
要約 休閑期間に緑肥導入や隔年のロータリ耕管理を行うことで休閑後の雑草発生を抑えられるとともに休閑期間中の作業時間の短縮が図れる。特に休閑後1、2年目に秋まき小麦を栽培する場合には期間の長短にかかわ...
要約 休閑期間に緑肥導入や隔年のロータリ耕管理を行うことで休閑後の雑草発生を抑えられるとともに休閑期間中の作業時間の短縮が図れる。特に休閑後1、2年目に秋まき小麦を栽培する場合には期間の長短にかかわ...
中山間地圃場周辺のリザーバー植物上におけるコナガの土着天敵の活動時期
要約 中山間地におけるコナガの主要な土着天敵は、コナガサムライコマユバチであり、圃場周辺に自生するイヌガラシなどのリザーバー植物上で、4月から11月まで活動する。 キーワード 土着寄生蜂、リザーバー植物...
要約 「ハクサイ安濃10号」は、長日のみで花芽分化する「つけな中間母本農2号」を育種素材とした極晩抽性ハクサイである。本系統は、既存の晩抽性ハクサイ品種より晩抽性が勝っており、晩抽性育種素材として実...