要約 機能性農産物を組み合わせた「機能性弁当」を週5回(平日昼食時)、12週間摂取するヒト介入試験では、内臓脂肪面積が有意に低下し、特に50 %大麦及び玄米摂取で高い効果が認められる。 キーワード 機能性農産...
「サンルージュ」含有アントシアニンの茶期別および葉位別変動特性と生理活性
要約 「サンルージュ」の総アントシアニン含有量は、三番茶ならびに第1葉、第2葉で多い。また、「サンルージュ」緑茶熱水抽出液および茶葉自体に含有されるアントシアニンは、ヒト神経細胞アセチルコリンエステラ...
DNAマイクロアレーによるゴマリグナンの脂質代謝調節作用の解析
要約 ゴマリグナンは、脂肪酸酸化系酵素のみならず脂肪酸、カルニチン輸送体等様々な遺伝子の発現変化を介し脂肪酸分解を促進する。また、その生理活性はリグナン種により異なる。 キーワード DNAマイクロアレ...
要約 各種農産物のうち、茶、シソ科ハーブ類、ブルーベリー葉、香酸柑橘果皮の80%エタノール抽出物はHL60細胞及び肝がん細胞3種の増殖を抑制する。さらにシソ科ハーブ類の抗酸化成分はがん細胞増殖抑制活性を有す...
要約 ダッタンソバ「北陸4号」は、「北系1号」に比べ、草丈がやや短く、成熟期はやや早く、千粒重はやや大きい。子実重は同程度で、ルチン含量はやや少ない。 キーワード 草丈、ダッタンソバ、品種、ルチン、早生...
要約 エピセサミンとセサモリンは肝臓の脂肪酸酸化を増加させたが、セサミンの作用は弱かった。生理作用の強さは各リグナンの体内濃度に依存し、その体内濃度の違いは、腸管吸収及び体内代謝の違いに基つ...
要約 凍結真空乾燥した桑葉をヘキサン等で脱脂後、気流粉砕機等で微粉砕とすることにより、従来の通風乾燥法に比し有効成分を多く含み食品への利用性の高い桑葉粉末が調製できる。 キーワード 桑葉、凍結真空乾燥...
多段充填塔抽出装置を用いた茶抽出液濃度のシミュレーションによる予測
要約 多段充填塔を用いて茶の温水抽出をする場合、抽出液濃度は開発したシミュレーション法により予測可能である。これにより希望する濃度の抽出液を得るための抽出条件を決定できる。 キーワード 充填塔、茶抽出...
要約 付加価値の高い機能性卵を生産する方法を検討した結果、β-カロチン製剤を添加することによってβ-カロチンの卵黄中濃度が非常に高い機能性卵を作出できた。生産費から計算すると、この卵の販売価格は1個30円...
要約 茶葉の搾汁時にエタノールを添加することでタンニンおよびカフェインの抽出効率が高くなる。また搾汁前に蒸葉重量の60%の水を添加したり、搾汁後の滓葉に蒸葉重量の20%の水を添加し、搾汁を繰り返すことに...
要約 マイクロプレート比色法を用いて、食品に存在する抗がん転移や抗リウマチ検定に対する機能性物質量を簡易に測定できる方法を確立した。本方法は、従来のゼラチンザイモグラム法に比べ効率性、簡便性に優れる...
要約 セサミンとエピセサミンはラット肝臓の脂肪酸酸化系酵素の活性を上昇させたが、その効果はエピセサミンの方が大きかった。また両者ともに脂肪酸合成系酵素の活性を低下させたが、その効果に両者の違いはなか...
要約 桑品種「大唐桑」にコルヒチン処理を行って育成した桑新品種「ポップベリー」は、植え付け翌年から果実の収穫が可能なばかりでなく、従来みられなかった大粒果で、豊産性であることから、果実採取用に適する...
要約 サトウキビ酢は、供試した市販醸造酢のなかでは強いラジカル消去能を有しており、活性成分は、ポリフェノールの多い画分だけでなく、少ない画分にも存在する。血流改善効果のあるヒスタミン含量は少ない。九...
要約 ゴマリグナンであるセサミンはラット肝臓の脂肪酸酸化系酵素の活性を大きく上昇させ、反対に脂肪酸合成系酵素活性を低下させる。酵素のmRNAレベルにも同様な変化が観察される。このような変化は転写...
野菜・ハーブのヒアルロニダーゼ阻害活性の評価及びレモンバームにおける阻害物質
要約 〔要約〕種々の野菜、ハーブのヒアルロニダーゼ(アレルギーに関与する酵素)阻害活性を評価した。また、強い阻害活性を示したレモンバームから阻害物質としてロズマリン酸を単離・同定した。 キーワード ヒア...
要約 桑の椹の大きさ、重さは大唐桑、カタネオ、カナダ産桑A等の品種で優っており、糖度は多胡早生、自芽荊桑で高い。pHは白実が最も高く、イングリッシュブラックは低い。 背景・ねらい 最近、桑の多目的利用に...
20. 茶葉中のフラボノイドによるマウスヘルパーT細胞のサイトカイン産生抑制効果
要約 茶葉中に含まれるケルセチンとケンフェロールはアレルギーに関与するマウス2型ヘルパーT細胞のサイトカイン産生を抑制する。 背景・ねらい
近年、茶葉中の成分が生体の様々な生理機能を調節するこ...
茶葉中のフラボノイドによるマウスヘルパーT細胞のサイトカイン産生抑制効果(研究)
要約 茶葉中に含まれるケルセチンとケンフェロールはアレルギーに関与するマウス2型ヘルパーT細胞のサイトカイン産生を抑制する。 キーワード 茶葉、ケルセチン、ケンフェロール、アレルギー、2型ヘルパーT細胞...
フィブロイン産生の少ない突然変異蚕系統(裸蛹、pNd)の繭眉タンパク性状 徳島農試
要約 突然変異蚕系統(裸蛹、pNd)の繭層タンパクは、ほぼ100%セリシンで構成されており、繭層タンパクの分子量は普通交雑種(芙・蓉×東・海)と大差ないが、構成アミノ酸が普通交雑種より3種類少なく、セリン、...