要約 選択培地を用いてダイコンの種子10,000粒×3反復から黒斑細菌病菌を分離することで、本病原細菌による汚染の有無を評価する手法である。黒斑細菌病菌の混入を正確に評価できるため、種子検査機関による無病証...
要約 有機農業に取り組む生産者等が活用できる、麦作適期除草技術を導入した暖地水田二毛作体系、生物的土壌消毒を導入したホウレンソウ施設栽培体系、不織布浮きがけ法を導入した高冷地露地レタス栽培体系等をわ...
コスト・環境負荷低減のための青果物のバルクコンテナ物流技術の開発
要約 新規バルクコンテナを青果物物流に導入した場合、段ボール箱による物流と比較して、包材コストを3割以上、物流に関わるCO2発生量を3~4割削減可能である。ダイコン、キャベツ、タマネギなどでは...
南九州畑作地帯における冬季露地野菜マルチ栽培の不織布二重被覆栽培法
要約 南九州畑作地帯において不織布べたがけ、浮きがけの二重被覆は夜間の保温性を高め、春キャベツ、春ダイコンなど冬季露地野菜の低温障害抑制と生育促進に有効である。 キーワード 不織布、キャベツ、ダイコン...
露地野菜の市町村別生産統計と市況情報から詳細な生産実態が読み取れる
要約 市町村別季節別生産統計と青果物市況情報とを用いると、露地野菜産地の位置を市町村単位、出荷期を一週間単位で特定することができる。また、発育段階予測モデルを適用すると生育時の気象環境を特定でき、気...
1うね2条の平うね栽培で肥料施用量を削減できる「平うね内部分施用機」
要約 1つの平うねで2条の露地野菜を栽培する平うね栽培において、基肥を移植苗の近傍にのみ帯状に施用することができ、単位面積当たりの肥料施用量を30~50%削減できる。成形板を交換することによって、1うね1条...
野菜用中高平高畦はサツマイモ「コガネセンガン」の栽培に共用できる
要約 サツマイモ「コガネセンガン」の収量およびいも形状は畦幅120cmの野菜用中高平高畦と畦幅90cmのサツマイモ用高畦で変わらない。中高平高畦は野菜作とコガネセンガン作で汎用できる上、コガネセンガン作におい...
畑作酪農地帯における乾式メタン発酵の施設導入場面と利用可能原料
要約 ガレージ方式の乾式メタン発酵施設は、畑作酪農地帯において堆肥センターでの利用が想定される。肉牛ふん尿は乾式メタン発酵の原料となり、農産残渣や生ごみ等の添加によりガス発生量は増加する。 キーワー...
要約 通いコンテナの利用では、収穫作業能率への影響は品目ごとの特性によって異なり、容器代は段ボール箱並になりつつある。産地が通いコンテナを利用して有利販売を達成するには、コンテナの利用が出荷先にもメ...
要約 アシグロハモグリバエの寄主植物として、国内初確認となる12科16種を含む18科37種を確認した。被害が激しい植物と、雑草などほ場周辺での増殖場所となる可能性がある植物が明らかになった。 キーワード アシ...
太陽熱処理を活用した早出しカンショ・露地野菜の高収益畑輪作体系
要約 夏季に太陽熱処理を行ってキャベツ、ダイコン、青果カンショを早出しする3年一巡の畑輪作体系によると、除草剤や殺線虫剤の使用量を削減でき、経営規模を3haとした場合、週40時間以内の労働で約650万円の農...
国内産Olpidium brassicae sensu latoのアブラナ科系統と非アブラナ科系統は別種である
要約 国内産O. brassicae sensu latoは寄生性からアブラナ科系統と非アブラナ科系統に分かれ、アブラナ科系統はヘテロタリズム,非アブラナ科系統ではホモタリズムの交配様式で休眠胞子が形成され、rDNA-ITS領域...
要約 5種の露地野菜を対象として、産地の作型事例と気象データに基づき、北海道から九州までの1kmメッシュ単位で、作型成立の可能性を判定し、適作物・適品種や栽培適地・適作期の選定を支援する情報を、インター...
要約 5種の露地野菜を対象として、産地の作型事例と気象データに基づき、北海道から九州までの1kmメッシュ単位で、作型成立の可能性を判定し、適作物・適品種や栽培適地・適作期の選定を支援する情報を、インター...
露地野菜畑・草地におけるヒトデ混和たい肥の施用効果および施用量
要約 ヒトデ混和たい肥の施用効果は一般的なたい肥とほぼ同等であり、施用量は露地野菜畑で年間1t/10aを上限とし、草地更新時では6t/10aとする。 キーワード ヒトデ、たい肥、露地野菜、草地、カドミウム 成果の...
インドネシア西ジャワ熱帯高原におけるキャベツ根こぶ病被害抑制のための好適輪作作物
要約 〔インドネシア西ジャワのキャベツ根こぶ病激発圃場に8ヶ月間各種作物を導入した場合、レタス、ダイコン、ニンニクは休閑を上回る根こぶ病
要約 開発した移植機は2人組作業による人力けん引・人力苗供給方式で、簡易な構造であるため小型・軽量である。本機を用いることにより植え付け時の作業姿勢が大幅に改善され、60度以上の腰曲げ作業が解消でき...
要約 常総層上部の土壌溶液中の硝酸態窒素濃度は、畑作物畑では平均が7mgL-1である。硝酸態窒素濃度は1m以下の下層において30~40%減少すると推測される。 キーワード 下総台地、黒ボク土、硝酸態窒素、塩化物イ...
キャベツバーティシリウム萎凋病のキタネグサレセンチュウによる発病助長
要約 キャベツバーティシリウム萎凋病の発病は、キタネグサレセンチュウによって助長される。キャベツ定植時の本線虫密度が高いほど発病程度が高まる。本線虫防除は、本病の発病抑制対策として有効である。 キー...
国内産 Olpidium brassicae sensu latoのアブラナ科系統と非アブラナ科系統は別種である
要約 国内産O. brassicae sensu latoは寄生性からアブラナ科系統と非アブラナ科系統に分かれ、アブラナ科系統はヘテロタリズム,非アブラナ科系統ではホモタリズムの交配様式で休眠胞子が形成され、rDNA-ITS領域...