要約 小ネギ残さは、モミガラを添加してべた積みすると、夏期は4週間で堆肥化でき、小ネギ栽培に施用すると慣行堆肥と同等の収量、品質が得られ、化学肥料を3割減肥できる。 キーワード 小ネギ、残さ、堆肥、減肥...
廃棄乳の酸凝固による環境負荷物質の除去及び除去物の堆肥化処理
要約 廃棄乳に食酢を添加することにより、乳中に含まれる環境負荷物質の大半を固形化し除去できるため、浄化槽への負荷を軽減できる。除去した固形物は牛ふんと混合して堆肥化することで処理でき、堆肥の品質にも...
中山間水田における害虫総合防除等による高品位野菜生産システム
要約 防虫ネット、天敵、太陽熱処理、簡易天窓設置と送風、有機質資材の合理的施用等により、中山間水田でのアブラナ科野菜等の露地および雨よけハウス栽培において、化学合成殺虫剤80%以上削減、化学肥料50%以上...
要約 コマツナ無農薬ハウス栽培体系の導入は、無農薬栽培コマツナの食害葉率を低下させ、収量を向上させる。その結果、所得は導入前の2.2倍の10a・1作当たり約29万円に、1時間当たり所得は約1,500円に増加し、...
要約 ホウレンソウの雨よけ栽培に対応するため軽量化・小型化を図ったセル成型苗用の半自動多条移植機である。作業精度は手植えとほぼ同等で、作業能率は4∼7s・人/株で同等かやや上回り、作業姿勢が改善し、移...
給餌条件でコナガの増殖抑制に必要なコナガサムライコマユバチの放飼比率
要約 蜜源を設置したコマツナ栽培ハウスでは、株あたり0.05頭のコナガ幼虫に対して、少なくとも1:6.4の放飼比率でコナガサムライコマユバチの雌成虫を放飼すれば、増殖を抑制できる。 キーワード アブラナ科葉菜...
要約 ブドウ、モモ園で生じるせん定枝をチッパーで粉砕後、鶏ふんを添加し腐熟期間中に3回切り返し作業を行えば、せん定終了から基肥施用の間の6~8ヶ月間で完熟堆肥が生産され、環境に配慮したリサイクル農業...
要約 有効なリサイクルの手だての少ない、廃タマネギ、オカラの炭化による施用効果を明らかにした。これら炭化物は窒素、リン、カリウム、カルシウム及びマグネシウム含有率が高く、木炭に期待される保水性・排水...
開口部を防虫ネットで被覆したコマツナ栽培ハウスでの作業温熱環境の改善
要約 単棟パイプハウスの開口部に0.6mm防虫ネットを被覆した場合、コマツナが生育している高さの温湿度環境は高温期でも大きく変化しないので健全な生育が可能である。一方、作業者付近の温熱環境は過酷になるが...
要約 低温下でホウレンソウの糖度が上昇する効果、いわゆる「寒締め」効果は、根が低温に曝されることにより発現し、気温の直接的な作用は小さい。 キーワード ホウレンソウ、寒締め、低温、根、糖度 背景・ねら...
無農薬栽培コマツナの害虫に対する防草用シートと天敵バンカー法の効果
要約 コマツナ周年無農薬栽培での主要害虫キスジノミハムシとダイコンサルハムシの防除には、発生源となるアブラナ科雑草をなくす防草用シートの敷設が有効であり、アブラムシ類に対しては天敵ダイコンアブラバチ...
要約 土壌と抽出液の比率(土:液比)1:5、室温、30分の抽出条件で0.01M塩酸によって土壌から抽出されるCd(0.01M塩酸可溶性Cd)含量は豆類、麦類、野菜類等の可食部Cd含量と相関が高く、これら作物のCd含量の推定...
要約 樹皮炭を容積比で10%、培養土に混合することで、コマツナの硝酸塩含量を約30%低減できる。この際、コマツナの新鮮重や草丈に悪影響は見られない。 キーワード コマツナ、硝酸塩、炭 背景・ねらい 葉菜類に...
土壌窒素多量蓄積圃場における高C/N未分解有機物を用いた葉菜類の硝酸塩低減
要約 家畜糞堆肥の多量施用により、無機態および有機態窒素が多量に蓄積した圃場において栽培される葉菜類の硝酸塩含量の低減化のためには、稲ワラ、小麦ワラなどの施用が有効である。夏季は高C/N有機物施用後10...
要約 樹皮炭を容積比で10%、培養土に混合することで、コマツナの硝酸塩含量を約30%低減できる。この際、コマツナの新鮮重や草丈に悪影響は見られない。 キーワード コマツナ、硝酸塩、炭 背景・ねらい
葉菜...
要約 乳牛ふん堆肥の不快な臭気を除去するために、ハーブを副資材として使用した牛ふん堆肥を作製する。ハーブの混合により堆肥の発酵が促進され、有機物消失率も高まる。オレガノ使用で芳香が強く付加され、コマ...
カンキツせん定枝やシイタケ廃菌床を利用したユズ搾りかすの堆肥化法
要約 堆肥舎内で腐熟途中のカンキツせん定枝堆積物やシイタケ廃菌床にユズ搾りかすを 1/2重量比混合し5~6か月堆積することにより、ユズ搾りかすの堆肥化が可能である。 キーワード ユズ搾りかす、カンキツせん...
液肥混入式土壌埋設点滴チューブによるコマツナの高品質安定生産
要約 ハウス栽培のコマツナにおいて、点滴チューブを土壌中に埋設し、施肥、潅水を行う栽培方式により、1作2kg/10aの窒素量で栽培することができる。この栽培方式は潅水作業が楽で、コマツナの生育は良好で、体内...
防虫ネットの利用を主体とした露地コマツナ栽培の減農薬防除体系
要約 露地コマツナ栽培に発生するキスジノミハムシとアブラムシ類に対しては目合い 0.8mm防虫ネットのトンネル被覆と土壌処理粒剤等を併用する体系が慣行防除より有効である。 キーワード コマツナ、防虫ネット...
要約 収穫を朝どりから夕どりにすることにより、新鮮生重量当たりの硝酸イオン濃度は、こまつなで平均11.0%、ほうれんそうで平均14.9%低下する。 キーワード ホウレンソウ、コマツナ、硝酸塩、収穫時刻、夕どり ...