要約 破砕剪定枝は豚発酵床における敷料として単独利用及びきのこ廃菌床との混合利用が可能で、豚舎臭気の不快性が減少する。発酵床で利用後取り出し堆肥化したものは、堆肥の推奨基準を満たす。 キーワード 剪定...
高温期のハウス屋根換気によるチンゲンサイ・コマツナの高品質生産技術
要約 高温期のチンゲンサイおよびコマツナの栽培において、従来の側窓部換気に加え屋根換気を組み合わせて開口部を寒冷紗で被覆すると、 換気が良好となって高温障害が抑制され、害虫の侵入防止にも効果があり、...
要約 都産生ごみ堆肥は、窒素含有率が3%前後と高いが、施肥量を調節することによって、慣行の家畜糞堆肥と同様に利用できる。施用量は、10a当たり果菜類で2t、葉茎菜類で1~2t、根菜類で1t程度であれば、...
要約 標高750mの高冷地では、ホウレンソウをはじめとする8品目が有機栽培可能で、有機質肥料を施用し適期に作付けすれば、害虫等の防除を行わなくても化学肥料や農薬を用いた慣行栽培の80%以上の可販収量を得...
凍結乾燥法は家畜ふん堆肥の品質評価において好ましい前処理である
要約 家畜ふん堆肥を凍結乾燥法により処理すれば、加熱乾燥法よりアンモニアや低級脂肪酸の損失が少ない。コマツナ発芽試験法においても未乾燥試料に近い生育阻害結果が得られるため、凍結乾燥法は堆肥の品質評価...
要約 堆肥施用基準と土壌水分量に基づく比で抽出した被検液についてpH・EC調整を行ったうえでコマツナ発芽試験を行うことにより、実際に堆肥を施用した場合とよく一致する結果が得られる。この改良法により、作物...
コマツナ単葉を用いたオガクズ牛糞堆肥の簡易・迅速腐熱度判定法
要約 特別な装置を必要としない簡易迅速な堆肥腐熟度判定法として、堆肥の水抽出液によるコマツナ単葉の新鮮重の減少を指標とした方法を開発した。 キーワード オガクズ牛糞堆肥、腐熟度判定、単葉検定、吸水阻害...
要約 キスジノミハムシ成虫及び幼虫の温湯処理による致死温度は、50℃30秒である。したがって、熱水土壌消毒によりハウス栽培のコマツナやチンゲンサイ等のアブラナ科野菜においてキスジノミハムシによる被害を軽...
ウンシュウミカン搾りかすの微生物資材添加による短期堆肥化とその成分溶出速度
要約 ウンシュウミカン搾りかすへの微生物資材(VS34、NK-52)の添加は、堆肥化を促進する。できた堆肥を4月に土壌表面施用した場合、5ヵ月間で窒素成分のうち硝酸態窒素として9.1%、カリウムで43.0%が溶出する。...
要約 アブラナ科野菜由来のディフェンシン遺伝子およびその改変遺伝子を各々導入した組換えイネは、白葉枯病菌といもち病菌に対して複合病害抵抗性を示し、いもち病菌の各種レースに対しても非特異的である。複合...
要約 前処理装置と通電透析装置からなる処理方式で乳用牛スラリーを処理すると、BOD・SS・窒素・りん酸・カリ等の環境負荷物質が高い割合で除去され、また、回収された濃縮液は成分調整液肥としてコマツナの栽培...
リン酸緩衝液を用いたコマツナ発芽試験法による堆肥の安全性評価
要約 従来のコマツナ発芽試験法においては、堆肥抽出液のpHやECが実際に施用した場合と大きく異なる問題があった。リン酸緩衝液を用いて水抽出液のECを一定に調整すれば、pHやECの影響を低くして家畜ふ...
要約 高温期におけるコマツナの養液栽培において、NaClを培養液の0.2%程度添加すると、葉色、葉の厚さ、日持ち性、アミノ酸含量、ビタミンC含量、食味等の品質が向上する。 キーワード コマツナ、養液栽培、NaCl...
要約 杉バーク培地の高設栽培装置を利用したコマツナ栽培において、3作に1回の割合で70日タイプの肥効調節型肥料を窒素成分で5kg/a施用することにより、年間12作が可能で総収量は約3t/a得られる。 キーワード コ...
中山間地域におけるホウレンソウおよびコマツナの夏秋どり栽培技術
要約 この栽培体系は、ホウレンソウでは雨よけ資材に近紫外線カットフィルムを被覆し、シードテープによる溝底播種を行うことにより、収量の向上、省力化が図れる。コマツナでは簡易太陽熱消毒7日間処理と0.8mm...
要約 敷料として使用された後の家畜ふんと混合された古紙の堆肥化はおが屑を用いた場合と同様に進行する。出来上がった堆肥を用いた発芽試験には問題はなく、成分的には石灰含量が高い。 背景・ねらい 近年、おが...
要約 牛糞尿に紅茶フロアティを混合すると、糞尿からのアンモニアの発生を低減させる効果が認められ、併せて、においの質の改善効果も認められる。また、製造した堆肥にコマツナ種子発芽阻害は認められない。 背...
野菜由来の新規ディフェンシン遺伝子を導入したいもち病抵抗性組換えイネ系統
要約 アブラナ科野菜であるコマツナとキャベツから単離した新規ディフェンシン遺伝子およびそれらの改変遺伝子を良食味イネ品種「どんとこい」に導入した組換え体は、強いいもち病抵抗性を示し、抵抗性は後代に遺...
野菜施設栽培ほ場での塩類集積回避型肥料利用によるEC上昇抑制
要約 野菜施設栽培で、副成分を含まない塩類集積回避型肥料の施用と秋冬作の無施肥葉菜栽培により、慣行施肥よりも電気伝導度(EC)の上昇及び硫酸根含量の増加を抑えられる。 背景・ねらい 施設での野菜栽培は、...
夏期ハウス内における再生紙パルプファイバー吹き付けによるマルチング技術
要約 再生紙パルプファイバーをハウス内の畑地畝面に吹き付けることにより、マルチングする装置を共同開発した。既存のロール状紙マルチ製品と同等の地温上昇抑制効果があり、作物の生育も良い。畝面に密着するた...