近赤外分光法によるメロン糖度推定における非接触測定による精度向上
要約 光ファイバー末端を直接果実に接触させない非接触の近赤外測定法を開発し、本法をメロン果実糖度推定に応用すると、従来法よりも高い推定精度が得られる。 キーワード 近赤外分光法、非接触測定、メロン、糖...
要約 食品から摂取できる主要カロテノイド6種(α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、ルテイン、ゼアキサンチン、リコピン)を中心に、51 品目( 145 点)の果実における含有量の品目間差・品種間...
要約 CMVの弱毒株「SH208」は、アールス系メロンの他に露地メロンにも適用可能である。また、弱毒ウイルス接種による苗質、果実品質の低下は認められない。 背景・ねらい メロンでは、CMV(キュウリモザイクウイ...
スイカ灰白色斑紋ウイルス(WSMoV)によるツルナ黄化えそ病(新称)
要約 ツルナに黄化、えそ斑点症状を呈するウイルス様の病害の病原ウイルスはスイカ灰白色斑紋ウイルスと同定されたので、本病をツルナ黄化えそ病と命名する。沖縄県農業試験場・病虫部・病理研究室 背景・ねらい ...
要約 宮崎県の冬春キュウリから分離されたキュウリ斑紋ウイルスは、既報のトバモウイルス(KGMMV、CGMMV)の抗血清とは反応せず、寄生性も異なる。宮崎県総合農業試験場・環境部・病理科 背景・ねらい 宮崎県で果...
要約 ウリ科野菜幼苗(メロン、スイカ等)を使用した薬剤感受性検定法(幼苗処理法)は、ネオニコチノイド系殺虫剤等、死亡までに時間を要するワタアブラムシ防除剤の検定法に適している。熊本県農業研究センター...
要約 共同直売所では季節感の演出が必要である。そこで特定の季節に品揃えが必要な季節品目のチェックリストを作成した。 背景・ねらい 共同直売所においては、日常消費的な野菜の品揃えも大事であるが、季節感の...
非病原性Fusarium oxysporumによるトマト根腐萎凋病の生物的防除
要約 トマトとラッキョウに非病原性F.oxysporum AR4312菌を前接種し、混植すると、トマト根腐萎凋病の発病が抑制される。 背景・ねらい 現在、土壌伝染性病害の防除は化学的防除法に依存しているが、効果が不安定...
要約 施設栽培のメロン-スイカ体系における窒素施肥量を、施用有機物(牛ふん)中の全窒素量の30%、ならびに、施肥前の作土中の硝酸態窒素量相当分減肥することにより、窒素収支が改善されるとともに対照区並の収量...
要約 スクミリンゴガイは、イネ苗よりメロン、レタス、スイカやナスなどの野菜に対して高い選好性を示す。福岡県農業総合試験場・筑後分場・普通作物研究室 背景・ねらい スクミリンゴガイ被害回避対策として、水...
要約 沖縄本島のウイルス症状を呈するウリ科作物からは、ズッキーニ黄斑モザイクウイルス(ZYMV)、スイカ灰白色斑紋ウイルス(WSMV)が最も多く検出され、重複感染はパパイア輪点ウイルス(PRSV-W)とZYMV、WSMV...
卸売市場におけるメロン・スイカ・イチゴ・トマトの品質評価重要度
要約 メロン、スイカ、イチゴ、トマトを対象に、関東、東海、関西の卸売市場における品質評価基準の重要度を分析したところ、甘味の重要度が高い。また、卸売市場間での評価基準重要度の差異も認められることから...
要約 メロン・スイカ肉の熟度の違いに起因する近赤外線の散乱の影響は、散乱に起因する波長でスペクトルを除算する正規化(散乱の補正法)で取り除くことができ、糖度の予測精度が向上する。 背景・ねらい メロン...
要約 すいか、メロン等果菜類の露地栽培では、トンネルマルチ栽培が必須の技術となっているが、人力に頼っている支柱の運搬、支柱打込作業の機械化を図るため、支柱を自動的に供給し、連続的に打込作業を行うトン...
要約 スイカの子葉展開期に3~6mMのSTS(チオ硫酸銀)を散布すると多雌花性系統ほど第1雌花着生節位が低くなる。この性質を利用すると定植期(5~6葉期)までに実生集団から多雌花性系統を効率よく選抜することが...
要約 農業試験場において、転換畑でのハウスおよび露地畑を年2回利用する野菜の新作型体系を確立したのに合わせ、新技術体系の経済性を試算し、これを導入する経営計画を行い、期待される所得を明らかにした。 背...