Xylella属細菌の感染植物を早期発見するためのPCR検定法
要約 Xylella属細菌は、世界的に分布が拡大している重要病原体であり、日本への侵入も警戒される。果樹類を中心に葉焼けや枝枯れなどの症状を引き起こすが、他要因による類似症との区別が必要であり、感染植物を...
要約 市販の芝刈ロボットは、モモ、スモモ、ナシ、ブドウ、オウトウ、リンゴ、ブルーベリー、カキの果樹園の下草管理に利用でき、その際、走行の障害は簡易な方法で対策ができる。また、休耕圃場への適用では、面...
要約 クリ樹では、原発事故発生時に存在していた2年枝とともに、新生器官であるイガ、葉で放射性セシウム濃度が高い傾向があり、ブルーベリーおよびリンゴと比べて新生器官での蓄積割合が高い。熟期の早晩による...
要約 果物の家計消費が長期的な減少傾向にある中で贈答用果物への支出は一定水準を維持しており、その市場規模は約2,670億円と推計される。特に、果物生産地における地元消費者の贈答利用が顕著であり、果物の販...
要約 単身者の食料購入金額は、2人以上世帯よりも男女による違いが大きく現れる傾向を明らかにした。単身女性は同年齢で比較すると、2人以上世帯の男女のどちらよりも乳製品や生鮮果物を多く購入している。弁当...
要約 1990年代以降、気候温暖化による高温が原因と思われる果樹の生育障害の発生が多い。過去の気象推移から算出した気温上昇値をもとに、30年後の温度環境をシミュレーションすると、施設果樹での加温時期の遅れ...
要約 ブドウ、モモ園で生じるせん定枝をチッパーで粉砕後、鶏ふんを添加し腐熟期間中に3回切り返し作業を行えば、せん定終了から基肥施用の間の6~8ヶ月間で完熟堆肥が生産され、環境に配慮したリサイクル農業...
要約 モモ若木の枯死障害の発生は、冬季の強せん定が要因の一つである。大きなせん定切り口からの枯れ込みが養水分の通導を妨げ、枯死に至ると考えられる。また、主幹部と主枝の切り口の総面積が主幹部断面積を超...
背景・ねらい 経済のグローバル化が進展する中,二国間で自由貿易協定(FTA)・経済連携協定(EPA)を結ぶ動きが活発となっており,わが国でもすでにシンガポール・メキシコとの協定を締結・発効させているほか,...
負イオン/オゾン混合ガス発生装置を装着した冷温高湿貯蔵庫の開発
要約 透湿膜加湿装置、スイング式負イオン/オゾン混合ガス発生装置を装着した貯蔵庫を開発・製品化した。冷温高湿貯蔵により、品質劣化にエチレンが関与する果実や非関与の果実の鮮度を保持できるだけでなく、低...
要約 窒素形態によりももの葉面吸収は異なる。尿素態窒素、無機態窒素(アンモニア、硝酸)の吸収は速く、特に尿素態では吸収量が多い。一方、アミノ酸態窒素の吸収は緩やかで、分子量の大きいものほど吸収量は少...
要約 主要果樹の樹園地評価基準を作成した。評価は、樹園地を自然条件と土壌条件、作業条件、樹体条件に分類し、17項目のウェイト値に評価しようとする園の状態別ウェイトをそれぞれ乗算し、その合計値をもって点...
岡山県における余剰樹園地の実態と農協営農指導員の考える流動化停滞理由
要約 余剰樹園地は流動化されずに耕作放棄園化に向かっており、その6割が植え付けたままの状態で放棄されている。また、農協営農指導員は流動化が進まない理由として、樹園地貸借のルールがないことや貸借調整役...
要約 共同直売所では季節感の演出が必要である。そこで特定の季節に品揃えが必要な季節品目のチェックリストを作成した。 背景・ねらい 共同直売所においては、日常消費的な野菜の品揃えも大事であるが、季節感の...
要約 新たに宅配便産直に取り組む生産者を対象に、宅配便産直のマニュアルを作成した。マニュアルでは、宅配便産直に必要な準備や顧客開拓や顧客管理、販売管理などの留意点を記述するとともに、宅配便産直での案...
要約 休眠打破剤として、ブドウ、ナシではシアナミド、及び石灰窒素が、モモでは葉面散布剤の一種が有効であり、その使用適期は、摂氏7.2度以下の低温に、ブドウは 200~400時間、ナシは600~700時間、モモは600...
要約 根部に寄生性を有する6種ロセリニア属菌についてリボソームRNA 遺伝子rDNA)の ITS 領域を増幅し、その塩基配列を比較・解析した。ついで、白紋羽病菌のみを検出し得るプライマーを設計し、PCR法による特異...
負イオン、オゾンと冷温高湿庫によるモモ、ブドウ等果実の長期鮮度保持法
要約 負イオン(5×104個/cm3)とオゾン(50ppb)の発生装置を設置した冷温高湿庫(0℃、RH95%)に果実を貯蔵すると、オウトウ「佐藤錦」を1か月、モモ「あかつき」を1か月、ブドウ「巨峰」を3か月、ニホンナシ「幸...
要約 福島県においてオウトウショウジョウバエの発生が確認された寄主植物は、オウトウの他にソメイヨシノ、ナツグミ、クワ、ブルーベリー、ブラックベリー、ラズベリー、ナワシロイチゴ、モモ、イヌザクラ、アメ...