良食味水稲品種「つきあかり」・「にじのきらめき」の多収栽培技術
要約 良食味水稲品種「つきあかり」・「にじのきらめき」の生育目標、栽培管理方法を提示することで、多収と整粒割合70%以上の優れた玄米外観品質を得ることが可能となる。また、両品種の食味や業務用炊飯米とし...
要約 「とよめき」多収・業務加工用水稲栽培マニュアルは、現地実証を含む試験結果に基づき、多収と業務・加工適性を両立するための生育目標や栽培管理技術と、業務・加工適性評価に関する情報を提供している。 ...
要約 「さんさんまる」は、北海道での出穂期が"かなり早"に属するやや低アミロースの良食味水稲品種である。短稈で耐倒伏性に優れ、直播栽培において多収性を示すため寒地における直播栽培に適している。 キーワ...
多収性水稲品種「タカナリ」の高CO2環境下での蒸発散量は現在の水稲栽培と同程度
要約 開放系大気CO2増加実験に基づいたイネ・水田生態系の環境応答モデルの計算によると、将来の高CO2濃度環境で高い光合成能力を持つ水稲品種「タカナリ」を栽培する水田からの蒸発散量は...
要約 業務・加工利用に適した水稲品種「やまだわら」の多収栽培についてわかりやすく解説したマニュアルである。栽培技術に加えて、炊飯米の用途別適性などについても解説しており、業務・加工用米の導入を検討し...
要約 「あきだわら」多収・良食味栽培マニュアルは、多収と業務・加工適性を両立するための生育目標や栽培管理技術と、業務・加工適性評価に関する情報を提供している。 キーワード イネ、栽培マニュアル、栽培管...
耐倒伏性に優れる早生の飼料用米水稲新品種候補系統「岩手122号」
要約 「岩手122号」は、寒冷地中部では、出穂期、成熟期とも"かなり早"の粳系統である。岩手県で栽培されている飼料用米品種「つぶみのり」に比較して、耐倒伏性が強く、いもち病に強く、安定多収である。 キーワ...
インド型多収水稲品種「北陸193号」の養分吸収特性とカリウムの還元法
要約 「北陸193号」は収量が顕著に高いが、地上部重の増加や茎葉の成分濃度の増大により、窒素、リン、カリウムの吸収量が増加する。主要成分のなかでも、カリウムの吸収量が特に増加するが、20cmの高刈りにより...
要約 水稲「北陸糯216号」は寒冷地南部では早生で、米菓加工適性が高い多収の糯系統である。加工用糯米としての利用が期待されている。 キーワード イネ、糯、米菓、多収、北陸糯216号 背景・ねらい 近年、加工用...
イネの一穂籾数を増加させるQTLを導入したIR64の準同質遺伝子系統群
要約 イネ(Oryza sativa L.)品種IR64を遺伝的背景とし籾数を増加させるQTLをもつ準同質遺伝子系統群は、インド型品種の穂重型育種素材として活用できる。 キーワード イネ、準同質遺伝子系統、育種素...
要約 水稲新品種「北陸193号」は寒冷地南部での出穂期が晩生の晩に属する粳種である。玄米収量が多く、バイオエタノール用、飼料用等の新規需要米としての利用が期待できる。 キーワード イネ、バイオエタノール...
飼料用・米粉用など多用途に利用できる多収水稲新品種「ミズホチカラ」
要約 「ミズホチカラ」は出穂期が「ニシホマレ」並の中生種で、耐倒伏性が強く粗玄米収量が一般主食用米より約20%多収である。玄米品質・米飯の食味は不良であり主食用には適さないが、飼料米や米粉原料などの加...
極大粒の水稲品種「べこあおば」は7年間平均で920kg/10aの超多収を記録
要約 水稲品種「べこあおば」は、寒冷地の極多肥条件において、7年間平均で坪刈り粗玄米重920kg/10aの超多収を示す。多収要因としては、千粒重が極めて大きいためにシンク容量が大きいことが挙げられる。 キーワ...
要約 短稈で良質多収の偏穂重型品種である水稲「イクヒカリ」は、物質生産や転流に有利な草型をしている。また、根数や根重が大きい。特に、株直下の根群形成が優れている。これらの形態的特性が多収要因のひとつ...
ホールクロップサイレージ用水稲新品種「クサホナミ」の栽培特性
要約 ホールクロップサイレージ用の水稲新品種「クサホナミ」は晩生で、5月中旬に移植すると、多肥条件での黄熟期乾物収量は平方メートル当たり1800gに達する。晩植による出穂の遅れは小さく、生育期間が短くなる...
糯臭の弱い短稈の低アミロース米水稲新品種候補系統「奥羽354号」の育成
要約 中生、短稈、低アミロース米の水稲系統「奥羽354号」を育成した。飯米は粘りが強く、糯臭が少なく、冷飯の食味が優れ、食味改善のための混米用や、低温で流通する加工用原料等の利用が予定される。 背景・ね...
要約 「北陸179号」の草型は短稈の中間型、耐倒伏性は強く、穂発芽性は難で、多収性である。食味は「ミネアサヒ」より明らかに優れ、「コシヒカリ」と同等である。同系統を熊本県で奨励品種に採用し、県下の高冷...
要約 早生、短稈、やや大粒、多収の水稲紫黒米粳系統「奥羽368号」を育成した。用途は、赤飯、黒粥、だんご、寿司等の着色米飯、着色酒のための醸造用原料、等が予定される。 背景・ねらい 紫黒米特性を有する品...
要約 水稲「奥羽344号」は、アミロース含量が9%程度の低アミロース系統で、「トヨニシキ」よりやや早い中生の熟期で、良食味、多収の特徴があり、かつ冷飯の食味も優れる。このため、冷凍米飯等の利用が民間業者...
要約 水稲のハイブリッド系統「新潟交2号」は、新潟県では中生に属する粳種で ある。長稈で倒伏抵抗性はやや弱いが、コシヒカリに匹敵する極良食味である。 背景・ねらい ハイブリッドライスの育成に当たっては...