要約 「サンセミヨン」は、栽培性に優れる「笛吹」とワイン品質の良好な「グロー・セミヨン」を交雑して育成した白ワイン用ぶどうの新品種である。果房重は390gと大きく、豊産性であり、糖度も20~21%と高く、ワ...
要約 ぶどう「ロザリオビアンコ」における新梢の摘心処理により、落葉期の登熟率が高まり、翌春の発芽率が向上する。 背景・ねらい ぶどう「ロザリオビアンコ」は黄緑色系の欧州種で、食味、外観に優れることから...
要約 「サンセミヨン」は、栽培性に優れる「笛吹」とワイン品質の良好な「グロー・セミヨン」を交雑して育成した白ワイン用ブドウの新品種である。果房重は 390gと大きく、豊産性であり、糖度も高く、ワインの香...
要約 短梢せん定栽培におけるジベレリン処理の有無による、4倍体ブドウの結実特性(有核果および無核果の着粒の多少)には品種間差異があり、5品種が有核果生産に適し、6品種は無核果生産に適する。 背景・ねらい...
ブドウ育種において交雑実生の遺伝的差異を効率よくとらえるための調査法
要約 ブドウ交雑育種において、交雑実生の果実形質の遺伝的差異をとらえるためには、一つの実生について複製樹を作るよりも1樹について年次反復をして調査を行う方が効率的である。 背景・ねらい 個体の維持に比...
要約 無核化栽培された「紫玉」は、「巨峰」に比べ糖度が高く、着色が良好で「巨峰」より20日程度早く収穫できる。また、1房450~500gの果実生産が可能であり、10a当たり収量は1.7t程度である。 背景・ねらい 佐...
要約 ぶどう「安芸クイーン」の有核栽培において、強樹勢による花振るい(不受精等による果粒の歯抜け状態)が起きる場合は、調整枝の利用により、秀品率が向上し、有核栽培の着粒安定法として有効である。 背景...
要約 熊本県の平坦地において、6月上旬に播種して夜冷育苗を行い、8月上旬に定植して、10月~11月に採花する作型で高品質な切り花が得られる中生~晩生のトルコギキョウ10品種を選定した。熊本県農業研究センター...
ぶどう「ハニーシードレス」のジベレリン処理時期を遅らせることよる小粒果抑制
要約 ぶどう「ハニーシードレス」のジベレリン処理を満開7~9日後に行うことにより小粒果の着生が抑制される。 キーワード ぶどう、ハニーシードレス、ジベレリン、小粒果 背景・ねらい ぶどう「ハニーシードレス...
要約 カキ新品種「早秋」は「伊豆」に「109-27」(「興津2号」×「興津 17 号」)を交雑して育成した早生の完全甘ガキである。果実成熟期は「西村早生」とほぼ同時期で、食味良好である。 背景・ねらい 甘ガキ...
要約 SSR(Simple Sequence Repeat)を用いた DNA 分析によって、ブドウの品種識別が可能である。 背景・ねらい
最近、生物の品種や個体を特定・識別するために DNA を調べることが多い。DNA は栽培条件や...
ブドウルゴースウッド症状から分離されたブドウAウイルス(GVA)とその診断法
要約 ブドウルゴースウッド症状から分離されたひも状ウイルスを、宿主範囲、血清反応等の諸性状からブドウAウイルス(GVA)と同定し、血清学的診断法(ELISA)及び遺伝子診断法(RT-PCR)を確立した。 背景・ねらい 近...
要約 棚仕立てのブドウ「ノースレッド」は弱樹勢樹及び強樹勢樹で花振るいが多くみられ、開花始期の平均新梢長が80~90cm程度の樹勢で結実が安定した。果房重が250g以上で糖度17%程度の果実を生産するには、1新梢...
要約 「安芸クィーン」において果実品質が良好で安定収量が確保できる開花始期の新梢長は21~40cm、着果基準は葉1枚当たり0.75粒程度である。また、10a当たりの粗収益は64万円から86万円程度であり、作業労働時間...
ぶどう「藤稔」の高品質、軽労化に対応したハウス垣根仕立て栽培法
要約 垣根仕立て栽培におけるぶどう「藤稔」の早期多収と果実品質の安定化には単棟ハウスの利用が有効である。垣根仕立て栽培は平棚仕立て栽培に比べて作業の軽労化効果が高いが、枝管理の労力は多くなる。しかし...
暖地向きサイレージ用とうもろこしの高消化性・耐倒伏性品種「九交B93号」
要約 「九交B93号」は暖地向き春播き栽培用とうもろこしの高消化性・早生品種で、ホールクロップのTDN含量が既存品種より3~4%高く、抜群の耐倒伏性を示す。ごま葉枯病およびさび病抵抗性は極強である。九州農業...
要約 ぶどう「藤稔」はハウス栽培であれば北海道でも栽培可能な大粒系品種で、果皮は紫黒色、果粒は極大、果皮と果肉の分離が容易で食べやすく良食味である。 背景・ねらい 近年ぶどうの主流は「巨峰」に代表され...
要約 ブドウ「翠峰」の無核果実生産での花穂の切りつめは、満開期(第1回ジベレリン処理時)の花穂の長さが3cmとなるように行う。さらに、1房に30~35粒を着粒させることで、密着し外観の優れた果房を作ることが...
暖地向き高消化性・耐倒伏性サイレージ用とうもろこし新品種「ゆめちから」
要約 「ゆめちから」は暖地向き春播き栽培用とうもろこしの高消化性・早生品種で、ホールクロップのTDN含量が既存品種より3~4高く、抜群の耐倒状性を示す。ごま葉枯病およびさび病抵抗性は極強である。 背景・ね...
要約 超早期加温及び早期加温ハウス栽培ぶどうで被害が問題になるカンザワハダニに対し、2~4月にチリカブリダニを2~3個体/㎡、2週間間隔で3回放飼すると、高い防除効果が得られる。 背景・ねらい カンザワハ...