イチゴの樋方式高設栽培における効率的な温度制御のための架台の被覆方法
要約 イチゴの樋方式高設栽培では、11月から3月までは架台内部に黒色の吸熱用フィルムを展張し、透明フィルムで架台を密閉することにより架台内部の気温を効率よく確保できる。比較的温度の高い時期には、透明フ...
不耕起乾田直播と麦-大豆作を組み合わせた大規模水田輪作営農モデル
要約 不耕起乾田直播水稲と麦-大豆を組み合わせた大規模水田輪作営農モデル(3戸協業)を構築し、シミュレーションを行った結果、汎用型不耕起播種機を用いて5年7作の田畑輪換を行う場合、55ha前後まで規模拡大が...
要約 イチゴ品種`とちおとめ''の育苗時の窒素施用量は株当たり 140mg程度が適する。定植は花芽分化期に行い、開花期までの土壌水分をやや多めに維持して株の充実を図ることが増収につながり、地中加温を行うと生...
要約 イチゴ「濃姫」のポット育苗による促成栽培の採苗時期は、6月30日~7月10日が好適である。基肥窒素量は、10a当たり10kg程度が適当で、栽植株間は18~20cmとする。また、草勢維持のための電照時間は4時間が適...
要約 草姿中間、草勢強で、花芽分化期、成熟期が早く、2~3月のなり休みが少なく、大果、高品質、多収で、うどんこ病に強い促成栽培用イチゴ 新品種「TC-4」を育成した。 背景・ねらい 近年イチゴのうどんこ病の...
底流循環型毛管水耕による寒冷地でのメロン夏作栽培とイチゴ促成栽培の施設周年利用技術
要約 遮根シートで水流と根圏を区分し、根が水中にも伸びられるように改良した底流循環型の毛管水耕装置は、寒冷地において、メロン夏作栽培とイチゴ促成栽培の組み合わせによる同一施設の周年利用体系が採用でき...
寒冷地における短日処理によるイチゴの当年苗の花芽分化促進と端境期出荷
要約 寒・高冷地において、イチゴの早生品種の当年苗に反射性被覆資材を用いて、6月中下旬から25日間、8時間の短日処理を行うことにより、冷蔵施設を用いずに花芽分化を促進し、単価が高い9~10月の端境期...
2種の天敵の同時放飼によるイチゴ・ナスのワタアブラムシの防除効果
要約 施設栽培イチゴおよび半促成栽培ナスのワタアブラムシに対してアブラバチとショクガ タマバエを放飼するとイチゴでは放飼2週間後から60日間、ナスでは放飼1週間後から35日 間ワタアブラムシを低密度に抑制...
要約 イチゴ主要品種の「とよのか」と他品種との間で多型を示すRAPD プライマーを選定した。多くの多型バンドが検出されるプライマーや、イチゴでは増幅バンドを検出できないプライマーが認められた。 背景・ねら...
要約 少量土壌培地耕はイチゴ栽培に適応性が高く、栽培床を高床とすることで作業姿勢の改善が図られる。また培養液管理は単剤のOK-F-1を用いると利便性が良く、非循環施用に比べ栽培期間中の施肥削減が図られる循...
寒冷地における短日処理によるイチゴの当年苗の花芽分化促進と端境期出荷
要約 寒・高冷地において、イチゴの早生品種の当年苗に遮熱資材を用いて、6月中下旬から25日間、8時間の短日処理を行うことにより、冷蔵施設を用いずに花芽分化を促進し、単価が高い9~10月の端境期に出荷するこ...
要約 イチゴ‘アスカウェイブ’と‘女峰’を交雑して,新品種‘奈良7号’(仮称)を育成した。本品種はランナー発生が多い,花芽分化が早い,大果で果形の揃いが良い,食味が良い,収量性が高いなどの特長を有し,省力...
背景・ねらい `とちおとめ'は食味が良く、大果で収量性も高いことから`女峰'に代わる品種として市場や生産者の期待も大きい。しかし、肥培管理技術については、十分解明されていないことから、養分吸収量に応じた...
要約 ‘北の輝’は寒冷地並びに温暖地の露地栽培及び寒冷地の半促成栽培に適する晩生で休眠が深く、多収、大果で日持ち性に優れ、うどんこ病に強く、萎黄病にも比較的強い品種である。 キーワード 寒冷地、露地栽...
要約 四季成り性実生個体は、光中断・中温条件下で頂花房の出現葉位が低く、頂花房出現葉位と四季成り性強弱との相関が高いので、頂花房の出現葉位を指標として四季成り性個体の早期選抜が可能である。 キーワ...
要約 イチゴの休眠覚醒のための低温要求量を判定する指標として、「ランナー発生の有無」が有効である。また、本指標を用いた低温要求量についての遺伝解析では低温要求量の多い品種と少ない品種とのF1は少な...
要約 中間性イチゴ品種の‘Aiko’、‘Pajaro’は、一季成り性品種に比べ、花芽分化に対する温度・日長の許容範囲は広く、休眠覚醒後の花芽分化感受性獲得時期も早く、これらの特性は夏秋どり作型開発に利用できる。...
要約 ブドウ新品種候補「ブドウ安芸津18号」は「ピオーネ」に「レッドパール」を交雑して育成した4倍体の早生系統である。安定した結実と収量及び平均5gの無核の果粒を得るために2回のジベレリン処理を行う必...
要約 果実が大果で、食味は極めて良好、葉数、分けつ数が少なく、果数も比較的少なく、省力的特性をもつイチゴ新品種「彩のかおり」を育成した。 背景・ねらい 埼玉県のイチゴ栽培は促成栽培が主体であり、栽培さ...
要約 9月下旬定植におけるイチゴ`女峰'の収量予測法を開発した。頂果房収量は頂花房の花らい数、定植後に展開した第4葉と第5葉の大きさを、また1次えき果房収量は1次えき花房の花らい数、定植後に展開した第7葉と...