いもち病抵抗性同質遺伝子系統 「コシヒカリ新潟BL1〜8号」
要約 「コシヒカリ新潟BL1~8号」は連続戻し交配によりいもち病真性抵抗性遺伝子Pia、Pii、Pita-2、Piz、Pik、Pik-m、Piz-t、Pibを持たせた、「コシヒカリ」のいもち病抵抗性同質遺伝子系統である。 キーワー...
要約 肉用鶏のムネ肉中イノシン酸量を鶏種間で比較評価する場合は、鶏種間の差が拡大すると殺後12~24時間に測定することが望ましい。また、イノシン酸量は週齢の経過によって増加し、品種間でも差がある。 キー...
要約 130℃で9~10時間温風乾燥処理した厨房残さの、平均的な栄養価はDCP10.5%、TDN84.2%で、3カ月の常温保存では成分含量や物理性に変化は見られず、豚用飼料原料としての配合利用が可能である。ブタの発育成績と...
要約 肉用鶏の飼料に桑の葉粉末を3%添加し、出荷前4週間給与することにより飼養成績に影響無く食味が改善される。 背景・ねらい 本県では、肉用銘柄鶏“風雷どり"を作出・普及している。当場では、風雷どりの能力...
要約 水稲「エルジーシー1(わん)」は中生の粳種で種子蛋白質のうち可消化性蛋白質であるグルテリンが通常品種に比べて1/2以下に減少しており、蛋白質の摂取制限を必要とする腎臓病患者の食事療法用主食として...
要約 「こしいぶき」は、新潟県では早生の中間型に属する粳種である。品質・食味はコシヒカリ並に優れ、地域・年次による変動が少なく安定している。高温条件下でも登熟は良好である。 背景・ねらい 新潟県におけ...
要約 徳島県の特産品であるヤマモモは強い抗酸化活性とメラニン生成抑制能を有している。これらの機能性を保持・強化した食品素材(ピューレ,抽出濃縮果汁)を試作し,ジュース等の健康志向型食品が開発できる...
要約 無人ヘリコプターを利用した水稲品種「祭り晴」の湛水直播栽培は、収量・品質が安定しており、稚苗移植に比べて労働時間は50%、生産コストは20%ていど削減できる。 背景・ねらい 水稲栽培の省力化と...
要約 「根育31号」は、中生に属する調理用のばれいしょである。「男爵薯」より上いも平均一個重が大きく、上いも重及び中以上いも重が多い。そうか病抵抗性はや上いも平均一個重が大きく、上いも重及び中以上いも...
水稲中生品種の6月中旬播種乳苗移植栽培技術と水稲乾田直播の補完技術
要約 水稲中生品種を6月中旬に播種し下旬に移植する乳苗移植栽培が可能である。また、6月上旬の麦跡水稲乾田直播が断続的な降雨により不可能となった場合、準備した催芽種子を摂氏5度冷蔵保存すれば乳苗育苗に使...
要約 不耕起移植水田作土の孔隙率や窒素肥沃度を調査した結果、継続年数に伴い土壌孔隙率や窒素肥沃度が増加する傾向が見られた。作土表層の変化が大きく、作土深層や次層の変化は小さかった。 背景・ねらい 水稲...
要約 不耕起移植栽培において、ペースト肥料の側条施肥+肥効調節型肥料の苗箱施肥の組み合わせが、慣行移植栽培の施肥法に最も近い窒素吸収経過を示し、収量も優った。 背景・ねらい 水稲栽培をとりまく情勢は省...
要約 多数回の追肥が必要となる地力が低い客土水田において、基肥として被覆尿素(100日タイプ)入り複合肥料を用いることにより、客土以前の収量水準を維持しながら追肥回数の削減が可能となる。 背景・ねらい 地...
要約 雪ムロ貯蔵した米は消費者の食味評価が高く、高価格での購入意向があることから付加価値商品として流通する可能性がある。貯蔵および流通経費は既存の低温倉庫貯蔵米と同等であり、所得向上効果は高い。 背...
要約 積層フィルム表面から微細孔を開け、包装機械適性のある強度を持ち、ポリエチレン(PE)フィルムよりも酸素透過度が高く、目標値に近い透過度を持つ機能性フィルムが安定的に量産できた。このフィルムの密閉個...
要約 常温除湿乾燥は食味や胴割れ防止など米の品質向上に効果があるものの、東北地域の気象条件では乾燥速度が低く、乾燥コストも高くなる。送風温度が30℃程度の比較的低い加温乾燥は常温除湿乾燥と同等の品質が...
要約 常温除湿乾燥は食味や胴割れ防止など米の品質向上に効果があるものの、東北地域の気象条件では乾燥速度が低く乾燥コストも高くなる。送風温度が30℃程度の比較的低い加温乾燥は常温除湿乾燥と同等の品質が得...
良食味水稲新品種「玉系91号(彩の光)」の育成と準奨励品種採用(予定)
要約 麦あと栽培に適し、良食味・良質で対倒伏性強、縞葉枯病抵抗性で、脱粒性を有し普通型コンバイン収穫容易な中晩生の水稲新品種「玉系91号(彩の光)」を育成した。普通型・汎用型コンバイン収穫向けとして準奨...
要約 「東北IL3,4,5,8号」は、異なるいもち病真性抵抗性遺伝子を導入した「ササニシキ」同質遺伝子系統群である。良食味米「ササニシキ」の減農薬栽培用品種として宮城県において一部「ササニシキ」に代えて奨励...
粗飼料多給型飼育による「プリンスビーフ」と「さわやかビーフ」生産技術
要約 日本短角種の雄牛と去勢牛に粗飼料を多給して、良質の赤肉を生産する技術を開発した。肥育方法は粗飼料をTDNベースで40%給与し、仕上げ目標は雄牛:20ヵ月、670~750kg、去勢牛:24ヵ月齢、600~680kgとす...