要約 ニンジン連作畑やダイコンとニンジンの輪作畑にサトイモを作付けすると、キタネグサレセンチュウ数を減らすことができ、連作による減収を回避することが可能である。 キーワード ニンジン、ダイコン、サトイ...
要約 バレイショ「アイユタカ」は、春作・秋作とも大いもで「デジマ」より収量が多く、滑皮で目が浅くて外観に優れる。ビタミンC含有量が多く、ジャガイモシストセンチュウに抵抗性を持つ、暖地二期作栽培に適し...
要約 愛媛県農業試験場が県内の中山間地から収集・選抜を行った数系統の地ばれいしょの内、S-6は、収量が少なく、秋作での出芽が遅いが、赤皮でいもが小さく、また煮いもは粘りが強くて煮崩れが少ない特徴があり...
要約 転換畑における大豆栽培では、早生品種「ユキホマレ」の5月末~6月上旬播種により、春作業の競合回避が可能であり、大豆わい化病の感染を軽減できる可能性が高い。 キーワード 転換畑、大豆、ユキホマレ、...
要約 ばれいしょ「西海28号」は、ジャガイモシストセンチュウに抵抗性を持つとともに、そうか病にもやや強い、暖地二期作栽培に適した食用系統である。滑皮で目が浅くて外観に優れ、食味が良い。 キーワード ばれ...
ジャガイモの生理障害(イモ芯部の空洞・褐変)の発生要因と対策
要約 春作ジャガイモにおいて空洞や褐変等の生理障害が、大きな塊茎の内髄部に発 生する。茎葉が黄変する前の段階では、収穫約10日前までの日照不足や高温が障害の発生を助長する。対策としては、早掘りを避ける...
要約 乾田直播を導入した経営では,春作業の大幅な省力化による労働ピークの平準化と,単位面積当たり移植対比で10%程度のコスト低減(物財費)を実現している。新たな転作対策下においても,大規模経営では転作比...
要約 長崎県型イチゴ高設栽培システムの栽培漕及び培土を利用し、メロンの栽培を行うと、栽培期間が短縮され、果肉が締まった、糖度が全体的に高い果実の生産が可能である。長崎県総合農林試験場・野菜花き部・野...
暖地バレイショ二期作栽培条件下でのジャガイモ青枯病菌biovarの動態
要約 バレイショの暖地二期連作下では、青枯病菌は年間を通じ約104~106cfu/g乾土の密度で存在し、根圏土壌中では108~1010cfu/g乾土にまで増殖する。各種biovar(Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ)を等量混合接種し、...
要約 バレイショ品種'デジマ'の春作マルチ栽培(2月下旬植付)において、 畦立て・マルチ後に野菜用半自動移植機を用いた植付けは、芽出し作業の省力化ができ、生育・収量は、慣行栽培の植付け後畦立て・マルチ栽...
要約 中山間地のNFT栽培によるコマツナの作型別品種としては、春作では「緑富美」、夏作では「緑富美」「よかった菜」「わかな小松菜」、秋作では「緑富美」「よかった菜」、冬作では「緑富美」が適する。佐賀県...
要約 播種深度などの播種条件と苗立ち率との関係を示す重回帰式を求めることにより、播種条件に応じた適正播種量を推定できる。また、タンパク質含有率の高い種子を利用すると寒地の乾田直播においても酸素発生剤...
施設簡易軟白ねぎ栽培における窒素およびリン酸肥沃度に対応した施肥法
要約 施設軟白ねぎ栽培農家圃場の肥沃度実態は、現行の土壌診断基準値よりも高い場所が多い。環境と生産を調和させた肥培管理として、土壌硝酸態窒素含有率に対応した窒素施肥(土壌窒素10mg/100g以上で無基肥な...
要約 水稲「キヌヒカリ」の無代かき直播においては、播種前に耕耘を行い、乾土状態で酸素供給剤粉衣種子を散播する。播種後1日間湛水することで土塊が崩壊し、種子が覆土され、その後落水を8日間行うことで苗立が...
要約 伊吹ダイコンのダイコンおろしは、栽培圃場や作期により差異があるが青首ダイコンに比べて顕著に辛く、辛味成分は1.3~2.3倍含まれている。部位別辛味成分は、最下部が最上部に比べ3.2倍含まれている。また...
要約 オペレーターの確保が困難な地域営農組織に、機械化一貫体系であるM字型直播を導入することにより、3人で水稲37haの作業が可能となり、オペレーター農家は、水稲春作業の省力化により春野菜等複合部門の導...
要約 バレイショ春作・秋作時のウイルス病様症状株から検出されるジャガイモウイルスは、単独感染ではPVYが、2種以上のウイルスによる混合感染ではPVY+PVSが検出頻度が高い。長崎県総合農林試験場・環境部・病害...
ジャガイモシストセンチュウの植え付け前土壌中卵密度と収量の関係
要約 バレイショ(品種「ニシユタカ」)の収量が10%減収となるジャガイモシストセンチュウの植え付け前土壌中卵数は、春作では生土1g当たり32個、秋作では同36個と推定される。 背景・ねらい ジャガイモシストセ...
大果でネットの美しい隔離床栽培用アールスメロン新品種「アクアクイーン」
要約 隔離床栽培用アールスメロンの新品種「アクアクイーン」を育成した。この新品種は樹勢が強く、果実が大きく、果実外観、食味とも優れ、雌花の着生が良好なので栽培しやすいのが特徴である。真夏を除き、春作...
要約 不耕起移植栽培において、ペースト肥料の側条施肥+肥効調節型肥料の苗箱施肥の組み合わせが、慣行移植栽培の施肥法に最も近い窒素吸収経過を示し、収量も優った。 背景・ねらい 水稲栽培をとりまく情勢は省...