要約
養液栽培におけるミツバ立枯病の防除には、乾燥種子を「時間(分)=-1.1158×温度(℃)+65.806」(45.7℃~59.6℃の温度範囲で有効)の温度・時間条件で温湯処理するのが有効である。
バラ養液栽培における誘電率土壌水分センサを用いた給液制御が収量・切り花品質に及ぼす影響
要約 バラのロックウール栽培において、誘電率土壌水分センサを用いて培地内水分率を70 ~ 75%に制御する給液をすると、給液量と排液量を削減でき、採花本数と切り花品質が慣行に近くなる。 背景・ねらい バラの...
要約 ヒートポンプによる夏季夜間冷房を行ったバラ温室では、温室内の温湿度が低下し除湿され、夜間のバラの蒸発散量は増加する。夜間冷房を行った温室で栽培したバラは、日持ち日数が長くなり、観賞期間中の灰色...
要約 時間流量12L/hrの給水停止機構を備えたボタン型点滴潅水装置に、60の吐出孔を持つ点滴チューブを接続すれば、点滴孔当たりの時間流量0.2L/hrの極微量潅水同時施肥が可能となり、保水量が少なく、透水性の高...
要約 湛水処理するとトマトの根は先端部分より基部にかけて徐々に壊死する。エバンスブルー溶液により壊死した部分は青く染色され、生きている白い部分と区別できる。画像ソフトウェアにより画像処理することで...
要約 パプリカの早熟栽培において「フィエスタ」の台木としては「スケットC」、「伏見甘長」および「スケットK」がよい。「スペシャル」の台木は「伏見甘長」がよい。 キーワード パプリカ、早熟栽培、台木、「フ...
要約 緩液ろ過法による除菌ユニット等をエアリッチ・カンエキ方式に組み込んでや山形園試で開発した循環式養液栽培システムは、バラの栽培適応性が高く、かけ流し式養液栽培に比べて、収量、品質に大差ない栽培が...
高知方式養液栽培システムによる有機質成型培地を用いたナスの促成栽培
要約 高知方式湛液型養液栽培システムにおける有機質成型培地を用いたナスの促成栽培では、ロックウールと同等の上品収量が得られる。また、有機質成型培地は3年連用が可能である。 キーワード 有機質成型培地、...
要約 バラの養液栽培で使用されるロックウールの代替資材として、使用後の利用性及び廃棄効率に優れるもみ殻くん炭及びフェノール発泡樹脂の培地適性を検討した。両資材はロックウールと同等以上の生産性を有し、...
要約 施設(ガラス温室)栽培の長段トマトの日吸水量は、葉面積指数が1.5以上では、気象要素(飽差、日射、気温、)を説明変数とする重回帰式で精度良く推定できる。 キーワード 施設栽培、長段トマト、吸水量、...
要約 キク親株の循環式養液栽培で、培地に粉砕スギ皮を用いても、ロックウール耕と同様に半年以上にわたって挿し穂が生産でき、慣行の土耕栽培に比べて生産効率が飛躍的に高くなる。福岡県農業総合試験場・野菜花...
高知方式湛液型ロックウールシステムによる小ナス「十市」の促成栽培
要約 高知方式湛液型ロックウールシステムによる小ナス「十市」の促成栽培では、実生苗を使用し、育苗期には山崎ナス処方準拠の0.4単位、本圃では1.0単位の培、育苗期には山崎ナス処方準拠の0.4単位、本圃では1.0...
高知方式湛液型ロックウールシステムによるシシトウガラシの促成栽培
要約 高知方式湛液型ロックウールシステムによるシシトウガラシの促成栽培では育苗期には山崎ナス処方準拠の0.4単位、本圃では0.6単位の培養液を用い、摘心栽培することで、土耕に比べて著しく増収する。 背景・...
要約 高知方式湛液型ロックウールシステムによるピーマンの促成栽培では「トサヒメR」を使用し、育苗期には山崎ナス処方準拠の0.4単位、本圃では0.8単位の培養液を用いて主枝2本仕立てで栽培することで、土耕に...
高知方式湛液型ロックウールシステムによる米ナス「くろわし」の促成栽培
要約 高知方式湛液型ロックウールシステムによる米ナス 「くろわし」の促成栽培では、実生苗を使用し 、育苗期には山崎ナス処方準拠の0.4単位、本圃では1.0単位の培養液を用いることで、育苗の省力化が図られ、土...
要約 イチゴの高設栽培の培地として、コスト、収量性等から杉皮を選定した。培地量は8L/株よりも4L/株が適量である。施肥量は、全量基肥として緩効性肥料をN成分で5g/株を施用すると多収となる。大分県農業技術セ...
要約 もみがら耕装置での促成トマトの養液栽培は、土耕並みの収量が得られる。養液は大塚A処方で活着時EC1.0dS/m、第4花房開花期以降2.4dS/mで管理する。給液量は0.5L/株/回で生育に併せて回数を加減する。培地は...
要約 高糖度トマト生産用の遮根培地ユニット式養液栽培装置に適した不織布電極センサ式給液制御装置を開発した。本装置の利用により作物の吸水量に応じた自動給液管理が可能である。 背景・ねらい 静岡農試が開発...
モミガラくん炭あるいはヤシガラを培地として用いたバラの養液栽培
要約 バラの養液栽培の培地として、モミガラくん炭あるいはヤシガラを用いてアーチング方式でロックウールと同じ養液管理をすれば、株当たり採花本数はロックウールと同等であり3ヶ年以上利用できるので、代替資...
要約 ツケナ類の寒冷地型養液栽培には、ちょうほう菜とみそめちぢみ菜の適応性が高い。栽植密度はパネル当たり100株で、培養液濃度150mS/mで15分給液30分休止の管理で、定植後21~26日で収穫が可能となり、パネル...