要約 開発した自動潅水制御器は、メロン栽培では1回に株当たり100~150ccで1日最高18回の『少量高頻度潅水』を行うが、従来の水切りと異なる潅水制御により収量を落とすことなく高品質な生産ができ、減肥・節水の...
チンゲンサイ種子を用いた根群形成からみた生育促進細菌の一次選抜方法
要約 チンゲンサイ種子をホーグランド培地上で、温度28℃、5日間暗所栽培後、主根長を計測する方法により、根群形成からみた作物生育促進細菌の一次選抜が可能である。この方法を用い、根圏細菌を選抜すると、根内...
簡易埋設型ライシメーターによる砂地ハウスからの窒素溶脱量の推定
要約 かん水量の多い砂地ハウスのマルチ栽培では、バケットの側壁の高さを24cm以上とした安価な簡易埋設型ライシメーターにより、浸透水の9割以上が採取でき、窒素溶脱量の推定が可能である。 背景・ねらい 砂地...
メロンの偽受精胚珠培養における半数性胚の獲得に適した軟X線照射線量
要約 メロンの半数体獲得の目的で行う偽受精胚珠培養において、花粉の不活化に用いる軟X線は、250Gyから1KGyの間では照射線量が少ないほど半数性胚の割合とサイズの大きな胚の割合が増加する。培養時に著しく発育...
要約 ネット系メロンの抑制地這い栽培に適する赤肉系品種は「夏のクインシー」である。子づる2本仕立ての片側誘引とし、1つる1果どりとする。栽植様式はうね幅180㎝、株間60㎝(92.5株/a)とする。播種期は7月上...
要約 抑制地床栽培用の緑肉アールス系メロン新品種「秋試交2号」を育成した。この新品種はコンパクトな草姿で、つる割病に抵抗性でうどんこ病に耐病性をもつため栽培が容易である。また球形で外観が優れ、糖度が...
要約 〔要約〕トマト個体群の生体情報(葉面積指数)に基づき施肥量(窒素)、土壌水分情報(pF)に基づき灌水量をそれぞれ半自動調節する簡易な養液土耕装置を開発した。本装置を用いると、個体群葉面積と施肥量およ...
簡易埋設型ライシメーターによる砂地ハウスからの窒素溶脱量の推定
要約 かん水量の多い砂地ハウスのマルチ栽培では、バケットの側壁の高さを24cm以上とした安価な簡易埋設型ライシメーターにより、浸透水の9割以上が採取でき、窒素溶脱量の推定が可能である。 背景・ねらい 砂地...
メロンつる割病(レース1,2y)抵抗性台木新品種系統「空知台2号」
要約 「空知台2号」はメロンつる割病のレース0、レース2およびレース1,2yに対して抵抗性を有し、台木特性及び接ぎ木作業性の優れるメロン用台木品種である。 キーワード 「空知台2号」、メロンつる割病、レース1,...
要約 乾田直播を導入した経営では,春作業の大幅な省力化による労働ピークの平準化と,単位面積当たり移植対比で10%程度のコスト低減(物財費)を実現している。新たな転作対策下においても,大規模経営では転作比...
要約 ハウスメロン栽培で問題となっているメロンえそ斑点病対策として抵抗性台木の「ニューメロン」、「Perlita」を用いて栽培しても商品性のある果実の生産は可能である。 背景・ねらい メロンえそ斑点病に対...
中山間地積雪地帯における耐雪型パイプハウスの周年利用体系と経営評価
要約 中山間地積雪地帯において、耐雪型パイプハウスを利用して、基幹品目の夏秋トマト及び夏どりメロンと補完品目のホウレンソウなどを組み合わせた周年輪作体系を組み立てることにより、冬期余剰労力の有効利用...
温室メロン養液土耕栽培における高品質生産のための自動かん水法
要約 温室メロンの養液土耕栽培において、開発した応答性の良い土壌pFセンサーと かん水制御器を組み合わせた自動かん水装置は、生育段階や天候に合った少量多回数かん水が可能であり、大果でネットが良好な高糖...
非病原性Fusarium oxysporumによるトマト根腐萎凋病の生物的防除
要約 トマトとラッキョウに非病原性F.oxysporum AR4312菌を前接種し、混植すると、トマト根腐萎凋病の発病が抑制される。 背景・ねらい 現在、土壌伝染性病害の防除は化学的防除法に依存しているが、効果が不安定...
要約 ハウス汚染土壌、保菌種子、保菌・発病苗、汚染育苗土がメロンつる割病(レース1、2y)の伝染源に成り得るので、総合的な対策を講じる。種子伝染には、メロン種子の乾熱処理が有効であり、土壌伝染には、太...
要約 メロンについて、50穴セルトレイで1週間程度育苗したセル成型苗の直接定植は、活着が良好で、慣行苗と同等以上の収量性を示し、育苗期間が大幅に短縮され、省力化が図られる。6月上旬以降に定植となる露地ト...
要約 アールスメロンは両品種とも果重が1.6kg前後で、ネットは果実全体に均一に発生する。果皮色は灰白色で高級感を持ち、食味は2品種とも「市販品種」に対し、同等かあるいはそれ以上である。適応作型は「サカエ...
要約 熱水土壌消毒による地温上昇は地下20cmまでは60℃以上、地下30cmでは50℃前後であり、メロン黒点根腐病やトマト根腐萎ちょう病に対して臭化メチル(20kg/10a)と同等~やや優る防除効果がある。 背景・ねらい ...
要約 施設栽培ピーマンに萎ちょう症状を呈する新病害を、Nectria haematococca(Fusarium solani)によるピーマン立枯病と命名する。 背景・ねらい
高知県の施設栽培ピーマンに株が萎ちょうし、やがて枯死...
要約 メロン葉柄汁液の硝酸濃度は、施肥窒素量に対応しており、診断に適する採取部 位は果実直下の葉の葉柄である。施肥のポイントは汁液硝酸濃度を果実肥大期には4,000 ~5,000ppmまで上昇させ、収穫期は1,000pp...