要約 夏秋トマトの灌水施肥栽培の10a当たり窒素施用量は25kg前後が適当で、慣行栽培法に比べ、30~40%の減肥が可能であり、収穫終了後の残存肥料は少ない。6~8月の養水分管理指標は、土壌溶液のECが1.0~1.5mS/c...
要約 抑制トマトの直播栽培法は、慣行のポット育苗による移植栽培法に比べて、播種から定植までの作業時間が半分以下に省力化でき、収量も約20%増加する。この栽培法では、テープシーダーを用いて1粒播きし、出芽...
要約 いちじくのコンテナ栽培において中段位葉柄中の硝酸、カリ濃度が最も施肥レベルに対応しており、最高収量区における濃度はどちらも概ね4,000~6,000ppmである。この基準は適正施肥法の判断材料となる。 背景...
要約 陰イオン保持能力による土壌分級図を提示する。現時点で保持されている陰イオン組成は、未耕地、畑地ともに硫酸イオンが大半を占めるが、畑地化によって、未耕地には含まれない硝酸イオンが下層まで存在する...
要約 いちじくのコンテナ栽培において中段位葉柄中の硝酸、カリ濃度が最も施肥レベルに対応しており、最高収量区における濃度はどちらも概ね4,000~6,000ppmである。この基準は適正施肥法の判断材料となる。 背景...
トンネル内べたがけによるオクラ早熟栽培の幼苗期の生育安定技術
要約 オクラのトンネル早熟栽培において、マルチ、水封マルチおよびポリトンネルによる慣行の被覆様式に、さらにトンネル内に長繊維不織布のべたがけを組み合わせると、慣行より約20日早い3月上旬に播種しても...
要約 トルコギキョウの年末出荷作型における潅水施肥栽培において、片側3条2列植が適当である。また、生育の後半に潅水指標pF値を2.1程度に高めると、約14%の節水が図られ、品質も同等の切り花が得られる。 背景...
要約 〔要約〕慣行施肥72kgN/10a/年に対し、被覆尿素を使用して春肥1回施肥で39kgN/10a/年にまで窒素施肥量を削減しても、一番茶の収量・品質は低下しない。 キーワード 被覆尿素、春肥1回施肥、窒素施肥量を削...
要約 肥効調節が可能な被覆尿素を年間窒素施用量の65%程度、春肥、夏肥、秋肥に組み込んだ施肥体系によって窒素の施肥効率化と環境負荷軽減が図られ、年間窒素施用量40kgでも、有機配合肥料を主体としたこれまで...
要約 スイートピー栽培における施肥量は農家慣行に対し50%減肥しても収量、品質面での明確な差は見られない。無基肥区以外の処理区では土壌溶液中の硝酸イオン濃度は、切り花収穫期間中で概ね30~100mg/Lで推移し...
早生、多収で滑らかな食感をもつ日本麺用小麦新品種「あやひかり」
要約 小麦「あやひかり」は、早生で縞萎縮病耐性をもつ、耐倒伏性に優れた大粒の多収品種である。製粉性に優れ、麺の色相はやや劣るが、低アミロース含量で麺の食感が良い。埼玉県で準奨励品種として採用。 背景...
要約 本田の任意のイネ株にいもち病菌を無傷接種する方法を考案した。夜間に長波透過率の高い透明ポリエチレン被覆資材でイネ株を覆い、イネ体の放射冷却を妨げずに湿度を保つことによりイネ葉面に結露を生じさせ...
要約 桑園への化学肥料代替として年間窒素成分34kg/10a等量の牛糞堆肥の投入によって、10a当たり年間条桑収量3トンを確保し、肥培管理経費が節減できる。 背景・ねらい 西南暖地において安価に入手できる牛糞堆肥...
メピコートクロリド液剤処理によるブドウウィルスフリー「巨峰」の結実安定
要約 強勢なブドウ「巨峰」ウイルスフリー樹に、メピコートクロリド液剤500倍液を、8葉期に茎葉散布すると、新梢や葉、花穂の生育が抑制され、結実数が増加し有核果の割合も高くなり、結実安定が図られる。果実品...
要約 砂丘地における直播きストックの高品質切り花生産のための施肥かん水方法は、緩効性肥料を用いた全量基肥体系あるいは追肥体系から選択し、かん水量は発芽揃いから発らい期まで1回当たり5l/平方メートルを上...
要約 ピーマン‘トサヒメR’はPepper mild mottle tobamovirus(PMMoV)およびtomato mosaic tobamovirus(ToMV)に抵抗性を備え、収量、果実品質がすぐれる中長形果のF1品種である。促成栽培に適する。 ...
気象データによる水田の地温推定法を利用した土壌窒素発現の推定と適応性
要約 水田における各栽培年次の土壌窒素発現は、アメダスデータ等の気象データと水稲の葉面積指数による地温推定法を用いて推定できる。 背景・ねらい 各栽培年次における水稲生育と米の収量・品質は、主に気温と...
富山県の施設軟弱野菜栽培における肥培管理と土壌中の肥料成分集積の関係
要約 施設軟弱野菜において、牛フン堆肥や土壌改良資材を多量に施用する現況の肥培管理では、肥料成分が集積しやすく、冬期間ハウス土壌を雨ざらしにしても有効態リン酸及び交換性塩基類濃度は低下しない。 背景...
有機物連用における施設栽培キュウリ−トマト体系の効率的肥培管理技術
要約 有機物連用施設圃場のキュウリ-トマト栽培体系において、トマト栽培では連用4年目から有機物の減肥が可能である。また、有機物施用量は、作付け前土壌の腐植含有率から推測することが可能である。 背景・...
有機物連用における露地栽培レタス−ブロッコリー体系の効率的肥培管理技術
要約 有機物を連用した露地圃場のレタス-ブロッコリー栽培において、堆肥と有機質肥料を減肥しても化学施肥栽培並の収量が得られる。また、適正な有機物施用量は、作付け前土壌の腐植含有率から推定できる。 背...